サイクリングをするときは、専用のサイクルウェアを着用することで、快適な走行を楽しむことができます。
そのサイクルウェアやアイテムを選ぶのには、いくつかのポイントがあります。
そこで今回は、ウェアやアイテム選びに悩んでいる女性に向け、サイクリングに必要なレディースサイクルウェアやアイテムの選び方について紹介します。
レディースサイクルウェアの基本を知ろう!
まずは、サイクリングをするうえで、最低限必要なレディースサイクルウェア・アイテムを紹介します。最初にそろえるべきアイテムは、トップス・ボトムス・ヘルメットの3点です。
トップス
サイクルウェアのトップスはサイクルジャージと呼ばれ、半袖と長袖があります。
サイクルジャージは半袖を用意したほうが、季節に合わせて長袖インナーやアームカバーを追加することで1年を通して着回しできるためおすすめです。ジップ式を選ぶと脱ぎ着しやすいです。
また、冬はトップスの上に着用するパーカーやジャケットがあると良いでしょう。
ボトムス
サイクリング専用のサイクルパンツは、パッド付きのタイプを選ぶのがおすすめです。長時間のサイクリングをする場合、パッドがないとサドルから振動が伝わり、お尻に負担がかかります。
パッド付きで販売されているサイクルパンツを着用するか、またはスポーツ用のショートパンツやハーフパンツなどにパッド付きのインナーパンツを組み合わせてはくのも良いでしょう。
肌の露出が気になる人は、7分丈のタイプのものもあります。
ヘルメット
サイクリングにおいて、ヘルメットは必須アイテムです。頭をカバーするだけでなく、紫外線対策が期待できます。
また、自動車のドライバーや歩行者からの視認性を高めるために、カラフルなヘルメットを着用するか反射シールなどを貼っておくことがおすすめです。
レディースサイクルウェアの選び方
続いては、レディースサイクルウェアを選ぶときのポイントについて紹介します。
機能性をチェックする
サイクルウェアは、季節や気温に合った機能性が備わっているかどうかを確認してから選ぶと良いでしょう。
特に注目したい機能性は次の通りです。
吸汗速乾性
サイクルウェアの機能性でまずチェックしたいのが、吸汗速乾性です。吸汗速乾性の高いウェアは、汗を吸収して乾かしてくれるため、汗による不快感を軽減してくれます。
また、汗ジミが気になるという人は、トップスの下に吸汗速乾性の高いインナーを着用することで、吸収された汗が乾き、汗ジミができにくくなるのでおすすめです。
ストレッチ性
ストレッチ性の高いサイクルウェアを選ぶと、動きやすいだけでなく、着脱がしやすいといったメリットがあります。
試着をする際は、前傾姿勢になってみたり、脚を交互に動かしてみたりとストレッチが効いているかどうかをチェックしましょう。
UVケア機能
夏場はUVケア機能のあるサイクルウェアを選ぶことで、暑さ対策だけでなく紫外線による負担を軽減できます。
保温性・透湿性
冬場にサイクリングをする場合、保温性はもちろんですが、体が温まってきた際に衣服内の蒸気が水滴になる前に外に逃がすことができる透湿性もチェックすると良いでしょう。
体にフィットするかどうかチェックする
サイクルウェアが体にフィットする理由は、動きやすいだけでなく、空気抵抗を減らすことでスピードを上げやすくするためです。
初めてサイクルウェアを選ぶときには、必ず試着をして体にフィットするかどうかを確認しましょう。また、なるべく縫い目の少ないウェアや着心地の良いウェアを選ぶと、快適にサイクリングを行えます。
デザイン性をチェックする
サイクルウェアは、ビビッドカラーや派手な柄もののウェアが豊富にあります。それは、見た目がおしゃれというだけでなく、走行中に他者からの視認性を高めるという理由もあります。
特に、車道を走る場合には、目立つウェアを着ることで自動車やトラックだけでなく歩行者にも気付いてもらいやすくなります。
モノトーンカラーのサイクルウェアも統一感があっておしゃれですが、その場合もシューズやヘルメットなどの小物をビビッドカラーにするなど、視認されやすいようにしておくと良いでしょう。
基本のレディースサイクルウェア以外にあると便利なアイテムの選び方
ここからは、基本のサイクルウェアと合わせて、あると便利なアイテムについて紹介します。
アウター
寒い冬の季節のサイクリングには、アウターが欠かせません。ただし、アウターを着たまま汗をかくと、汗で体が冷えてしまうことがあります。
透湿性を備えたアウターを選び、蒸れや汗冷え対策をしましょう。
グローブ
サイクリングでは、ハンドル操作やブレーキ操作が重要です。
サイクリング用のグローブは、ハンドルからの衝撃を軽減する役割や、手元を滑りにくくする役割があるため、基本のサイクルウェアと合わせて、グローブの装着もおすすめです。
アームカバー
アームカバーは、主に半袖のトップスと組み合わせて着用します。天候や気温に合わせて臨機応変に着脱できるのがメリットと言えます。
アームカバーは、紫外線対策や肌寒い季節には防寒・防風対策にもなるため、1組持っていると便利なアイテムです。
レッグカバー
レッグカバーもアームカバーと同様に、紫外線対策・防寒対策として有効です。着用中もペダリングがしやすいようなストレッチ性のあるものを選ぶと良いでしょう。
ネックウォーマー
ネックウォーマーは、冬場のサイクリングにおすすめのアイテムです。首には多くの血管が集まっているので、ネックウォーマーを着ければ体感温度が下がりにくく、快適なサイクリングが楽しめるでしょう。
ボトル
暑い夏の暑熱対策として、こまめな水分補給は欠かせません。サイクリング用のボトルは飲み口の開閉がスムーズに行えるよう設計されており、握りやすくなっているためおすすめです。
もちろん夏場だけでなく、冬場のサイクリングでも、忘れずに水分補給を行ってください。
サングラス
サングラスは紫外線だけでなく、砂ぼこりなどから目をカバーする役割があります。短時間のシティサイクルなら問題ありませんが、ある程度スピードを出したり長距離を走行したりする場合は着用しましょう。
レディースサイクルウェアの選び方をチェックしておこう!
今回は、レディースサイクルウェアやアイテムの選び方を紹介しました。
これからサイクリングを始めるという人は、機能性やデザイン性など、どんなサイクルウェアを選ぶべきかをチェックしてから、専用のサイクルウェアをそろえてみましょう。