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ルールの次はゴルフ用語もチェック!
ゴルフにはさまざまなルールが存在しますが、同時にゴルフ用語もたくさんあります。
ゴルフ初心者には聞き慣れないゴルフ用語ですが、ゴルフ中継やプレー中によく耳にする用語を簡単に解説していきます。
ゴルフクラブの名称
まずは、ゴルフクラブの名称について紹介します。
ドライバー
主にパー4、パー5のホールのティーショットで使用されるクラブで、ゴルフクラブのなかで一番飛距離が出やすい。通常はティーという道具を使用し、ボールを地面から数cm浮かせた状態で打つ。
フェアウェイウッド
地面の上から直接打てるクラブのなかで飛距離が出やすい。ドライバーを小さくしたような形状。
アイアン
三角形の厚みのある鉄板のような形状をしているゴルフクラブ。クラブの番手が複数あり、狙う飛距離によって使い分ける。
ユーティリティ
フェアウェイウッドとアイアン、両方のクラブの持つメリットを合わせたクラブ。ゴルフクラブのなかでも、比較的歴史が浅く、メーカーによっては、「ハイブリッド」「レスキュー」と呼ばれることもある。
ウェッジ
アイアンと同じような形状をしているが、クラブのボールを打つ部分(フェース面)が上を向いているため、ボールを高く上げやすい。主にグリーンへボールを運ぶために使う。
バンカーからのショットに特化したサンドウェッジと呼ばれるクラブや、アイアンセットのなかに最初から入っていることの多いピッチングウェッジなど、さまざまな種類がある。
パター
グリーンの上にボールが乗ってから、カップという穴に入れるために使うクラブ。フェース面が立っていて、ボールを転がして前に進められるようになっている。グリーンの外から使うことも可能。
コースに関する用語
次に、コースに関する用語を以下の表で解説します。
名称 | 意味 |
---|---|
ディボット跡 | グリーンにボールが着弾したときの跡や、ボールを打ち損ねて芝に穴を空けてしまったときにできる芝の損傷部分のこと。飛んでいった芝のほうを「ディボット」と呼ぶ。 |
目土 | ディボット跡に砂を入れる行為。 |
フェアウェイ | ゴルフコース内の芝を短く刈り込んである場所のこと。ボールが最も打ちやすい。 |
ラフ | ゴルフコースのなかでもフェアウェイよりも芝が長く伸びた部分。伸びている芝の影響により、次打が打ちにくい。 |
グリーン | 芝がフェアウェイよりさらに短く整えられている部分。ゴルフのカップが作ってある周囲。 |
ウォーターハザード | 池や川など、ゴルフ場に設置されている障害物の内、水に関係するものの総称。 |
バンカー | コース内にある砂地の部分。 |
ディボット跡を作ってしまったら
グリーン上にできたディボット跡はピッチマーク、ボールマークとも呼ばれ、打ったプレイヤーが自ら修復するのがマナーとされています。
アイアンでダウンブローと呼ばれる打ち方をしたときや、コース上でボールを打ち損ねて芝生に穴が空いた場合も同じくディボット跡と呼び、このケースでは目土をするのがマナーとされています。
目土は、芝の乾燥を防ぎ、生育を阻害しないという目的があります。
ウォーターハザードについて
2019年のルール改正で、ルールブック上は「ウォーターハザード」という言葉は廃止され、「レッドペナルティエリア」「イエローペナルティエリア」という呼称に統一されています。
バンカーの種類について
ホール形状に沿って作られているものをフェアウェイバンカー(クロスバンカー)、グリーンを囲むように作られているものをガードバンカーと呼びます。
また、砂ではなく芝などを長く伸ばした場所はグラスバンカーと呼ばれています。
スコアに関する用語
続いては、スコアに関する用語を表にまとめました。
名称 | 意味 |
---|---|
パー | そのホールのスコアの基準となる数字。 |
イーグル | パーを基準として、パーよりも2打少ない打数でカップインすること。 |
バーディ | パーを基準としてパーよりも1打少ない打数でカップインすること。 |
ボギー | パーを基準としてパーよりも1打多い打数でカップインすること。 |
ダブルボギー | パーを基準としてパーよりも2打多い打数でカップインすること。通称「ダボ」。 |
トリプルボギー | パーを基準としてパーよりも3打多い打数でカップインすること。通称「トリ」。 |
ゴルフ場には「パー3」「パー4」「パー5」とそれぞれのホールで何打でカップインさせられればパーになるのかが設定されています。つまり、パー3なら3打、パー4なら4打、パー5なら5打でカップインできるとパーとなります。
ほとんどのコースは、すべてのホールでスコアがパーなら、スコアが72となるようにパーが設定されています。
ショットに関する用語
最後に、ショットに関する用語を以下の表で紹介します。
名称 | 意味 |
---|---|
ティーショット | そのホールの最初のショットのこと。 |
セカンド(サード)ショット | ティーショットを1打目として、2回目に打つショット(2打目)をセカンドショット、3回目に打つショット(3打目)をサードショットと呼ぶ。 |
アプローチ | 一般的にグリーンまでの距離が短い、グリーンやピンを狙って打つショットのこと。アプローチショットとも呼ぶ。 |
チップイン | アプローチが直接カップインすること。 |
パッティング | グリーンに乗ったボールを、パターを使ってカップへ入れるショットのこと。 |
カップイン | グリーンに作られた穴をカップと言い、このカップにボールが入ること。 |
ティーショットの際に使うクラブは規定されていないので、どのクラブを使っても良いことになっています。また、ティーショットを打つ場所のことをティーイングエリア(旧ティーインググランド)と言います。