野球ウェアの基本の服装は?野球ユニフォームの選び方や必要なアイテムまとめ

  • 2020年12月8日
  • 2024年3月12日

野球をするうえで必要なユニフォームやウェアについて、どのようなものをそろえたら良いか分からないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

野球を始めるときは、野球専用のユニフォームやウェアを着用することで、快適にプレーすることができます。

そこで今回は、野球のユニフォームやウェアについて、基本的な種類や選び方、必要アイテムの情報をまとめて紹介します。

野球をする際の基本的な服装

まずは、野球を始めるときにどんなウェアをそろえれば良いかや種類について紹介します。

ユニフォーム

試合時に着用するユニフォームについては、チームで統一感のあるデザインを着用することが望ましいでしょう。
また、練習用ユニフォームは、上下ともに白いデザインのものを着用するのが一般的です。

アンダーシャツ

アンダーシャツとは、ユニフォームの下に着用するシャツのことです。夏には半袖、冬には長袖を着用しましょう。

練習時に着用するアンダーシャツはTシャツでも代用可能ですが、試合用のアンダーシャツはチームでカラーを統一するケースが多いです。

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帽子

屋外のプレーが多い野球は、ほとんどの選手が帽子を着用しています。試合ではチームのユニフォームと合わせて、チーム指定の帽子を着用するのが一般的でしょう。

また、練習時には、白のキャップを着用するケースが多くなります。

ベルト

ユニフォーム着用時には、ベルトも合わせて着用します。
ベルトについてもチームで統一されている場合があるため、注意しましょう。

アンダーソックス

野球用のアンダーソックスはつま先が丈夫に作られているものが多いのでスライディング時に穴が空きにくくなっています。屋外でプレーすることが多い野球では、ソックスに泥汚れが付きやすくなるため、複数そろえておくと便利です。

試合用ストッキング

野球の試合でプレーする際には、アンダーソックスの上にストッキングを履きます。ユニフォームと合わせて、チームで統一されたカラーを選ぶことが多いでしょう。

スパイク

普段の練習時には通常の運動靴を履く人もいますが、野球の試合では、スパイクを履きましょう。野球のスパイクには、金属・金具スパイクと樹脂・ゴムスパイクの2種類があります。

野球ウェアの種類と選び方

続いては、野球ウェアの種類と選び方について紹介します。

野球ユニフォームシャツ

まずは、野球のユニフォームシャツの種類と選び方についてです。

種類

野球のユニフォームシャツは、試合用と練習用とで分けるのが一般的です。

練習用のユニフォームシャツは白色のデザインが多く、試合用のものはチームで統一されたデザインとなります。

ユニフォームシャツの形には、Vネックタイプ・2ボタンタイプ・6ボタンタイプなどの種類があります。Vネックタイプと2ボタンタイプはかぶって着用するタイプで、6ボタンタイプは前開きのタイプです。
試合用のユニフォームシャツは2ボタンタイプもしくは6ボタンタイプを採用しているチームが多いです。

選び方

練習用、試合用ともにユニフォームシャツを選ぶ場合には、吸汗速乾性に優れた素材を選ぶのがおすすめです。また、動きやすいストレッチ性に優れた素材を選ぶことも重要です。

ほかにも、UVカット機能や防汚加工が施された素材のユニフォームシャツもあります。

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野球ユニフォームパンツ

続いては、野球ユニフォームパンツの選び方について紹介します。

種類

ユニフォームシャツと同じように、パンツについても試合用と練習用で分けるのが一般的です。
試合時に着用するユニフォームについては、チームで統一感を持たせることが重要ですが、練習用パンツのスタイルは個人で選ぶことができます。

パンツのスタイルは以下のような複数のタイプがあります。

  • レギュラースタイル:裾がスネの位置にあり、ストッキングを折り込んで着用するタイプ
  • ショートスタイル:レギュラーよりさらに10cmほど短く、裾が膝下の位置にあり、ストッキングを折り込まずに着用するタイプ
  • ストレートスタイル:パンツ丈がかかとまであり、裾にあるゴムをスパイクにかけて着用するタイプ
  • ロングスタイル:くるぶし位置までパンツ丈があり、裾部分がゴムで絞ってあるタイプ
  • フレアスタイル:パンツ丈がかかとまであり、裾にかけて広くなったタイプ
  • 選び方

    ユニフォームパンツについても、ユニフォームシャツと同じく吸汗速乾性に優れた素材のものを選ぶことが重要です。

    また、伸縮性のあるタイプや、スライディング時に破れにくい耐久性の高いタイプも人気があります。

    ほかにも、UVカット機能が搭載されたパンツや、防汚加工されたパンツなど、野球のユニフォームパンツにはさまざまな種類があるため、自分に合った機能性を備えたパンツを選びましょう。

