ラグビーの人数は何人?15人制・10人制・13人制・7人制の違いや交代人数も解説

ラグビーの人数は何人?15人制・10人制・13人制・7人制の違いや交代人数も解説

  • 2023/06/19 (月)
  • 2023/07/07 (金)

ラグビーの競技人数は、15人制・10人制・13人制・7人制の4つあるのが特徴です。

それぞれ交代人数などのルールも異なるため、プレーする際はもちろん、ラグビー観戦を楽しむためにも正しく理解しておきましょう。

この記事では、ラグビーの競技人数について詳しく解説します。

ラグビーの競技人数は何人?

ラグビーの競技人数は何人?

まずは、15人制・10人制・13人制・7人制の違いについて説明します。

15人制(ラグビーユニオン)

ラグビーの国際試合や国内リーグなどで採用されているのは、15人制(ラグビーユニオン)です。日本の高校ラグビーも、基本的には15人制となっています。

15人制ラグビーは、アイルランドのダブリンに本部を置く国際競技連盟ワールドラグビーがルールを制定しています。

フィールドでプレーする競技人数は1チーム15人で、フォワード(FW)8人、バックス(BK)7人です。

10人制(ラグビーユニオン)

10人制ラグビー(ラグビーユニオン)は、マレーシアで発祥したスポーツです。15人制と同じく国際競技連盟ワールドラグビーがルールを制定しています。

フィールドでプレーする競技人数は1チーム10人で、フォワード(FW)5人、バックス(BK)5人です。

13人制(ラグビーリーグ)

13人制のラグビー(ラグビーリーグ)は、15人制のラグビーユニオンから派生したスポーツで、イングランドのロンドンに本部を構える国際ラグビーリーグ連盟によって、ルールが制定されています。

ラグビーユニオンとラグビーリーグはもともと同じ組織でしたが、1895年に独自のプロリーグが始まったのをきっかけとして、2つの組織に分裂しました。

以降、ラグビーユニオンがプロ化を許容する1995年までの100年間にわたり、ラグビーユニオンはアマチュアスポーツとして、ラグビーリーグはプロスポーツとして独自の発展を遂げたため、ルールなどの違いが生まれています。

日本では15人制ラグビーの知名度が高いですが、13人制ラグビーも全世界30ヶ国以上の国で親しまれており、特にオーストラリアで人気が高いスポーツとなっています。

7人制(セブンス)

7人制ラグビーは、15人制ラグビーと同じ広いフィールドを使って行われます。

フィールドでプレーする人数は1チーム7人で、フォワード(FW)は3人、バックス(BK)は4人です。15人制ラグビーや10人制ラグビーと同じく、国際競技連盟ワールドラグビーがルールを制定しています。

7人制ラグビーは、試合時間が14分以内(前後半各7分以内)と短いのが特徴です。

広いフィールドを少ない人数でカバーする必要があるため、プレイヤーには高いスピード力やハンドリングスキルが求められます。

ラグビーの交代人数は何人?

ラグビーの交代人数は何人?

ラグビーでは、試合の途中で選手の交代が認められています。

ただし、スコッド(控え選手)の登録可能人数やベンチ入り可能な人数は、競技人数ごとに違いがあるため注意が必要です。

15人制(ラグビーユニオン)

15人制の主な国際試合の場合、フィールドでプレーする15人の選手を除いて、8人以内のスコッドをベンチ入りメンバーとして登録できます。

ただし、そのほかの試合については最大8人までの範囲で、試合主催者が人数を決定します。

また、試合主催者によってメンバー登録人数が23人と決められたとしても、一方のチームがフロントロー(フォワードでスクラムの最前列にいる3人)の交代選手を2人しか出せない場合、そのチームは22人しか指名することができません。

日本の高校ラグビーについては、最大25人のベンチ入りが認められています。ただし、交代可能な人数は8人で、成人ラグビーと同じです。

10人制(ラグビーユニオン)

10人制ラグビーの場合、1チームあたりの交代人数は最大5人です。

ベンチ入りできる選手は最大で15人となっており、試合主催者によっては交代可能人数が変更になる可能性もあります。

13人制(ラグビーリーグ)

13人制ラグビーの場合、1チームあたりの交代人数は最大4人となっています。フィールドでプレーする選手の人数は13人なので、17人までベンチ入り可能です。

7人制(セブンス)

7人制ラグビーの場合、1チームあたりの交代人数は最大5人です。

ベンチ入りできる選手は最大で12人ですが、試合主催者によっては交代可能人数が変更になる可能性もあります。

ラグビーの競技人数・交代人数を覚えておこう

ラグビーの競技人数・交代人数を覚えておこう

ラグビーの人数は、統括する組織によって異なり、主に15人制・13人制・10人制・7人制の4種類があります。

フィールドでプレーする選手の人数が変わると、当然ながらポジションや背番号、交代人数にも違いが出てくるため、試合観戦の際は何人制のラグビーなのかを確認しておくのがおすすめです。

ぜひこの機会にラグビーの人数を覚えて、プレーや観戦を楽しんでみてください。

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