夏のメンズ用ランニングウェア・パンツ選びの注意点とランニングするときのポイント

  • 2020/08/25 (火)
  • 2023/06/19 (月)

夏でも快適にランニングを楽しむために、メンズ用ランニングウェア選びには気を付けたいところです。

今回は、夏のランニングパンツの選び方について、ハーフパンツやタイツなど種類ごとに機能やポイントを紹介します。

そのほかに、ランニングをするときの注意点もまとめましたので、快適にランニングするためにぜひ参考にしてください。

夏のメンズ用ランニングウェアの注意点

夏のメンズ用ランニングウェアを選ぶとき、機能面で注意したいのは「通気性・吸汗速乾性」と「紫外線・暑さ対策」です。

なぜなら、夏は気温が高く紫外線が強いため、暑さ対策の一つとしてウェア選びが重要になるからです。

暑い夏のランニングでは大量の汗をかくので、汗で体が冷えないようにしなくてはいけません。また、長時間外で運動をするので日焼けや体調不良にも気を付ける必要があります。

快適なランニングをするために、ポイントを押さえた夏のメンズ用ランニングウェアの選び方を見ていきましょう。

通気性・吸汗速乾性

通気性や吸汗速乾性は、夏のランニングウェア選びでは欠かせない機能です。

夏は気温が高く体温が上がりやすいため、温度調整をするために通気性が必要です。ですので、熱を外に逃しやすいような通気性に優れたウェアを選びましょう。

また、汗を吸収して乾かしやすくしてくれる吸汗速乾性の優れた素材のウェアを選ぶことも重要です。汗がいつまでも残りにくく、体が冷えにくくなります。

暑い夏でも体調を崩さず快適にランニングするためには、通気性と吸汗速乾性に優れたウェア選びが重要です。

紫外線・暑さ対策

夏のランニングウェアでは、強い紫外線から身を守るためにUVケア機能付きを選びましょう。

例えば、暑い季節のランニングでは肌を露出したくなりますが、日焼け止めだけでは不十分です。特に男性は紫外線対策を疎かにしがちなので注意が必要です。

また、紫外線対策のために全身の肌を隠す人がいますが、熱が体の中にこもってしまい、熱中症になりかねません。

そこでおすすめなのが、UVケア機能と日焼け止めをセットにすることです。
さらに、吸汗速乾性と通気性の優れたウェアで熱を外に出して暑さ対策をしましょう。

夏のメンズ用ランニングパンツ選び

夏といえばハーフパンツやショートパンツと思いがちですが、実は紫外線対策を考えるとロングパンツやタイツなどもおすすめです。

そこで、それぞれ選ぶときのポイントや特徴をまとめてみました。ぜひ夏のメンズ用ランニングパンツ選びの参考にしてください。

ハーフパンツ・ショートパンツ

夏になると脚を露出して暑苦しさから解放されたくなるため、ハーフパンツやショートパンツが人気です。

ランニングパンツ選びのときは、はき心地や吸汗速乾性をチェックしましょう。

ランニングは脚を大きく動かすので、動かしやすさや走りやすさなどのはき心地が重要です。
かつ、汗でパンツが重くなったり体が冷えたりしないように吸汗速乾性が必須です。

さらに、ポケットや夜のランニングのための再帰反射素材が付いていると視認性を高められます。

もしハーフパンツやショートパンツに抵抗がある場合は、インナータイツをはくのがおすすめです。

ロングパンツ

ロングパンツは防寒性があるため冬用と思いがちですが、最近は薄手のロングパンツがあるので夏でも快適にランニングできるようになっています。

何よりも、肌の露出が少ないので紫外線対策になり、虫対策という点でもおすすめです。

機能面では、夏にロングパンツを選ぶときは吸汗速乾性とはっ水性をチェックしましょう。

汗をかいても素早く吸収して乾かしてくれることで、ロングパンツでも長時間快適にランニングできるようになります。また、急な雨でもはっ水性が備わっているかも確認しましょう。

タイツ・レギンス

ランニング用のタイツやレギンスは、ハーフパンツやショートパンツと合わせてはくのがおすすめです。UVケア機能により、ランニングをしながら紫外線対策が可能になりました。

