メンズダウンジャケットをおしゃれに着こなそう!選ぶポイントは?

  • 2020年12月23日
  • 2024年3月12日

ダウンジャケットは冬の定番アイテムですが、どれを選べば良いか、どれが自分に合うのかが分からないという人もいるのではないでしょうか。

せっかくダウンジャケットを購入するなら、ただのアウターとして着るのではなく、かっこよくおしゃれに着こなしたいものです。

そこで今回は、メンズダウンジャケットをおしゃれに着こなすコツや選ぶポイントについて紹介します。

メンズダウンジャケットの選び方


まずは、メンズダウンジャケットの選び方について紹介します。メンズダウンジャケットを選ぶときは、以下のポイントに注目して選びましょう。

ダウンと中綿の違い

ダウンジャケットの中身には、ダウンや中綿混などがあり、素材によって品質が異なります。

ダウンとは、水鳥の羽根と羽根の間に生えている丸い球状になった綿毛(ダウンボール)のことです。
タンポポの綿毛のような形をしており、羽軸を持たないため、軽量で柔らかいという特徴があります。

ダウンジャケットの品質は、ダウンがどれくらい含まれているかによって決まり、ダウンが多く含まれているほうが、保温性が高く軽量なため、価格も高くなります。

一方、中綿はポリエステルなどの化学繊維を用いて作られています。天然素材であるダウンやフェザーと比べて保温性や軽量性は劣りますが、水濡れに強いため、アウトドアに適しているという特徴があります。

現在販売されているメンズダウンジャケットは、ダウン〇%・中綿〇%など、素材を組み合わせて作られているものもあり、どれくらいの暖かさを求めるのか、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

機能性で選ぶ

メンズダウンジャケットを選ぶときは、機能性を重視しましょう。ダウンジャケットを利用するシーンによって、どんな機能が必要かを考えてみてください。

保温性

冬に屋外で活動することが多い場合、アウターとして着るメンズダウンジャケットは保温性の高いものを選ぶと良いでしょう。

ダウンジャケットの保温性は、フィルパワーという数値で示すことができ、一般的にフィルパワーが700以上あるダウンは保温性に長けた高品質なダウンだと言われています。そのため、屋外で過ごす時間が長い場合は、フィルパワーが高いダウンジャケットを選ぶのがおすすめです。

一方、屋外で過ごす時間が短い人や、車での移動が多い人など、ダウンジャケットにそれほど保温性を求めないという人は、ダウンと中綿の割合を見て、ダウンの含有量が少ないものを選んでも良いでしょう。

耐水性・はっ水性

メンズダウンジャケットを選ぶときは、耐水性・はっ水性もチェックしてください。
ダウンジャケットはとても暖かいですが、水に弱いため、雨や雪に濡れると保温性を失うという欠点があります。

そのような欠点を改善するため、ダウンジャケットのなかには、表面に耐水性の良い生地を使用するだけでなく、羽毛自体にはっ水加工を施しているタイプもあります。

ダウンジャケットを長く愛用するためにも、アウトドアなどで着る機会の多い人は特に、耐水性・はっ水性に長けた素材のダウンジャケットを選ぶようにしましょう。

通気性

メンズダウンジャケットは、保温性だけでなく、通気性にも注目して選ぶのがポイントです。

保温性に加えて通気性や吸汗速乾性の高いものを選ぶことで、蒸れを防ぎ、汗をかいても乾きやすく、快適に着用できます。

さらに、メンズダウンジャケットのなかには、熱を逃がす換気機能(ベンチレーション仕様)が付いたものや、袖口の絞りが調節できるタイプなど、通気性に配慮した商品があるので、チェックしてみてください。

サイズ感は大事

メンズダウンジャケットは、サイズ感も重要です。
ダウンジャケットなどのアウターを選ぶ場合、冬は重ね着をするからという理由で、ついつい大きめを選んでしまうという人もいるのではないでしょうか。

しかし、ダウンジャケットは、自分が発した体温でダウンに溜め込んだ空気が温まることにより保温性を保ちます。

そのため、できるだけ体にフィットするものを選ぶほうが、熱を逃がすことなく暖かい状態を保つことができるのです。

また、保温性の高いダウンジャケットを着る場合、ダウンジャケットの下にたくさんの重ね着をする必要はなく、薄手のインナー1枚で十分でしょう。

大きめのサイズを選ぶことで、着膨れしてしまうというデメリットもあるため、メンズダウンジャケットは、ジャストサイズのものを選ぶと良いでしょう。

着回ししやすい色を選ぶ

メンズダウンジャケットは、手持ちの洋服とのコーディネートを考えて、着回ししやすい色を選ぶのもおすすめです。

普段の洋服が黒・白・グレーなどのモノトーンカラーが多い場合、ダウンジャケットもモノトーンカラーにすることで、シックで統一感のあるコーディネートになります。

また、カジュアルな洋服が多いという場合は、鮮やかな色や柄もののダウンジャケットを選んで、コーディネートの主役にするのも良いでしょう。

さらに、オンでもオフでも着用したいという人は、黒や紺、グレーなど、どんな服にも合わせやすい色のダウンジャケットを1着持っておくと、ビジネスシーンでも着回ししやすいでしょう。

