メンズブーツはファッションアイテムとしてはもちろん、デザインや機能性をしっかりとチェックして選べば、さまざまなシーンで活躍します。
この記事では、メンズブーツを履くおすすめのシーンや種類、コーディネートのコツを紹介します。ぜひこの機会にお気に入りのブーツを探してみてください。
メンズブーツはさまざまなシーンで活用できるアイテム
まずは、ブーツにあまりなじみのないという男性に向けて、メンズブーツはどんなシーンで活用できるのかを紹介していきます。
アウトドアシーン
はっ水性や防寒性、耐久性、グリップ性に優れたメンズブーツであれば、アウトドアシーンに活躍します。
メンズのアウトドアブーツのなかには、キャンプや山登りなどのアウトドアに適した機能性を備えていながら、街中でも使えるデザイン性の高いモデルも販売されているので、アウトドア好きな男性は1足あると便利に活用できるでしょう。
ビジネスシーン
メンズブーツはカジュアルなコーディネートに合わせて履くだけではなく、ビジネスシーンでも活用できるアイテムです。
ブーツのなかには、フォーマルな紳士靴として認知されているものもあり、素材や色、デザイン次第ではビジネスシューズとしてスーツスタイルに合わせることができます。
例えば、内羽根式※で黒やこげ茶の表革を採用したメンズブーツなどは、フォーマルなシーンに適しているでしょう。
※内羽根式:靴紐を通す穴の空いた革が、足の甲より前のアッパーに潜り込んでいる靴
バイクシーン
バイクに乗るときに履くメンズブーツのことを、ライディングブーツと呼びます。
ライディングブーツはバイクに乗ることを前提に作られたブーツなので、乗車姿勢に合わせた構造となっており、ライディングしやすくなっています。
また、見た目にこだわって作られたファッション性の高いものも増えているため、普段使い用のブーツとしてもおすすめです。
雨の日の通勤・通学シーン
はっ水性に優れたメンズブーツは、雨の日の通勤・通学シーンに活躍します。例えば、見た目は革靴のようなショートブーツはスーツや制服との相性が良いでしょう。
また、憂鬱になりがちな雨の日も、メンズブーツで足元をスタイリッシュに決めることで気分が上がるのではないでしょうか。
メンズブーツにはどんな種類がある?
メンズブーツはさまざまなシーンで履くことができますが、そのシーンに合わせて適切なブーツを選ぶことが重要です。続いては、メンズブーツの種類について紹介していきます。
マウンテンブーツ
登山靴の1種であるマウンテンブーツは、過酷な環境下でも足を保護することを目的として、はっ水性や防寒性、耐久性に優れているのが特徴です。
アッパーにはレザーが用いられることが多く、足首をカバーするためハイカットになっているのが一般的です。また、ソールに高いグリップ力を備えた素材を採用することで、安定感がある快適な履き心地で登山することができます。
さらに、マウンテンブーツのボリューム感あるフォルムやデザインは、ファッションアイテムとしても魅力的なため、カジュアルコーデにも取り入れておしゃれを楽しむ人もいます。
トレッキングブーツ
トレッキングブーツはハイキングブーツとも呼ばれ、山道などでも歩きやすいように作られたブーツを指します。
ソール部分は通常のブーツに比べると硬めで丈夫なのが特徴ですが、マウンテンブーツよりは適度なクッション性があるため、平坦な道を歩いていても足に負担がかかりにくく、舗装された山道を歩くハイキングやキャンプなどで活躍します。
もちろん、アウトドアシーンだけでなく普段使いとして履くのもおすすめです。
ワークブーツ
メンズブーツの定番であるワークブーツは、元々はハードな作業を行う労働者の足元を保護するために作られたブーツの総称を指します。
ワークブーツは、特につま先の部分に多くの工夫が施されており、ホールド力に優れたものや衝撃を軽減する素材が使われたものなど、足を保護する機能が充実しています。
また、ワークブーツの重厚感のあるフォルムはデニムとの相性も良いため、アメカジスタイルのようなカジュアルコーデはもちろん、外しアイテムとしてきれいめのコーディネートに取り入れてみるのも良いでしょう。
