丸山貴雄選手と武田竜選手
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スキーヤー丸山貴雄選手・武田竜選手インタビュー 「向上心ってすごく大切。」後編

全日本スキー技術選手権大会(通称:技術選)で過去5回優勝を経験しているレジェンド丸山貴雄選手と、2019年にチャンピオンに躍り出た武田竜選手のインタビュー。後編となる今回は、初めての大会に出るきっかけ、デサントのウェアとの出会い、今後の目標などを語っていただきました。

(写真左:丸山貴雄選手、右:武田竜選手)
(ライター|デサント編集部、カメラマン|矢田部裕・村本万太郎)
※インタビューは2020年3月2日に実施しました。

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アイキャッチ デサント スキーヤー丸山貴雄選手・武田竜選手

――お2人とも基礎の世界に入る前に競技スキーを経験されていますが、初めて基礎の大会に出たときのきっかけを教えてください。

デサント スキー 丸山選手

丸山選手。

丸山:僕は、大学4年生のときにインカレでレースを引退したけど、そのままスキーを辞めたくなかったから基礎を始めました。もともと基礎スキーの家系で、父の影響もありますね。それに地元も八方ですし。聖地八方って言われるくらい技術選も多くやってる土地ですから。

丸山貴雄選手のお父さんである丸山隆文さんは、技術選優勝経験のある元ナショナルデモンストレーター。

デサント スキー武田選手

武田選手。

武田:僕もそういう影響すごく強いですよ。お父さんじゃないけどうちのおじさん、スキー界のボスだから(笑)。僕、実は1回20歳のときに学連で技術選の予選は出てます。そこから10年経ってデビューですけど。

でもそのときは、基礎が全然楽しくなくて、アルペンをずっとやってたんですけど、でもどこかで基礎の世界も頭の中にあって。でも何かがないと無理だなって。だから基礎はワールドカップに出てからやろうって。で、出れて、よし、やっと基礎に行けるなと思って基礎に行ったんです。その次の年に。

武田竜選手のおじさんである佐藤譲さんは、アルペンスキーヤーとしてワールドカップで活躍し、アルペン引退後は基礎スキーに転向し技術選で優勝、ナショナルデモンストレーターも務めた。選手引退後は、新潟県ガーラ湯沢スキー場で勤務。元デサント社員でもある。

――基礎スキーが上手くなりたい人のためのポール合宿があったら良いなと思うのですが?

武田:僕はやってます、北海道で。子どもたちとか、基礎のジュニアの子たちとか。1回とか1日やったぐらいじゃどうってことないですけど、制限されたなかを滑ると、どこで曲げてどこで伸ばしてっていうのは自然と体に身に付くから、そういう意味でやらせたりします。

丸山:竜はそういうののスペシャリストだからね。僕は、バックカントリーが多くて、コブもそうなんだけど、山の地形を滑るということに慣れていくと、滑りの幅が広がると思います。

――お2人がデサントのウェアを着るようになったきっかけを教えてください。

丸山:僕は家系がデサントファミリーみたいなもんなので(笑)。ちゃんと成績出して、契約してもらえたという感じです。まあ、デサントを着るきっかけも何もデサントの道が決まってた(笑)。企画の人たち、販促の人たち、みんなそうですけど、デサントの人たちと一緒に仕事するのは、ファミリーみたいで楽しいです。

武田:僕のきっかけは・・・河野さんの電話かな(笑)。電話から始まりました(笑)。ずっと違うブランドだったけど、河野さんの電話1本で(笑)。

丸山:前のブランドのほうがイメージ強いもんね。

武田:そうですね、小さい頃から着てましたからね。アルペンを一区切りして、基礎に行くときに、河野さんに相談してデサントを着るようになりました。

丸山:良かったですよね、竜がデサント着てくれて。

河野…デサントスキーの販促担当。武田選手と同じ高校出身で元アルペンスキーヤー。

――本当にそうですね。デサントのウェアで気に入っていただいているところがあれば教えてください。

武田:デサントのウェアって毎年進化があるよね。プリントだけじゃなくて、シルエットとか中身が変わってくるから、それを見るのが楽しみです。

丸山:僕はある意味一緒に作ってるっていう気持ちが強いんで、自分が着てるのよりも、人が着てるのがすごく気になって、「あのシルエットこうしてあげたらもっとかっこよくなるな。」とか、「あの色よりこういう色のほうがキレイだよな。」とか思いますね。

デサントスキーウェアのデザインには、選手の意見が反映されています。

――丸山選手は企画側の目線なのですね。もう何年も一緒に企画の際にご意見いただいているんですか?