デザイン・丈で選ぶ

メンズダウンジャケットを選ぶときは、デザインや丈の長さもチェックしてください。
フードがあるか無いか、ステッチが多いか少ないかなどをチェックしながら、好みのデザインのものを選びましょう。

また、ダウンジャケットは丈によってもイメージが大きく異なります。ミドル丈・ハーフ丈・ショート丈・ロング丈とあるため、手持ちの洋服とのバランスを考えて、合わせやすい丈を選ぶと良いでしょう。

ロング丈のダウンを選ぶときは、メンズでもウエスト部分が絞ってあるタイプを選ぶと、スタイル良く着こなすことができます。

好きなブランドから選ぶ

メンズダウンジャケットの選び方に迷ったら、好きなブランドから選ぶというのもおすすめです。

トップスやボトムスと同じブランドのダウンジャケットを持っておけば、手持ちの洋服とも合わせやすく、統一感のあるおしゃれなコーディネートが作りやすくなります。

メンズダウンジャケットはスポーツブランドから選ぼう!

メンズダウンジャケットは、デザイン性だけでなく機能性も高いスポーツブランドから選んでみてはいかがでしょうか。メンズダウンジャケット選びにおすすめのブランドを2つ紹介します。

DESCENTE(デサント)

デサント_ロゴ

デサントは、高い機能性とスタイリッシュなデザインが人気のスポーツブランドです。

ダウンジャケットというとステッチが多くモコモコしたイメージがありますが、デサントのメンズダウンジャケットは、ステッチを最小限にとどめたデザインで、スマートに見えるのが特徴です。

また、縫わずに接着加工を施すノンキルト加工や、テントなどに用いられる防水テープを用いたシームテープ加工により、水に弱いというダウンジャケットの欠点を補い、はっ水性・耐水性を向上させているところもおすすめのポイントです。

裏地には蓄熱保温素材が使われており、フィルパワーも700以上あるため、保温力も十分です。

デサントには、シンプルでありながらおしゃれを楽しめるデザインのダウンジャケットが豊富にそろっているため、ぜひチェックしてみてください。

le coq sportif(ルコックスポルティフ)

ルコックスポルティフ ロゴ

三角形にニワトリのマークが描かれたロゴで有名なルコックスポルティフは、1882年にフランスで生まれた老舗スポーツブランドです。

ルコックスポルティフで展開されているスポーツウェアは、機能性が高いだけでなくファッション性と洗練されたデザインであるため、老若男女問わず人気を集めています。

そんなルコックスポルティフは、スポーツウェアだけでなく日常生活でも着用できるアイテムも人気があります。

ダウンジャケットは、はっ水機能と保温機能が備わっているものもあり、寒い時期に1着持っておきたい定番アイテムです。

メンズダウンジャケットのおしゃれコーデを紹介

機能性やデザイン性の高いダウンを手に入れたら、手持ちの洋服と合わせておしゃれコーデを楽しみましょう。
メンズダウンジャケットをおしゃれにコーディネートするポイントを紹介します。

トップスとボトムスを同系色で統一

赤やオレンジ、グリーンなどの鮮やかな色のメンズダウンジャケットを着るときは、中に着るトップスやボトムスを黒系や白系といった同系色でまとめると、おしゃれなコーディネートが完成します。

トップスとボトムスを同系色で合わせることで、ダウンジャケットの鮮やかさが映えるだけでなく、統一感が生まれるのです。

ダウンジャケットを含めて全身を同系色で統一する場合には、マフラーやキャップなどの小物に差し色を取り入れるのもおすすめです。

全身モノトーンで統一感を

メンズダウンジャケットを使ったコーディネートに迷ったときは、全身モノトーンで統一感を出すのもおすすめです。

モノトーンでまとめたコーディネートは、年齢に関係なく取り入れやすく、都会的でスタイリッシュなおしゃれを演出することができます。

例えば、グレーのダウンジャケットには、トップスに白、ボトムスに黒を合わせると、簡単にモノトーンコーデが完成します。

スーツと合わせて通勤コーデも

メンズダウンジャケットにはスポーティなイメージを持つ人もいますが、選び方によっては、通勤コーデにも活用することができます。

メンズダウンジャケットを通勤コーデとしてかっこよく着こなすには、スーツのジャケットの裾よりも少し長いダウンジャケットを選ぶと良いでしょう。

また、ビジネスシーンを考慮し、デザイン要素が強すぎないシンプルなものを選ぶのもポイントです。

細身のパンツでシャープに

ボリューム感のあるメンズダウンジャケットを着るときは、細身のパンツを組み合わせると、着膨れすることなくシャープな印象を与えることができます。

ボリューム感のあるダウンを着るときは、ゆったりとしたデニムやワイドパンツは避け、スキニーやテーパードパンツを組み合わせると良いでしょう。

色や柄を使い過ぎずシンプルに

鮮やかな色や柄もののメンズダウンジャケットを着るときは、全身に色や柄を使いすぎないことを心掛けましょう。
ダウンジャケット以外は、無地やワントーンなどシンプルにまとめたほうがおしゃれに決まります。

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メンズダウンジャケットのお手入れ方法は?洗濯機は使える?

