2人のスタイリストが訓言する! ダウン派VSシェルジャケット+インナーダウン派。今年の冬服コーデはどっち?

2人のスタイリストが訓言する!
ダウン派VSシェルジャケット+インナーダウン派。今年の冬服コーデはどっち?

  • 2021/12/10 (金)
  • 2022/03/11 (金)

朝晩だけに限らず、日中の冷え込みもグッと厳しくなってきた12月。凍てつくような真冬の寒さも、もうすぐそこまで迫ってきています。

そんな厳冬期を乗り切る最強あったか冬服コーデとして、ULLR MAG.から、ダウンジャケット派とシェルジャケット+インナーダウン派、2つのスタイルをご提案。

それぞれのアドバイザーとして2人の熟練スタイリストを招へいし、冬特有の室外は寒くて室内は暖かいといった課題感も踏まえながら、タウンユースとアウトドアフィールドのスタイリングを披露してもらい、その魅力や着こなしのティップスについて語ってもらいました。

シェルジャケット+インナーダウン派のポイント

<プロフィール>

鈴木 肇さん

シェルジャケット+インナーダウン派/鈴木肇

ハイエンドなファッション誌やモノ雑誌、カルチャー誌などでレギュラー的に仕事をしながら、オリンピアンやプロスポーツ選手など、多くのトップアスリートのスタイリングも担当。ブランドのコンサルティング業務もこなすマルチスタイリスト。

 

「雨風をシャットアウトしつつ透湿性も兼ね備えたシェルジャケットと、保温性を持ちつつも着膨れしないインナーダウンの組み合わせは、街でも山でも、機能的にとても理にかなったマッチアップですよね。

冬は室内と室外で寒暖差もあるので、室内外で場面に応じて重ね着で調整できるのも良いポイントだと思います。

そこにファッション性を鑑みるなら、インナーダウンはクルーネックのボタンタイプがおすすめ。スタンドカラー+ジップアップだと、どうしてもアウトドア的要素が強くなってしまいますが、丸首+ボタンであれば、カジュアルな方向にも振りやすいですからね。

今回使わせてもらったインナーダウンは、その点もバッチリ。袖の作りにしても裾のラインにしても、ボタンシャツさながらのパターンでデザインされているので、とてもスタイリングしやすかったです。

シェルジャケットのほうも、あくまでシンプルでありながら、チェストポケットの仕様などにこだわりを感じました。もくっぽい表面感でカジュアルにも落とし込みやすい、使い勝手の良い1着ですね。」

シェルジャケット+インナーダウン派 冬服コーデ

タウンユース編

シェルジャケット+インナーダウン派 冬服コーデ タウンユース編

ゴアテックスウォータープルーフシェルジャケット/GORE-TEX WATERPROOF SHELL JACKET(OUTDOOR)(デサント)
H.C.S.ダウンロングスリーブシャツ/H.C.S DOWN L/S SHIRT(ALLTERRAIN)(デサント)

「インナーダウンをカーディガンのような感覚でとらえて、その下にハイゲージのタートルネックセーターを合わせました。

ボトムにはヘザーカラーのウールタッチトラウザーをチョイスして、なるべくアウトドア感が出ないように意識したコーディネートです。

足元のモカシンシューズと首に巻いたストールが、街っぽいアクセントかな。シェル自体がもくっぽい表情なので、こういったタウンユース的な小物使いも、違和感なく取り入れることができました。

シェルの裾を絞った、バルーンっぽいシルエットも気に入っています。」

アウトドアフィールド編

シェルジャケット+インナーダウン派 冬服コーディネート アウトドアフィールド編

ゴアテックスウォータープルーフシェルジャケット/GORE-TEX WATERPROOF SHELL JACKET(OUTDOOR)(デサント)
H.C.S.ダウンロングスリーブシャツ/H.C.S DOWN L/S SHIRT(ALLTERRAIN)(デサント)
【ハイキングシューズ】ロックライトプロ/ROCLITE PRO G400GTXM(イノヴェイト)