チャッカブーツ
チャッカブーツは2~3個の紐穴を持ったくるぶし丈のブーツで、「ポロ」という乗馬スポーツとゆかりのあるシューズです。
メンズのチャッカブーツは飾り気の少ないのが特徴ですが、さまざまな素材が採用されているため、素材の違いによってフォーマルコーデからカジュアルコーデまで、幅広いシーンに取り入れることができます。
モカシンブーツ
モカシンブーツは、ネイティブアメリカンが手縫いで仕上げたレザーシューズのモカシン縫い(アッパー部分がUの字の縫い方)を基にしたブーツです。
以前はモカシンと言えばスリッポン形式の靴が主流でしたが、現在ではスリッポン以外にも、さまざまな形状のものが展開されています。
サイドゴアブーツ
サイドゴアブーツとは、靴の両サイド部分にストレッチ性のあるゴムを使用したブーツで、脱ぎ履きがスムーズに行えるのが特徴です。
メンズのサイドゴアブーツは、スリムなシルエットですっきりとした印象があるため、カジュアルシーンはもちろん、フォーマルシーンにも合わせやすいブーツと言えるでしょう。
カントリーブーツ
カントリーブーツは、イギリス発祥のブーツで、ウィングチップと呼ばれる翼の形をしたつま先部分の革装飾と、無数の穴が開いたメダリオンの装飾が特徴です。
メンズのカントリーブーツは実用性を考えられた作りとなっていながらも、アンティークでドレッシーな印象のあるシューズのため、個性的なコーディネートに仕上がるでしょう。
レインブーツ
レインブーツとは、くるぶしやふくらはぎの高さまでカバーできる、はっ水性に優れたブーツタイプのシューズです。雨が靴の中に入りにくいですが、夏場は蒸れやすくなるため透湿性が備わっているかも重要になります。
また、メンズのレインブーツは、ラバーや塩化ビニルなどの防水素材を使用しながらも、普通のビジネスシューズとして履けるような見た目のものが多いです。
スノーブーツ
スノーブーツとは、その名の通り、雪・氷上・凍結路面などの足元が悪いときに履くブーツのことで、優れたグリップ力や防滑性の高いソールが特徴です。また、雪国で履くことを想定して設計されているため、保温性が備わったものが多いです。
最近は、普段使いしやすいデザイン性に優れたスノーブーツも増えてきているため、雪の日も足元のおしゃれを楽しむことができるでしょう。
メンズブーツ選びの基本
ここからは、メンズブーツの選び方の基本について紹介します。メンズブーツ選びで注目したいポイントを押さえておきましょう。
チェックしておきたい機能性
メンズブーツを選ぶときは、活用シーンをイメージしながら機能性をチェックしてみてください。
例えば、寒い時期にブーツを履く場合は、インナーにボアやニットが使われているような防寒性・保温性に優れたもの、アウトドアでメンズブーツを履く人は、雨や雪にも対応できるようなはっ水性に優れたものなど、環境やシーンに応じて快適に履けるものを選びましょう。
ほかにも、雪の多い地域では滑りにくいラバー素材やEVA、ヴィブラムといった防滑性・耐久性・耐摩耗性に優れたもの、路面が凍結しやすい地域ではソールにスパイクが付属したものがおすすめです。
デザインや色選びのコツ
メンズブーツのデザインや色選びは、洋服と合わせやすいかどうかも重要です。
前述の通り、メンズブーツにはさまざまな種類があり、色やデザインも豊富にあります。定番色のブーツやシンプルなデザインのブーツは、いろいろなアイテムと合わせやすいため、コーディネートを考えやすいでしょう。
また、デザイン性の高いブーツを選ぶことで、Tシャツとパンツといったシンプルな組み合わせでもブーツを主役としたおしゃれなコーディネートを作ることができます。
用途に合った丈の長さ
メンズブーツの丈は、用途によって適した長さが異なります。
例えば、雨や雪が多い時期は、ショートブーツでは靴の中が濡れてしまう場合がありますが、丈の長いブーツであれば、ふくらはぎや膝下まで足を覆えるため、雪や雨がブーツの内部に入るのを軽減することができます。
一方、ショートブーツは脱ぎ履きがしやすく、ビジネスシーンにも活用しやすいでしょう。
