「キックボクシングが気になるけど、どんな効果があるのかな?」「初心者でも大丈夫なのかな?」「キックボクシングジムに行こうか迷っているけど、ジムの選び方が分からない」「ジムがどんな雰囲気なのか知りたい」「楽しく続けられるか不安!」など、運動への一歩が踏み出せない女性は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、通い始めた女性が平均2年も続くという女性専用キックボクシングスタジオ「ミットネス」さんに、キックボクシングの効果や「ミットネス」についてインタビューをさせていただき、実際にキックボクシングも体験させていただきました!
24歳の会社員。大学時代は野球部に所属しており、体を動かすことは大好き。仕事はデスクワークが多く、運動不足や姿勢の悪さ、汗がかきにくくなったことも気になっている。キックボクシングでお腹まわりやお尻まわりを絞って、洋服をきれいに着こなしたい!
\キックボクシングを教えてくれるトレーナーは/
株式会社そら
MITTNESS 渋谷店 プロフェッショナルトレーナー
松居 史恵
「お客様一人ひとりが主役」をモットーに、ボディメイクの資格を多数取得し、現在、キックボクササイズの指導を行う。ミットネスで、パーソナル指導、レッスン指導に日々尽力しながら、より輝く女性のサポートをし続けている。
キックボクシングってどんな効果があるの?ダイエットやストレス解消につながる運動とは
今回、私が取材で訪れたのは「ミットネス渋谷店」。実際に体験する前に、ご自身もキックボクシングを始めてから体脂肪率が10%下がったという、トレーナーの松居さんにお話を伺いました。
――そもそも、キックボクシングってどんなスポーツですか?
「パンチやキックを繰り出すことで、全身を鍛えていくのがキックボクシングです。キックボクシングは体に必要な筋力をつける無酸素運動であると同時に、水泳やウォーキングと同じような有酸素運動の役割も果たしてくれるのが特徴ですね!」
――具体的にキックボクシングをエクササイズとして取り入れることで、どんな効果が得られるのでしょうか?
「まず、強くパンチすることで、二の腕のダイエット効果が得られます。そしてボクシングとの大きな違いである『蹴る』という動きがあることで、ウエストの引き締めにもつながり、パンチだけの動きに比べ、なんと消費カロリーが30~40%アップ(※イートスマート調べ)します。
全身を使って動けるので、筋肉の量を増やしつつ脂肪燃焼効果も高くなり、痩せやすい体につながっていく…、まさに理想的な運動なんですよ。」
――ストレス発散にもなりそうですよね。
「はい、ストレス解消にも絶大な効果が実証されています。サンドバックを無心で殴ったり蹴ったりすることで、精神を安定させるセロトニンや気分を高揚させるドーパミンの生成が促されるんです。」
まさに、体も心も健康に元気にしてくれるエクササイズ。「洋服をきれいに着こなしたい!」という希望は、しっかりかなえられそうです!
女性専用キックボクシングスタジオ「ミットネス」の特徴は?
松居トレーナーが解説してくれた、キックボクシングを体験してみたい!という人におすすめなのが、キックボクシングスタジオ「ミットネス」。
「楽しみながらストレス発散」をコンセプトに、思い切り体を動かせるそうです。どんな魅力を持つスタジオなのか、松居トレーナーに教えてもらいました。
――ミットネスはどんなスタジオなのですか?
「女性専用のキックボクシングスタジオです。大音量の音楽と光による非日常な空間でボクササイズを楽しめるのが大きな魅力。
邦楽・洋楽・韓流と豊富なジャンルのヒットチャートが流れるクラブのような雰囲気のなか、殴る・蹴るという日常では味わえない爽快感を得られます。『音楽ゲーム』のようなエキサイティングな感覚も味わえますよ。
また、女性が通いやすい空間にとことんこだわっています。心を躍らせつつも清潔感のあるスタジオには、豊富なアメニティー、ダイソンのドライヤー、ハリウッドミラーを用意。細かな部分にも女性目線を行き渡らせています。」
――それは楽しそうですね!ハマってしまう人が多いというのも納得です。実際にはどのようなレッスンが受けられるのでしょうか?
「『ミットネス』が用意するのは、最大5種類のグループレッスンです。1人1本のサンドバッグを音楽に合わせて打ち続けるレッスンや、シャドーで動くキックボクササイズレッスン。慣れてきて強度を求める人には筋トレ系のトレーニングもおすすめですよ。」
そしてレッスンは4ヶ月に1回更新されるそうです。これなら、大学を卒業してから運動を続けられずにいた私でも、飽きずに通うことができそうです!