「個人的に、冬は山に行かないんですよ(笑)。なのであくまでアラウンドアウトドアっていうイメージで、デイキャンプなどのライトアクティビティを想定したスタイリングです。

オリーブ×オレンジは確かに好相性ですが、街だとめちゃくちゃ浮きますから、アラウンドアウトドアでこその色使いかな、と。

とは言えファッション的なおしゃれ感も踏まえて、インナーダウンの後ろ裾は、シャツのように見せることを意識。

パンツの化繊っぽい素材感と、シェルのダブルジップを活用したインナーダウンとのレイヤード感、パンツのソックスインもポイントです。」

ダウンジャケット派のポイント

<プロフィール>

中島貴大さん

ダウンジャケット派/中島貴大

雑誌、WEB、広告など、さまざまなメディアでスタイリングを担当。アウトドアから古着、トラッド、ミリタリーなど、幅広いジャンルを網羅しつつ、インテリアへの造詣も深い。インテリアディレクションや、ショップ/ブランドの商品企画などにも携わる。

 

「仕事柄いつも車で移動しているので、それほど日常的な着用回数は多くないのですが、冬場のロケ撮影などのシーンでは、ダウンジャケットには本当にお世話になっています。

外に出るときにガバっと羽織るだけで、冬の寒さにも対応できるのがやはり良いポイントですよね。

だけど基本的にはアウトドア由来のファンクショナルなアイテムですから、スタイリスト目線で語るならば、何も考えずに着てしまうと野暮ったくなってしまうので注意が必要かな、と。

大切なのはシルエット。こればかりは着てみないと分からないのですが、個人的には、体のサイズで選ぶよりも袖や裾の長さに重点を置いて選んだほうが無難だと思います。

それと見た目の存在感が強いだけに、タウンユースでもアウトドアフィールドでも、なるべくコンパクトなシルエットで、きれいに見せるように心掛けています。

今回着たモデルも、脇や袖まわりにダブつきがなく、それでいて胴まわりの締め付けも感じなかったので、とてもよく考えられたシルエットだな、と感じました。

定番のブラックではなく、あえてのチャコールグレーというカラーリングもしゃれていますよね。」

ダウンジャケット派 冬服コーデ

タウンユース編

ダウンジャケット派 冬服コーデ タウンユース編

ダウンジャケット/DOWN JACKET(OUTDOOR)(デサント)

「チャコールグレーのダウンジャケットを基軸に、全体的にグレーベースのモノトーンカラーでまとめて、少しトラッド寄りな都会感を目指しました。

パンツは、ダウンジャケットのソリッドな素材感とのコントラストを意識して、クラシックなウールツイードのトラウザータイプをセレクト。

ミドラーにはミニマルなカーディガンを合わせて、ダウンジャケットを脱げばすぐに打ち合わせにも参加できるような、ボクたち世代の日常着としても通用するスタイリングです。

アクセントとして、クリアフェイス+メタルテンプルのメガネと、ハラコのブーツを使用してみました。」

アウトドアフィールド編

ダウンジャケット派 冬服コーデ アウトドアフィールド編

ダウンジャケット/DOWN JACKET(OUTDOOR)(デサント)

「アウトドアで普通にダウンジャケットを着ても、どうしても普遍的になってしまいがちですよね。だからインナーに古着の総柄スウェット、ボトムにはパッチワークパンツを合わせて、抜け感のある遊び心を表現しました。

特にこういった場合、ミリタリー文脈ではないオリーブのパンツを合わせると、手っ取り早くおしゃれに見えるのでおすすめですよ。

とは言え、やっぱり外で遊ぶ以上は足元の安全性は大切なので、シューズにはヘビーデューティーなマウンテンブーツを。ウォッシュ感のあるキャップで、こなれたアメカジ的アクセントを加えています。」

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