プールに行く際にスイムウェアと一緒にそろえたいのが、ジムなどのプールでは着用が義務付けられていることも多いスイムキャップです。
特に、髪の長い女性のなかには、なるべく髪が傷みにくく着け心地の良いものを手に入れたいという人も多いのではないでしょうか。
今回はスイムキャップの必要性や種類、レディース用スイムキャップの選び方などを紹介します。
レディース用スイムキャップ(帽子)はプールで泳ぐ際の重要なアイテム!
まずは、水中でかぶる帽子、スイムキャップの役割について紹介します。
髪の毛がプールに落ちないようにする
水面に髪の毛が浮いていたら、不衛生です。そのため、髪の毛がプールに落ちないよう、プールに入るときにはスイムキャップをかぶります。
泳ぎやすくする
スイムキャップをかぶる理由は、泳ぎやすさにも関係しています。
スイムキャップをかぶらない状態で泳ぐと、水の流れに合わせて髪が動き、泳ぎの邪魔になることもありますが、スイムキャップをかぶれば髪が邪魔になることはありません。
また、スイムキャップの種類によっては、水の抵抗を少なくし、泳ぎやすくなります。タイムを縮めたい人は、水の抵抗を軽減してくれるスイムキャップを選びましょう。
塩素から髪や頭皮を守る
プールには消毒のため、塩素が使用されています。
その塩素は髪や頭皮にダメージを与えるため、プールに入ると髪にパサつきが出ることもあります。髪を塩素から守るためにも、キャップをかぶりましょう。
おすすめは、ゴム製やシリコン製などの水を通さない素材のスイムキャップです。
ゴーグルを着けやすくする
ゴーグルは、水中でも視界をクリアに保つためや目の保護のために必要ですが、スイムキャップをかぶらずにそのまま着けるとゴムの部分が髪に絡まり、位置の調整や着脱に手間がかかります。
しかし、スイムキャップをかぶれば、ゴーグルのゴムが髪に絡まりにくくなります。
スイムキャップ(帽子)の種類
スイムキャップといっても、さまざまな種類があります。スイムキャップの種類によって特徴が違うため、それぞれの特徴を押さえていきましょう。
メッシュキャップ
メッシュ素材で作られたスイムキャップは通気性が良く、キャップ内の蒸れが少ないのが特徴です。
ストレッチ性が低いためサイズ選びが重要で、かぶったときに自分の頭のサイズにぴったり合うものを選びましょう。
テキスタイルキャップ
テキスタイルキャップもメッシュキャップと同じく、通気性が良いのが特徴です。テキスタイルキャップの素材は水着と同じ素材でストレッチ性が良く、着脱しやすい点がおすすめです。
髪の長い女性はテキスタイルキャップのようなストレッチ性の高いスイムキャップを選ぶと、スイムキャップの中に髪を入れやすいでしょう。
シリコンキャップ
タイムを縮めたいときや大会などに使用されることが多いのが、シリコンキャップです。シリコンキャップの特徴は、頭にしっかりフィットすることです。水の抵抗を少なくしてくれる点もおすすめです。
シリコンキャップは髪が濡れにくいため、あまり髪を濡らしたくない女性にもおすすめのスイムキャップです。
ただし、頭の締め付け感が強く、また長時間着けていると頭が蒸れることもあるため、注意しましょう。
2WAYシリコンキャップ
2WAYシリコンキャップは、外側には水を通しにくいシリコンのコーティングがしてあり、髪が濡れにくいですが、着脱しやすいという特徴があります。
シリコンキャップよりも締め付け感は弱いため、完全防水ではありませんが、長時間スイムキャップをかぶるときは2WAYシリコンキャップがおすすめです。
レディース用スイムキャップ(帽子)を選ぶポイント
レディース用スイムキャップを選ぶときのポイントを押さえていきましょう。
自分の頭のサイズに合わせて選ぶ
レディース用スイムキャップを選ぶときは、自分の頭のサイズに合わせて選びましょう。大きいサイズのスイムキャップを選ぶと、泳いでいる最中に脱げてしまうことがあります。
スイムキャップのサイズは自分の頭にぴったり合うもので、動いても脱げないかどうかをチェックしましょう。
目的や泳ぎ方に合わせて選ぶ
スイムキャップにもそれぞれ特徴があり、プールを利用するときの目的などに合わせて使用するスイムキャップを変えるのがおすすめです。
試合で着用する場合はシリコンキャップ、水中ウォーキングなどジムで長時間着用する場合は、着脱しやすい2WAYシリコンキャップやテキスタイルキャップを選ぶと良いでしょう。
練習用とレース用に分けて選ぶ
レディース用スイムキャップは、練習用とレース用で使い分けるのもおすすめです。
レースではシリコンキャップを使用し、練習など長時間着用するときはテキスタイルキャップや2WAYシリコンキャップなどを使用するなど、シーンに応じて使い分けてみましょう。
レディース用スイムキャップ(帽子)をかぶるときの注意点
続いては、レディース用スイムキャップをかぶるときには何に気を付けると良いか、注意点を紹介します。
ロングヘアはまとめてからかぶる
ロングヘアの女性は、髪を下ろしたままではスイムキャップがかぶりにくいため、髪をまとめてからスイムキャップをかぶるようにしましょう。
レディース用スイムキャップのなかにはロングヘアでもキャップ内に髪が入れやすいように、工夫がされたものもあります。ロングヘアでも使いやすいかチェックしてみてくださいね。
耳は出した状態でかぶる
基本的にレディース用スイムキャップをかぶるときは、帽子をかぶるときのように耳を出した状態でかぶりましょう。
もし、耳の中に水が入るのが気になる場合は、耳まで覆うタイプのスイムキャップがあるため、そちらを試してみてください。
強引に引っ張らない
シリコンキャップなどストレッチ性が低いスイムキャップをかぶるときに、つい引っ張りすぎてしまいますが、無理に引っ張ると破損する恐れがあります。
シリコンキャップがかぶりにくいときは水に濡らしたり、下にメッシュキャップをかぶったりすると良いです。また、引っ張るときに爪を立てないように注意しましょう。
ヘアピンや髪飾りは外す
レディース用スイムキャップをかぶるときは、ヘアピンや髪飾りは外してください。
スイムキャップを傷付け、破損する可能性があります。髪をまとめるときは、飾りのないヘアゴムがおすすめです。
スイムキャップ(帽子)とスイムウェア(水着)のコーディネート方法
レディース用スイムキャップをスイムウェアと合わせておしゃれにコーディネートしたいときは、スイムウェアは無地のものを、スイムキャップは柄ものを合わせるのがおすすめです。
シンプルなスイムウェアに柄もののスイムキャップがアクセントとなり、おしゃれに映えます。
また、スイムウェアのロゴやデザイン、ラインなどの一部とスイムキャップのカラーを合わせると統一感が出ます。
存在感のあるコーディネートがしたい人は、スイムウェアは落ち着いたブラックに、スイムキャップはビビッドカラーを選ぶのもおすすめです。
レディース用スイムキャップ(帽子)は目的に合わせて選ぼう!
レディース用のスイムキャップを選ぶときは、目的に応じて自分に合ったものを選びましょう。また、スイムウェアとの組み合わせを意識してコーディネートを考えるのもおすすめです。
おしゃれなスイムキャップをかぶって、快適に楽しく泳ぎましょう。