しかも、着圧効果のあるタイツやレギンスは、ハーフパンツやロングパンツにはない、筋肉へのサポート効果があります。

脚全体に着圧がかかることで、以下のような効果が期待できます。

  • 初心者でも走りやすい
  • 筋肉のブレをサポート
  • 脚への負担軽減
  • 最近では、吸汗速乾性やUVケア機能のおかげで夏でもタイツ・レギンスが注目されています。

    夏にランニングするときの注意点

    夏に快適にランニングするためには、いくつかの注意点があります。走るときの時間帯やコース選び、水分補給やクールダウンの必要性、そして何よりも無理をしないことが大切です。

    夏は気温が高く紫外線の強い季節なので、体に負担にならないように気を付けてランニングを楽しみましょう。

    日差しが強い時間帯を避ける

    日差しが強く暑い時間帯にランニングすると、体への負担が大きく熱中症のリスクがあります。そのため、日中は避けて気温が低い早朝や夜を選ぶようにしましょう。

    ただし、日没後でもコンクリートなどコースによってはまだ熱が残っている場合があるので、路面が熱くなる前の早朝がおすすめです。

    また、ランニングを始めて間もない初心者の場合、いきなり暑い夏に走るのは危険です。まずは、日頃から屋外で過ごす時間を増やすなどして暑さに慣れるところから始めると良いでしょう。

    しっかり水分補給する

    大量の汗をかく夏のランニング中は、こまめな水分補給が欠かせません。熱中症にならないためにも、走る30分前や走った後にも水分を取ることを心掛けましょう。

    実は、汗をかくことで水分のほかにミネラルなども排出されてしまうため、水分補給にはスポーツドリンクなどもおすすめです。

    水分補給が不十分だと熱中症のリスクが高くなるほか、筋肉へのダメージにもつながるので注意してください。

    日陰が多いコースを選ぶ

    夏のランニングでは、走る時間帯のほかに走る場所選びが大切です。屋外で走るときは、日差しを避けるために日陰の多いコースを選ぶようにしましょう。

    日差しになるべく当たらないことにより、以下の効果があります。

  • 体力の消耗を抑える
  • 体感温度を下げる
  • 例えば、公園で走る場合は、舗装路のランニングコースではなく木陰のある場所や緑道がおすすめです。
    思い切ったところでは、山に走りに行くなども良いかもしれませんね。

    クールダウンする

    ランニングは全身運動なので体にはどうしてもダメージが残ります。特に、夏のランニングは負担が大きいため、クールダウンを忘れないようにしましょう。

    以下は、誰でも簡単にできるクールダウンの一例です。

  • いきなり立ち止まらず5分ほど歩き、徐々に心拍数を下げる
  • 心拍数が落ち着いたら10分ほどストレッチ
  • また、汗をかくと水分と塩分が失われるため、帰宅後に梅干しを食べるなどもおすすめです。

    ランニング後の体はダメージを受けていますれています。ぜひ、クールダウンをして体を休ませることを心掛けましょう。

    無理をしない

    夏は暑くてランニングには厳しい季節のため、気温や体調に合わせたペース配分など無理のないようにしましょう。

    もし計画通りに走れなくても、全然落ち込むことはありません。体への負担が多い季節なので、以前と同じペースで走れないのは当然のことです。

    夏のランニングは、自分が思ってる以上に体力を消耗します。そこで無理をすると、体調を崩してしまう可能性があります。

    暑さが原因で長時間走れない場合は、回数を分ける、無理せずペースを落とすなど工夫をしましょう。

    機能性の高いランニングウェアで快適なランニングを

    夏のメンズ用ランニングウェアでパンツ選びをするとき、通気性・吸汗速乾性と紫外線・暑さ対策の機能は要チェックポイントです。

    ハーフパンツやショートパンツ、ロングパンツやタイツなどそれぞれの特長を理解して選びましょう。

    そして、ランニングウェア選びだけではなく、夏にランニングするときの注意点も守って快適なランニングを楽しんでください。

    メンズランニングウェアについて詳しくはこちら

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