メンズブーツを取り扱うおすすめのブランド
メンズブーツを取り扱うブランドはアパレルからアウトドア、スポーツブランドまでさまざまあります。
そのなかでも、最近ではスポーツブランドのメンズブーツの注目が高まり、快適な履き心地を実現しながらもスタイリッシュでおしゃれなデザインが多いと人気を集めています。
ここでは、機能性だけではなくデザイン性にも優れたメンズブーツを展開するおすすめのスポーツブランドを紹介します。
DESCENTE(デサント)
デサントは、スキーや野球など数々のスポーツに特化したアイテムの開発・販売をしている日本のスポーツブランドで、スタイリッシュなデザインと機能美をストイックに追及した商品展開が特徴です。
そんなデサントから販売されているメンズブーツには、ロック機能付きファスナーが搭載された着脱しやすいモデルや、アウトソールメーカー「Vibram」(ヴィブラム)の滑りにくいアウトソールであるMEGAGRIP(メガグリップ)と、保温性や防水性などの機能、街でも履けるスタイリッシュなデザイン性を兼ね備えたモデルもあります。
さらに、機能性だけを追求しているのではなく、ファッション性も重視して作られているため、シンプルでありながらもクールな印象のメンズブーツは、秋冬コーディネートの足元をおしゃれに飾ってくれることでしょう。
メンズブーツをおしゃれに履きこなそう!コーディネートのコツ
おしゃれなメンズブーツが見つかったら、おしゃれに履きこなすためのコツも押さえておきましょう。
チノパン×ブーツ
チノパンとブーツはシンプルでありながらも、おしゃれに見える相性の良いアイテムです。
カジュアル感のあるチノパンは、マウンテンブーツのようなブーツと合わせるのも良いですが、スウェード素材やレザー調などの大人なデザインのメンズブーツで合わせてみるのもおすすめです。
例えば、黒のコートとグレーのセーター、ベージュのチノパンに黒のブーツを合わせることで、統一感のある大人のカジュアルコーデに仕上げることができます。
スラックス×ブーツ
すっきりとした足元が特徴のスラックスは、きれいめなメンズブーツと合わせてみましょう。
例えば、グレーのチェスターコートと白のニット、黒のスラックスパンツには、黒のチャッカブーツを合わせてみるのもおすすめです。
黒は重厚感のある色味ですが、シンプルできれいめなデザインのブーツを使うことで、足元が目立ちすぎないスマートなコーディネートに仕上げることができます。
アウトドアパンツ×ブーツ
アウトドアパンツはマウンテンブーツやトレッキングブーツと相性が良く、アウトドアスタイルに適しています。
ただし、上から下まですべてアウトドアな着こなしは、登山やキャンプには適していますが、タウンユースでは浮いてしまうこともあるので、シャツやニットを取り入れてバランス良く仕上げるのがおすすめです。
例えば、白ニットとグレーのアウトドアパンツ、黒のメンズブーツを合わせれば、アウトドア感が軽減されたクールなコーディネートになるでしょう。
クロップドパンツ×ブーツ
ブーツを主役としたコーディネートを楽しみたいなら、クロップドパンツとサイドゴアブーツを合わせたコーディネートはいかがでしょうか。
足元が強調されるシンプルなクロップドパンツとサイドゴアブーツの組み合わせは、ブーツの存在感を際立たせることができるので、エレガントで垢抜けた印象のコーディネートになります。
例えば、黒のレザージャケットと白のインナー、黒のクロップドパンツにブーツを合わせれば、足元がすっきりとしたスタイリッシュなコーディネートに仕上がるでしょう。
メンズブーツをコーディネートに取り入れてみよう
おしゃれは足元からと言われるように、メンズブーツは秋冬のコーディネートに一役買ってくれるアイテムです。ブーツの種類によって、カジュアル感のあるコーディネートも、きちんと感のあるコーディネートも楽しむことができるでしょう。
メンズブーツを選ぶ際は、今回紹介したおすすめのスポーツブランドもぜひ参考にしてみてください。
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