サイクリングをするにあたって、ウェアや持ち物などサイクリング用のアイテムをそろえることは重要です。
今回は、サイクルウェアやそのほかに必要なアイテム、あると便利なアイテムについて紹介します。しっかりと万全な準備をしてサイクリングを楽しんでください。
サイクルウェアはサイクリングに必須のアイテム!
まずは、サイクリングに必須のアイテム、サイクルウェアについて解説します。
トップス
サイクルウェアのトップスは、着脱しやすいオープンファスナーになったサイクルジャージが主流です。
サイクルジャージは、体にフィットした構造で空気抵抗を軽減でき、汗を吸って乾かしてくれる吸汗速乾性が備わったものが多いです。
また、背中にはポケットが付いているものもあり、小物を入れることができます。
ゆったりとしたサイズよりも、体にフィットするサイズこそがサイクルジャージの効果が発揮されやすいため、自分に合ったサイズを選びましょう。
ボトムス
サイクルウェアのボトムスは、サイクルパンツが基本です。
パンツに付いているパッドが、サドルからの衝撃を軽減してくれます。サイクルパンツは、サイクルジャージ同様に体にフィットする構造で、空気抵抗が少なくペダリングがしやすくなっています。
また、サイクルパンツのほかにも、普通のボトムスの下にはけるインナーパンツも販売されています。インナーパンツはパッド付きのメッシュ素材で、サイクルパンツに抵抗がある人におすすめです。
サイクルウェア以外にそろえておくべきアイテムは?
続いては、サイクリングで持って行くべきアイテムを紹介します。
ヘルメット
万が一のときに頭をカバーするヘルメットは、サイクリングを楽しむための必須アイテムと言えます。ヘルメットを選ぶときは、実際に試着をして頭のサイズに合ったもの、通気性の良いものを選びましょう。
ライト
無灯火でのサイクリングは道路交通法違反となるので、前方を照らすフロントライトと反射器材を備えていない場合は、後方を照らすバックライトを必ず装着するようにしましょう。
都道府県によって決まりは異なりますが、フロントライトは「白色」または「淡黄色」、バックライトは「赤色」が基本の色となっています。
また、ライトは道路を照らすだけではなく、自分の存在を知らせる役割があります。
サイクルウェア以外にあると便利なアイテム
続いては、サイクリングをするにあたって、あると便利なアイテムを紹介していきます。
アウター
サイクリングの防寒着として、ウィンドブレーカーはオールシーズン活躍します。
夏場でも突然の雨に降られると体が冷えることから、はっ水性の高いウィンドブレーカーを1着は持っておきたいところです。折り畳むとコンパクトになるタイプを選んで、バックポケットに入れておくと良いでしょう。
アームカバー
アームカバーは、二の腕から手首にかけて着用することで紫外線対策になります。
夏用は吸汗速乾性や通気性が備わっているものが多いので暑くなりにくく、蒸れにくいのが特徴です。
レッグカバー
紫外線対策として、レッグカバーもおすすめです。
レッグカバーを着用することで、肌が露出する太ももから足首にかけての紫外線対策ができます。アームカバー同様に、吸汗速乾性や通気性があるものを選びましょう。
グローブ
サイクルグローブは、手の甲の紫外線対策やハンドルからの衝撃軽減、滑り止めなどの効果が期待できます。
手汗をかきやすい時期は、指の第二関節から先のないハーフフィンガー指切りタイプを使うのがおすすめです。紫外線対策として着用する場合は、フルフィンガーのタイプを選ぶと良いでしょう。
シューズカバー
シューズカバーは靴の上から着用するアイテムです。シューズカバーには、エアロ効果のある空気抵抗削減用、はっ水機能のある雨対策用、秋冬に使える防寒用など、種類が豊富に取りそろえられています。
バンダナ
バンダナは、後ろで結んでヘルメットの下にかぶることが多く、バンダナをヘルメットの下にかぶることで、頭部にかく汗を吸収してくれます。
少し長めで首までカバーできることから、首の部分の紫外線対策にも使われています。
ネックウォーマー
ネックウォーマーは、冬のサイクリングの防寒対策に欠かせないアイテムです。
マフラーと違い、頭からかぶって着用するネックウォーマーは、首から外れることがほとんどないため、落としてギアに巻き込まれるといった危険を回避できます。
サイクリング用シューズ
サイクリング用シューズは、ビンディングシューズと呼ばれ、ペダルにシューズがはまり、足を回す軽い動作で、ペダルをこぐことができます。
坂道をスムーズに上れたり、長距離のサイクリングが楽になったり、スピードがより出るようになったりと、サイクリングを快適に楽しめるでしょう。
サングラス
サングラスは、目に異物が入りにくく、紫外線をケアしたり、風による目の乾燥を軽減する役割を持ち、季節を問わずあると便利なアイテムです。
サングラスは目を保護する役割を持っていることから、UVケア効果の高いものや、落下を防ぐためにも自分の顔の形に合ったものを選びましょう。
ボトル
サイクリングを行う際は、ドリンクを入れたボトルを持って行きましょう。ボトルには保冷性の高いものや軽量で飲みやすいものなど、さまざまな種類があります。
修理道具
サイクリング中は、いつアクシデントに見舞われるかは分かりません。そのため、替えのチューブやタイヤレバー、パッチ(パンクしたチューブの穴を塞ぐ道具)、六角レンチなどを持って行きましょう。
また、六角レンチをはじめとした、チェーンカッターやドライバーがセットになった携帯マルチツールも持っておくと良いでしょう。
空気入れ
自転車のチューブを交換した後やパッチで応急処置をした後に、空気入れもあると便利です。長時間のサイクリングでは、空気入れは持ち運びしやすいものを持っていくと良いでしょう。
また、使い切りタイプのCO2ボンベも販売されているので、用途に合わせて選ぶようにしましょう。
サイクリングに必要なサイクルウェアやアイテムをそろえよう!
長時間のサイクリングをする際は、機能性の高いサイクルウェアはもちろん、便利なアイテムもしっかりと用意しておくのがおすすめです。また、季節に合わせて必要なアイテムもチェックしておきましょう。
必要なものをきちんと準備して、快適にサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。