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    アンダーシャツ

    続いては、ユニフォームシャツの下に着用するアンダーシャツの種類や選び方を紹介します。

    種類

    野球用のアンダーシャツには、大きく分けると以下の3つのタイプがあります。

  • コンプレッションタイプ:肌に密着し、筋肉の動きをサポートしてくれるタイプ
  • フィットタイプ:肘から袖口までに密着感があり、首まわりや胸あたりはゆとりがあるタイプ
  • ゆったりタイプ:体にフィットせずに、薄手のTシャツのような着心地のタイプ
  • 選び方

    アンダーシャツの3種類のうち、主流となっているのは、筋肉の動きをサポートするコンプレッションタイプです。しかし、締め付け感が苦手な人はフィットタイプやゆったりタイプを選ぶと良いでしょう。

    ほとんどのアンダーシャツは半袖や7分袖、長袖ですが、ノースリーブのものも販売されているため、好みに合った袖の長さを選ぶのもおすすめです。

    例えば、汗が指先に流れるのを軽減するために、ピッチャーには長袖のアンダーシャツが人気です。

    また、野球用のアンダーシャツは季節を問わず、吸汗速乾性に優れた素材のものを選びましょう。さらに、夏場には接触冷感タイプ、冬場は保温性の高いタイプや裏起毛タイプを選ぶと快適にプレーすることができます。

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    帽子

    続いては、野球の練習時にも試合時にも欠かせない帽子の選び方について説明します。

    種類

    練習用の帽子は白いものが多く、試合用の帽子はチームカラーやロゴがデザインされたものが多くなっています。

    また、帽子のツバの形には丸みを帯びているアーチタイプと、平らなツバの平ツバタイプの2種類があります。

    そして、帽子のバックスタイルもアジャスターが付いているタイプと付いていないタイプに分かれています。

    選び方

    野球の帽子は、ツバの形やバックスタイルなど、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

    また、野球の帽子は形だけでなく素材も重要です。長時間着用することも考えて、通気性の良いメッシュ素材が使われているものを選ぶのがおすすめです。

    スライディングパンツ

    続いては、スライディングパンツの種類や選び方を紹介します。

    種類

    スライディングパンツは、膝上丈のスパッツのような形状となっており、密着感があるはき心地となっています。
    また、ファウルカップが収納できるタイプとできないタイプがあります。

    選び方

    スライディングパンツは、サイズが合った動きやすいものを選びましょう。できれば試着をして、サイズ感やフィット感を確認しておくと良いでしょう。

    また、ファウルカップを着用する場合には、収納できるタイプのものを選ぶのがおすすめです。

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    ストッキング

    続いては、ストッキングの種類や選び方について説明します。

    種類

    野球用のストッキングには、大きく分けて以下の2種類があります。

  • ローカット:脚の前後に開けられた穴が小さく、フィットしやすい
  • レギュラーカット:脚の前後に開けられた穴が大きく、動きやすい
  • 選び方

    ローカットタイプとレギュラーカットタイプには、それぞれメリットがあります。

    怪我や肉離れの予防効果が高いものを選びたい場合には、保護する面積が大きいローカットタイプを、動きやすさを重視したい場合にはレギュラーカットタイプを選ぶと良いでしょう。

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    ソックス

    続いては、ソックスの種類や選び方について説明します。

    種類

    野球用ソックスには、大きく分けて以下の2つの種類があります。

  • 膝上タイプ:ずれにくく、ストッキングバンドを使用しなくても良いのが特徴
  • 膝丈タイプ:夏の暑い時期の不快感を軽減、ストッキングバンドの着用が必要
  • 選び方

    野球用ソックスは、オールシーズン使える膝上タイプを使用するのが一般的ですが、夏の暑い時期には膝丈タイプも併用すると良いでしょう。

    また、野球用ソックスは、スパイクの中で滑ってしまうと、打つ・投げる・走るのすべての動作のパフォーマンスに影響します。ソックスを選ぶときはサイズの合ったものを選ぶことも大切です。

    グラウンドコート

    続いては、寒い時期にあると便利なグラウンドコートの種類や選び方を紹介します。

    種類

    野球用のグラウンドコートは、前開きで立襟が付いている裏起毛タイプのものが主流ですが、近年では、練習やアップ時にも使用しやすいプルオーバータイプのコートも人気があります。

