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ゴルフ場は服装に関する規定(ドレスコード)が多い――というのは、ゴルフを始めた人なら聞いたことがあるはず。実際、ゴルフ場のサイトにアクセスすると、ドレスコードが必ず掲載されており、なかには「そんなに細かいことまで指示されるの?」というもの[…]

ゴルフはルール以外にマナーも重要
ここまでゴルフのルールや用語について説明してきましたが、ルールとして明文化されていなくても、ゴルフには守るべきマナーがあります。
以下で主なマナーについて説明していきます。
ほかの人が打つときは静かにする
ゴルフでは、ほかの人が打つときは静かにすることがマナーです。話し声だけでなく、スマートフォンなどもマナーモードに設定し、音が鳴らないようにしておきましょう。
自分の組だけでなく、前の組が詰まっていて追い付いてしまった場合にも周囲に気を配るようにしましょう。
使った後は原状復帰をする
ゴルフでは、プレーをして使ったもの、形が変わってしまったものをしっかりと元に戻すことが基本です。例えば、バンカーに入ったら足跡をきれいにならしておく、コースの芝を削ってしまったら目土を入れるなどです。
プレー時間をなるべく早くするように意識する
ゴルフ場ではハーフ(18ホールの半分の9ホール)のプレー時間を、2時間15分前後で終えるように設定しているところが多いです。
打つ前の準備時間や、移動時間など少しでも時間を削れるところではスピーディーにプレーをして、少しでも早くプレーを終われるように意識して動きましょう。
林や伸びたラフにボールを打ち込んでしまい、ボールを探すことも少なくありません。見つかるまで探したいという気持ちもあるかもしれませんが、ゴルフボールを探す時間は3分以内とルールで定められています。
ボール探しに時間を取りすぎないことも、スロープレーにならないようにするコツです。
クラブハウスに入る際はシューズの汚れを落とす
ゴルフ場にあるクラブハウスに入る際は、コースからの芝や砂、泥を持ち込まないため、必ずシューズに付いた汚れを落とすようにしましょう。
多くのコースでは、クラブハウス前にシューズの汚れを空気で吹き飛ばす装置(「エアガン」「エアダスター」などと呼ばれています)があるので、必ず使用してからクラブハウスに入るようにしましょう。
時間を守る
ゴルフでは、スタート時間が分単位で決められています。これはスムーズにゴルフのプレーが進行するためや、前の組と適切な間隔を空けるために決められています。
そのため遅刻をすると自分の組の人だけでなく、ゴルフ場に来ているお客さんやゴルフ場スタッフに多大な迷惑がかかります。
遅くてもスタート時間の30分前には受付を済ませ、与えられたスタート時間の10分前までにはスタートホールのティーグラウンドへ到着しておくようにしましょう。
ゴルフは服装にもルールがある!ゴルフウェアに関する基礎知識
ゴルフに関するマナーをチェックしてきましたが、ゴルフでは服装にも気を付けなければいけない点がいくつかあります。
トップスに関するルール
ゴルフウェアのトップスは、襟付きのシャツを着用するのが基本です。
襟については、タートルネックやハイネックが認められているゴルフ場もあります。冬には襟付きシャツの上にブルゾンやフリース、ダウンジャケットなどを着用しても大丈夫です。
また、ポロシャツなどのトップスの裾はタックインするのが基本です。シャツの裾が短く作られており、裾をパンツにインできないのもの以外はパンツにインしましょう。
ボトムスに関するルール
ゴルフウェアのボトムスでは、ロングパンツやハーフパンツがあります。女性の場合はこれに加えてワンピースやスカートが認められています。
また、ハーフパンツやショートパンツ、スカートに関しては、ロングソックス着用が義務とされているゴルフ場もあります。
さらに、ジーンズ素材のものやカーゴパンツ、迷彩柄が禁止されているゴルフ場もあるので、ボトムス選びの際には注意しましょう。
ドレスコードはゴルフ場によって統一されているものではないため、行く予定のあるゴルフ場に問い合わせたり、ホームページを見るなど、個別に確認するようにしましょう。
シューズに関するルール
ゴルフのプレーでは、ゴルフシューズを必ず着用するようにしましょう。
ゴルフシューズには、プラスチック状のスパイクが付いたソフトスパイクと靴底に凹凸のパターンが付いているスパイクレスシューズがあります。
金属の鋲が付いたゴルフスパイクもありますが、現在は芝を痛めるなどの理由から禁止されているゴルフ場もあるので注意しましょう。
帽子に関するルール
ゴルフのルールでは帽子着用を義務付けられてはいませんが、帽子には、夏は暑さ対策、冬は寒さ対策以外にも、飛んできたゴルフボールから頭などを守る重要な役割があります。ドレスコードとして帽子の着用を求めているゴルフ場もあります。
ゴルフ用の帽子は、キャップやサンバイザー、ハットやニット帽などさまざまなアイテムがあるので、ウェアとのコーディネートやデザインにも考慮して選びましょう。
基本のルールを覚えてゴルフを楽しもう!
ゴルフには基本的なルールやマナーが数多く存在します。もちろんプレー中だけでなく、ゴルフウェアにもいろいろな決まりがあります。
基本となるルールやマナーを覚えてゴルフを楽しみましょう。