夏のサイクルウェアの服装は?半袖、長袖、パンツなど

  • 2020/08/14 (金)
  • 2023/06/02 (金)

気持ちの良い風を受けながら、自然や街中の景色も楽しめるサイクリング。エクササイズとしてはもちろん、リフレッシュにもおすすめのスポーツです。

しかし、気温が高くなりやすい夏の季節にはいくつか注意が必要な点もあります。

今回は、夏のサイクリングをトラブルなく乗り切る鍵となる「サイクルウェア」について紹介します。これからサイクリングを始める人は、ぜひ参考にしてください。

夏のサイクルウェアの選び方

夏のサイクルウェアの選び方

では、実際に夏のサイクルウェアを選ぶとき、どのような点に気を付けて選ぶのが良いのでしょうか。ポイントは大きく分けて3つあります。

機能性で選ぶ

気温が高い夏場は大量の汗をかくケースも珍しくありません。そのような暑さ対策のために、サイクルウェアを選ぶようにしましょう。

機能性の高いウェアとして、通気性に優れたものや吸汗速乾機能付きのものが挙げられます。通気性に優れたウェアは衣服内温度の上昇を軽減し、衣服が体に張り付く不快感を減らしてくれます。

また、吸水速乾機能が付いているものも、汗を素早く吸収して乾かしてくれるため、汗冷えのリスクが軽減するでしょう。

他にも、UVケア機能で紫外線から肌を守ってくれたり、着圧機能で身体の負荷を軽減してくれるものもあります。

快適にサイクリングをするためには、便利な機能が付いているサイクルウェアを選ぶのに越したことはありません。

特に、これからサイクリングを始める方や運動を継続するのが苦手な方は、高機能なサイクルウェアを活用して負担を減らすのが良いでしょう。

素材で選ぶ

2つ目は、素材や仕立てに気を配って選ぶことです。

一般的なスポーツウェアと異なり、サイクルウェアはサイクリングのシーンに特化して作られています。

例えば、長時間乗車していてもお尻が痛くならないようクッションパッドが縫い付けられているものや、便利な収納ポケットが付いているもの、前傾姿勢を取っても背面がカバーできるよう背面が長くカッティングされているものなどがあります。

サイクルウェアによってもそれぞれ特徴が異なるので、実際に手に取ってみて選ぶのがおすすめです。

デザインで選ぶ

トレーニングを続けていくうえで、一番の障害となるのがモチベーションの維持です。特に夏は気温が高いこともあり、次第に出かけるのが億劫になってしまうケースもあるでしょう。

しかし、そんな時に気分を高めてくれるのが、自分好みのデザインをしたサイクルウェアです。お気に入りのデザインが見つかれば、自ずとサイクリングに行きたくなるはずです。

ちなみに、最近のサイクルウェアには街中でも身に着けやすいカジュアルテイストのものもあります。レーシング感のあるサイクルウェアに抵抗がある人は、そちらのタイプを選んでみても良いかもしれません。

仕立てによってフィット感が違ったり、実際に見てみると色味が違ったりすることもあるので、店頭でも確認しておくことをおすすめします。店舗で店員さんに相談してみるのも良いでしょう。

夏用インナー・アンダーウェアも大切

サイクルウェアに併せて、夏用のインナーウェア・アンダーウェアをそろえておくと、さらに快適なサイクリングが楽しめます。

サイクリング用のインナーウェアは、吸水速乾性が高いものやストレッチ性に富んだフィット感のあるものが多いです。

アンダーウェアは直接肌に触れる部分なので、サイクルウェアの下に1枚着こむだけで快適性がグンとアップします。自分の目的やサイクルシーンに合わせて選ぶようにしましょう。

夏のサイクルウェアの服装は?

夏のサイクルウェアの服装は?

では次に、夏におすすめのコーディネートを2種類ほど紹介します。

半袖サイクルウェア×サイクルパンツ

気温が高くなりがちな夏には、半袖のサイクルウェアと短いサイクルパンツを合わせるのがおすすめです。先ほど紹介したような機能性に優れたものを選べば、快適に過ごせるでしょう。

またコーディネートを決めるときは、その日の最高気温に合わせた服装をチョイスしましょう。気温が一番高い時間帯でも無理なく過ごせるよう、外の気温に対して「少し寒い」と感じる程度の薄着がおすすめです。

サイクリングをしていくうちに体が自然と温まりますが、朝や夜に服装の調整ができるように羽織れるアウターを1枚持っておくとより良いでしょう。

長袖サイクルウェア×サイクルパンツ

通気性に優れたものであれば、長袖のサイクルウェアとサイクルパンツでも涼しく過ごせます。長袖のウェアはより広い範囲にわたって日焼け予防できるため、日焼けしたくない人には特におすすめです。

ちなみに、黒いウェアは光を吸収しやすく、白いウェアは光を反射しやすいと言われています。

白いウェアは反射率が高いので熱がこもりにくいですが、光を反射した照り返しによって他の露出部分が日焼けしてしまうこともあります。対して黒いウェアは紫外線遮蔽に優れますが、熱を込めやすい性質があります。

どちらも特徴が異なるので、サイクリングをするシチュエーションによって使い分けると良いでしょう。

サイクルウェアのおすすめブランド

サイクルウェアのおすすめブランド

ここからはおすすめのサイクルウェアブランドを紹介します。どれも男性・女性ともに人気のあるおしゃれなブランドなので、ぜひチェックしてみてください。

le coq sportif(ルコックスポルティフ)

ルコックスポルティフ ロゴ

ルコックスポルティフは、1882年に創業したフランスの老舗スポーツブランドです。サイクルをはじめとして、さまざまな種目のウェアやスポーツ用品を取りそろえています。

ベーシックでスタンダードなデザインから流行を取り入れたモダンスタイルまで、デザインのラインナップが充実しているのもブランドの特徴です。

3D Jersey 3.0

体にぴったりフィットする立体設計で、レース向けジャージです。大胆なライン使いがルコックスポルティフらしさを表現しています。

Stripe Jersey

体によくフィットするように立体的に作られている、着心地の良い一品です。長時間のライドでも快適に過ごせます。

カラーは爽やかなアイスグリーンとキュートなモーブオーキッド、シンプルなホワイトの3色展開です。ルコックスポルティフ伝統のボーダーデザインが存在感を際立たせます。

夏もおしゃれなサイクルウェアで快適に走ろう

夏もおしゃれなサイクルウェアで快適に走ろう

今回は夏のサイクルウェアの選び方やおすすめのブランドについて紹介しました。

暑い夏でも快適に、そしておしゃれにサイクリングを楽しめるよう、今回お伝えしたポイントを参考にして、ぜひ自分にぴったりのサイクルウェアを見つけてみてくださいね。

サイクルウェアについて詳しくはこちら

WRITER
この記事を書いた人
ABOUT ULLR MAG.
ULLR MAG.(ウルマグ)とは?

ULLR MAG.(ウルマグ)は、「カラダから心をデザインする、ライフスタイルマガジン」です。
身体を動かすと気分が良い、夢中になれる趣味やスポーツがある、おしゃれをすると心が弾む。
暮らしの中で大切にしたい瞬間は誰にでもあります。

私たちはそんな日々のちょっとした喜びを、
一人でも多くの人へ届けたいと考えています。