    また、ピステと呼ばれる薄手のウィンドブレーカーを防寒具として着用することもあります。

    選び方

    グラウンドコートを移動時やベンチでの待機時のみ着用するのであれば、保温性が高い裏起毛タイプを選ぶと良いでしょう。

    しかし、練習時やアップ時にも着用したいのであれば、薄手のプルオーバータイプのセカンドコートやピステがおすすめです。

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    スパイク

    続いては、野球用スパイクの種類や選び方について説明します。

    種類

    野球用スパイクの靴底には、スタッドと呼ばれる突起があります。
    スタッドの材質がゴムや樹脂のものと金属のものがあります。

    また、カットにも以下の3種類があります。

  • ローカット:履き口のヘリがくるぶしの下あたり
  • ミドルカット:履き口のヘリはくるぶしが隠れるくらいのあたり
  • ハイカット:履き口のヘリは足首が隠れるあたり
  • 選び方

    ポイントのスパイクは、足への負担が少ないというメリットがありますが、グリップ力は金具のスパイクのほうが上です。練習時にはポイントのスパイク、試合時には金具といった具合に使い分けるのも良いでしょう。

    しかし、金具のスパイクはスライディングしたときに、ほかの人に怪我をさせてしまうリスクもあるため少年野球では基本的に禁止されています。

    また、カットについてはローカットのスパイクが主流となっています。脚を怪我から守りたいという場合には、履き心地を確かめながらミドルカットやハイカットのスパイクを選ぶと良いでしょう。

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    ストッキングバンド

    野球で膝丈のソックスを履く場合には、ずり落ちてしまわないようにストッキングバンドを着用しましょう。ストッキングバンドはさまざまなスポーツメーカーから販売されているので、好みのデザインのものを選びましょう。

    ベルト

    野球用のベルトには、耐久性が高い革製のものや手頃な価格の人口皮革製のものがあります。

    革や人口皮革は伸縮性がないため、別素材と組み合わせた商品も販売されています。耐久性や動きやすさ、サイズ感を重視して自分に合ったベルトを選ぶと良いでしょう。

    また、チームでカラーが指定されている場合にはそれに従いましょう。

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    野球ユニフォームはサイズ選びに注意!

    野球に限らず、スポーツ時に着用するユニフォームやウェアを選ぶ際には、サイズ選びがとても重要になります。体を動かしやすいように、窮屈なサイズは選ばないようにしましょう。

    上下別々にしっかりとサイズを測り、シャツとパンツ、それぞれ自分のサイズに合ったものを選ぶと良いでしょう。

    汚れやすい野球ユニフォーム・ウェアの洗い方

    屋外でのプレーが基本で、スライディングなども行う野球のユニフォームは汚れやすいものです。お気に入りの野球ウェアを長く着るためにも、洗い方のコツを覚えておきましょう。

    野球のユニフォーム・ウェアは、洗濯機で洗う前に下洗いをするのがおすすめです。下洗いは、ユニフォームやウェアにシャワーをかけながらブラッシングすると良いでしょう。

    生地の繊維に沿ってブラッシングすることで、表面の泥汚れをある程度落とすことができます。

    ユニフォームやウェアの汚れに直接石鹸をつけてこすり洗いをすると、ユニフォームが傷む原因になります。泥汚れが付いたら、まずはブラッシングで下洗いすることを心掛けましょう。

    野球ウェア以外にそろえる道具

    野球を始めるときは、ユニフォームやウェア以外にも道具が必要です。続いては、基本的な道具の種類や選び方を解説します。

    バット

    大人用の軟式バットは83〜85cmの長さが主流です。
    腕の付け根から指先までの長さ×1.3cmのものを選ぶとちょうど良いと言われています。

    また、バットの重さは野球を始めたばかりなら650〜750g程度の軽めのもの、経験者やパワーヒッターは重めの800~900g程度のものがおすすめです。

    グリップの太さはメーカーによって異なるため、握った感覚で選ぶと良いでしょう。

    グローブ

    グローブはポジションによって選ぶものが異なります。

    ピッチャーなら指カバーが付いている投手用グラブ、内野手はポジションによってポケットの深さが異なる内野手グラブ、外野手は打球の縦の動きに対応できる外野手用グラブを着用します。

    また、革の種類や大きさもたくさんあるので、手になじむものを選ぶと良いでしょう。

    野球ユニフォーム・ウェアを展開するおすすめのブランド

    続いては、野球のユニフォームやウェアをそろえるのにおすすめのブランドを紹介します。

    DESCENTE(デサント)

    デサント_ロゴ

    デサントは、オリックス・バファローズや横浜DeNAベイスターズなどプロ球団のユニフォームも手がけています。

    機能性やデザイン性に優れたウェアを多数取り扱っているので、好みのアイテムを見つけることができるでしょう。

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    今回は、野球用のユニフォームやウェアの種類や選び方について紹介しました。

    野球用のユニフォーム・ウェアは、吸汗速乾性に優れた素材のものや、動きやすい体に合ったサイズのものを選ぶことで、快適なプレーを楽しむことができます。

    お気に入りのウェアや小物を見つけて、野球のプレーを最大限に楽しみましょう。

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