丸山:そうですね。もう長いですね。でも、デサントのウェアが一番似合うのは近藤さんだと思う。めっちゃ似合いますもん。チームデサントで一番似合う。自分のウェア作ってるんじゃないかな(笑)?

近藤…デサントのスキーウェアのデザイナー。近藤デザイナーのコラムはこちら

――スキー人口を昔のように増やすにはどうしたら良いでしょうか?

丸山:僕が思うのは、白馬でいうと国際化が進んでて、世界のHakuba Valleyって言われてる。日本の傾向として海外で人気って言われてるものってトレンドになりやすい。

だから、今の白馬の流れは、これから日本人がスキーをするきっかけになるんじゃないかなと思いますし、海外のスキーヤーも大切にしていきたいですね。

武田:スキー人口っていう括りになると分からないですけど、競技とか技術選とかの場では、スターがいないと無理じゃないですかね。憧れるようなスターが入れ替わりでちゃんといられることが大切なんじゃないかなと思います。

――来シーズンの目標と、将来のビジョンを教えてください。

武田:来シーズンの目標は3連覇ですね、今年中止になって2連覇だけど(笑)。気持ちはね(笑)。将来のビジョンは、ずっとスキーをやってきてるから、これからもスキーをメインに生活して、自分の子どもたちにもスキーをやらせること。それまでにちゃんと自分がお金持った大人になってないといけない(笑)。

丸山:僕も、絶対優勝目指して頑張りたい。結果がどうこうだけじゃなく、優勝を目標に、向かうことが自分への糧になるんで。

将来のビジョンとしては、今年開催されていたら技術選出場20回目だったんですよ。これだけ技術選を経験できたんで、この文化を世界に広げていきたいです。そういった活動を既にさせてもらっているので、役目をしっかり果たしていきたいです。

技術選のチャンピオンには、僕も納得できるし、世界の人が見てもすごく上手いねって言ってくれる滑りをして欲しい。自分の滑りもそれに近づけるように頑張っていきます。

――みなさんを目指して日々練習するスキーヤーに一言お願いします。

武田:上手くなりたければプロに教えてもらうのが一番なので、貴雄さんのレッスンに入って、そこで言われたことを毎日頑張って続けてください。僕はレッスンやってないから、自分のところに来てなんて言えないですからね(笑)。

――武田選手は一般スキーヤーには教えないんですか?

武田:敢えて自分では教えてないです。スターでいられるように。だから「あの人って(スクールに)本当にいるのかな?」って思われてると思います(笑)。

丸山:それはある意味大事なことだと思う。僕ら(今までの技術選チャンピオンたち)ができなかったことだから。僕は自分のレッスンは高い価格に設定してるけど、教えてますから。

僕からは、基礎でもアルペンでも、上手くなりたいとか、タイムが速くなりたいとかっていう向上心ってすごく大切で、楽しみながら仲間と共に続けていればその向上心っていうのは尽きないと思うので、その気持ちを持ち続けて、デサントウェアを着てスキーをして欲しいです。

僕らも上手く見えるウェアを頑張って作ってるから、ウェアも楽しんでくれたらと思っています。

――丸山貴雄選手・武田竜選手ありがとうございました!

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<プロフィール>

丸山貴雄選手プロフィール画像

丸山貴雄
白馬村スキークラブ

1978年11月21日生まれ

2019年 全日本スキー技術選手権大会男子総合 6位
SAJナショナルデモンストレーター

武田竜選手プロフィール画像

武田竜
ドラゴンワークス株式会社

1984年6月20日生まれ

2019年 全日本スキー技術選手権大会男子総合 1位
SAJナショナルデモンストレーター

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