キックボクシングを体験!ミットネスのレッスンを実際にチャレンジしてみたら…
――それでは実際に体験!
それでは、キックボクシングにチャレンジしてみたいと思います!まずは「パンチ」「キック」をはじめとするキックボクシングの基本となる動作を教えてもらうことに。
「一つひとつ、動きのポイントや得られる効果についても解説していきますね!」と松居トレーナー。
さあ、実践です!
パンチ|足腰の回転を利用しながら、拳を真っ直ぐ伸ばす
基本のパンチです。サンドバックに打ち込むのは初めての経験!!
「構えた状態から足腰の回転を使いつつ、拳を真っ直ぐ伸ばします。」(松居トレーナー)
後ろ足のかかとを持ち上げて回すという動作は少し難しかったですが、脚とお腹まわりにも効果が出るそうです。
フック|相手の側面から頬を目掛け、半円を描くようにパンチ
フックは相手の側面から狙うパンチです。下半身を意識してパンチすると、ウエストまわりへの負荷を感じます。
「肩と肘と拳を同じ高さにして、相手の頬を目掛け、半円を描くようにしてパンチを放ちます。ウエストまわりの筋肉が鍛えられますよ。」(松居トレーナー)
腕だけで打つのではなく、足腰の回転の速さを利用して打つのが大事とのこと。ウエストまわりに効いてきました。
ボディ|サンドバックを押し込むように、体ごと回して打ち込む
相手のボディへのパンチ。慣れない動作で、松居トレーナーのように姿勢を保つことが難しいです…。
「腕の角度を90度から120度くらいにして、手の甲を下にして打ち込みます。最後は、サンドバックを押し込むように体ごと回すと、力強く打てます。」(松居トレーナー)
体全体の回転を利用して打ち込むことで、パンチの強度が増すことがよく分かりました。
ダウンパンチ|肘を持ち上げて肩から出すイメージで何度も打ち込む
繰り返しパンチを打ち込むのがダウンパンチ。何度もサンドバックにパンチしていると、ストレスも発散されてきました!!
「肘をなるべく持ち上げて、体の回転を利用します。ポイントはとにかく打ち込むこと。」(松居トレーナー)
アドバイスに従い、肩から腕を出すようなイメージで何度もパンチ。肩甲骨がしっかり動くのが分かり、お腹まわりにも負荷がかかります。
キック|体の回転や手の振りを利用して、足を高く上げてキック
キックは体の回転を使って。なんとか足は上がりましたが、上半身の姿勢を保つのが難しいです!
「おへそを左に向けながら、お尻を使って足を持ち上げましょう。足の力だけでなく、体を回転させながら遠心力を利用して蹴るのがポイントです。」(松居トレーナー)
体の回転に加えて蹴る足と逆の腕を引くと、足をより高く上げられました。キックが一番ウエストに効きました!
膝蹴り|膝を鋭角にして、骨盤を前に出すようにしてキック!
膝を鋭角にして、サンドバックを引くと同時に膝を押し出す膝蹴り。まずは松居トレーナーを見本にやってみます!
「骨盤を前に出すようにすると、力強く蹴ることができますよ。」(松居トレーナー)
骨盤を前に出すようにするとお腹・下腹部まわりに、つま先を伸ばすとお尻まわりに効くそうです。
サンドボックス|J-POPとK-POPの音楽に合わせてサンドバックにパンチ&キック
J-POPとK-POPの音楽に合わせ、パンチやキックを打ち込むエクササイズ「サンドボックス」も体験させてもらいました。これはノリノリで楽しいかも!
「一つひとつのパンチとキックの組み合わせ、コンビネーションがシンプルかつ短いので、初心者の方もフォームを意識しやすいです。
しっかりとターゲットの位置を考えて打ったり、リズムに合わせてガードの構えを高い位置に戻したり、よりかっこいいフォームを目指してみてください。」(松居トレーナー)
構えるときから、二の腕の位置を高くするようにフォームを意識してみると、より負荷がかかるのが分かりました。
暗闇のなかで音楽がガンガン鳴っているので、声を出しながらパンチやキックをしても周囲の人に聞こえないのもうれしいところ。
「周りの目を気にせずに、思い切り動いてみてください。自分の世界に没入できますよ。」という松居さんの言葉通り、ほかの人の目を意識せずノリノリで動けて、ストレス発散になると思います!照明も変化していくおしゃれな空間に、気分も上がりますね。
普段あまり体を動かしていない人や運動に慣れていない人にもぴったりなのではないでしょうか。運動不足に悩んでいた私も、すっかりキックボクシングの魅力にハマってしまいました!
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