Tシャツの汗ジミを防ぐ方法、素材の選び方や目立たない色を解説

Tシャツの汗ジミを防ぐ方法、素材の選び方や目立たない色を解説

  • 2023/02/24 (金)
  • 2023/05/22 (月)

夏の人気ファッションアイテムであるTシャツですが、たくさん汗をかいたとき汗ジミができてしまったという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

この記事では、Tシャツの汗ジミを抑える方法や素材・色の選び方、黄ばみを取る洗濯方法について紹介します。

Tシャツの汗ジミができやすい部位

Tシャツの汗ジミができやすい部位

汗には体の温度を調節する働きがあります。

Tシャツの汗ジミは主に、脇・首まわり・背中・胸など、体のなかでも汗を排出する汗腺が多い部分で起こりやすいのが特徴です。

なかでも脇は、ストレスや緊張といった精神的な要因によっても汗をかくため、汗ジミが気になり始めると、さらに脇汗をかいてしまうという悪循環に陥りやすい部位でもあります。

Tシャツの汗ジミを防ぐ5つの方法

Tシャツの汗ジミを防ぐ5つの方法

ここからは、Tシャツの汗ジミを抑える方法について紹介します。

日常生活に取り入れやすいものばかりなので、ぜひ試してみてください。

汗をこまめに拭く

Tシャツの汗ジミを抑えるには、汗をこまめに拭くことが大切です。

かいた汗をそのまま放置すると汗ジミができやすくなるだけではなく、菌が繁殖しやすくなり、嫌な臭いの原因となります。

また、汗が服の繊維にしみ込むと洗濯をしても落ち切らず、黄ばみが起こることもあるため、タオルやボディシートなどで拭き取るようにしましょう。

制汗剤を使う

制汗剤とは、汗腺に蓋をしたり、皮膚を収れんさせたりすることで汗の量をコントロールするアイテムです。

主な種類としては、スプレー・ロールオン・スティック・クリーム・ボディシートなどが挙げられます。いずれもドラッグストアなどで手軽に購入できるものなので、使用するシーンによって使い分けるのも良いでしょう。

制汗剤には殺菌成分が配合されている場合もあるので、汗臭さが気になる人にもおすすめです。

脇汗パッドを使う

脇汗パッドは、汗を吸収するパッドを肌に直接付けたり、Tシャツの脇部分に付けたりすることで汗を吸収してくれるアイテムです。

なかには、嫌な臭いの発生を抑える成分が含まれているものもあります。ただし、汗の量によっては貼り直す必要があるので、面倒に感じるかもしれません。

汗取りインナーを着る

脇汗パッドを何度も貼り直すのが面倒という人におすすめなのが、汗取りインナーです。

汗をかいても脇部分に備わったパッドが吸収してくれるので、ズレにくくしっかりとカバーしてくれるというメリットがあります。

また、通気性や吸汗速乾性に優れた素材が採用されているものが多く、汗を吸ってすぐに乾かしてくれるので、快適な着心地を維持できるでしょう。

汗ジミ防止スプレーを使う

汗ジミ防止スプレーは、はっ水性があるスプレーのことで、肌ではなくTシャツに直接振りかけることで汗ジミを抑えてくれるので、脇だけではなく首まわりや背中などにも使用しやすいでしょう。

抗菌防臭性があるものもあり、汗の嫌な臭いを軽減してくれるのもうれしいポイントです。

汗ジミができにくいTシャツの選び方

汗ジミができにくいTシャツの選び方

Tシャツによっては、汗ジミのできやすさや目立ちやすさが異なります。

例えば、吸水性に優れている綿(コットン)素材のTシャツは、乾きにくいという特徴があるため、汗ジミが目立ちやすいです。

そのため、通気性の良いメッシュ素材や吸汗速乾性に優れたポリエステル素材、触れるとひんやりする接触冷感素材などがおすすめです。

また、Tシャツの色にも注目しましょう。

パステルカラーやベージュ、グレーといった薄い色のTシャツは濡れると色が濃くなるため、黒やネイビー、ダークグレーなど濃い色を選ぶと汗ジミが目立ちにくくなります。

人気のある白も目立ちにくいですが、黄ばみやすいので注意が必要です。

以下の記事では、より詳しく汗ジミができにくいTシャツの選び方について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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Tシャツの汗ジミ(黄ばみ)を取る方法

Tシャツの汗ジミ(黄ばみ)を取る方法

Tシャツの汗ジミは時間が経つと黄ばみやすく、一度黄ばむといつも通りに洗濯をしても落とすのは難しいものです。そのため、Tシャツを脱いだら放置せず、できるだけ早く洗うことを心掛けましょう。

ここでは、Tシャツの汗ジミ(黄ばみ)を取る方法を紹介します。

準備するもの

まず、以下のものを用意しましょう。

  • 洗面器
  • 40℃くらいのお湯
  • 酸素系漂白剤
  • 黄ばみを落としたいときは、水ではなく40℃くらいのお湯を使うのがポイントです。漂白剤には塩素系と酸素系がありますが、塩素系は色落ちしてしまうため、色柄ものは避けましょう。

    洗濯の手順

    洗濯の手順は、以下の通りです。

    1. 洗面器に40℃くらいのお湯と酸素系漂白剤を適量入れ、混ぜる
    2. Tシャツを洗面器に入れて、20分ほどつけ置きをする
    3. Tシャツを取り出して、洗濯機の通常コースで洗う

    部分的な黄ばみであれば、酸素系漂白剤を気になる部分に直接つけて5分ほど放置した後、洗濯機で洗浄するのがおすすめです。

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    スポーツやアウトドアではTシャツの汗ジミ対策を徹底しよう

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    汗をかきやすい夏は、Tシャツの汗ジミが気になる人も多いでしょう。

    特に、たくさん汗をかくスポーツやアウトドアのときは、今回紹介した汗ジミを抑える方法や汗ジミができにくいTシャツの選び方も参考にしてみてください。

    また、汗をかいても快適な着心地が期待できる通気性や吸汗速乾性に優れたTシャツは、スポーツブランドから多数展開されています。

    快適に過ごせるTシャツを見つけて、おしゃれも楽しんでみてはいかがでしょうか。

    Tシャツについて詳しくはこちら

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