メンズダウンジャケットの正しいお手入れ方法を知っておくと、お気に入りのダウンジャケットを長持ちさせることができます。

ここからは、ダウンジャケットのお手入れ方法や洗濯・保管方法について紹介します。

お手入れ方法

ダウンジャケットを着た後は、ダウンジャケットの表地に付いたホコリや汚れをブラシでさっと落としておくのがおすすめです。見た目には汚れが目立たなくても、目に見えないホコリが付着しています。

また、1ヶ月に1度程度は、軽く濡らした布でダウンジャケットの表面を拭いておくと良いでしょう。特に、首元や袖口など汚れやすい部分は、しっかりと汚れを拭き取っておくと、長持ちさせることができます。

ダウンジャケットに目に見える汚れが付いている場合は、軽く濡らしたタオルにおしゃれ着用の中性洗剤やせっけんを軽く付け、汚れた部分を拭き取り、さらに中性洗剤やせっけんもしっかりと拭き取りましょう。

洗濯方法

ダウンジャケットの洗濯方法は、クリーニングまたは手洗い(押し洗い)が基本です。
まずはダウンジャケットの洗濯表示を確認してください。

手洗いまたは洗濯機マークが付いていれば自宅でも洗濯が可能です。ダウンジャケットによって使用できる洗剤が異なりますが、自宅で洗濯が可能な場合は、中性洗剤が使えるケースが多いでしょう。

自宅で手洗い(押し洗い)する場合の手順は以下の通りです。
ただし、大きな桶での手洗いや羽毛のほぐし方にも工夫がいるので慎重な取り扱いが必要です。

①部分洗いをする

まずはフードなどを外し、汚れている部分(襟・袖口・裾・ポケット付近)を確認します。目立つ汚れは少し水を含ませたスポンジに中性洗剤を付け、軽くたたいて洗剤を汚れになじませましょう。

②全体洗いをする

ダウンジャケットを手洗いする際は、襟や袖口など汚れが目立つ部分を外側にして、ファスナーを閉めましょう。ファスナーを閉めて洗濯をすることで型崩れを予防します。

30℃以下の水を洗い桶に張って洗剤を入れ、たたんだダウンジャケットを入れたら、手のひらで30回ほどダウンジャケットを押したり持ち上げたり、位置を変えたりしながら、汚れを浮かせましょう。

30秒ほど脱水機にかけ、その間に洗い桶には新しい水を張っておきます。

③すすぐ

同じ要領で次はすすぎをしましょう。最後に30秒ほど脱水機を使って脱水します。

長時間脱水機にかけたり手できつくしぼったりすると、生地の傷みや型崩れの原因になります。脱水機にかけるのに抵抗を感じる人は、バスタオルや水泳用のタオルで水分を取ると良いでしょう。

④陰干しする

ダウンジャケットは、厚みがあってアームの長いハンガーにかけて陰干ししましょう。
厚みのあるハンガーを利用するのは、型崩れを防ぐためです。

陰干しでしばらく乾燥させたら、ダウンジャケットを下から順に優しく両手で挟むようにたたき、絡み合っている羽毛をほぐします。完全に乾くまでに数回行いましょう。

2~3日間陰干しして中の羽毛が完全に乾いたら、ダウンジャケットをさまざまな方向からほぐして整えましょう。

保管方法

洗濯後よく乾燥させたら、厚みのあるアームの長いハンガーにかけて、通気性が良く、日の当たらない場所で保管しましょう。

不織布のカバーなど通気性の良い専用のカバーをかけ、ダウンを潰さないよう衣類同士の間隔を開けて保管することをおすすめします。

また、クローゼット内には防虫剤や乾燥剤を設置し、羽毛に虫が付かないよう注意しましょう。

クリーニングから戻ってきたダウンジャケットは、ビニールに覆われていることがあります。しかし、ビニールのまま保管すると湿気がこもりやすく、カビを繁殖させる可能性があるため、クリーニング店のビニールは必ず外して通気性の良い状態で保管するようにしましょう。

また、クローゼットは定期的に換気しておくのがおすすめです。

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また、お気に入りのダウンジャケットを見つけたら、今回紹介したお手入れ方法や洗濯・保管方法を参考に、長くおしゃれを楽しんでください。

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