スポーツジムの種類や効果、初心者が通い続けるコツとは?

スポーツジムの種類や効果、初心者が通い続けるコツとは?

  • 2021/04/08 (木)
  • 2024/03/01 (金)

スポーツジムと一口に言っても、トレーニングマシンが並ぶジムや大きな鏡があるエクササイズスタジオ、プールなどさまざまな種類があり、何を目的とするかで選ぶポイントが変わります。

そこで今回は、スポーツジムの種類や目的別の選ぶポイント、初心者がスポーツジムに通い続けるコツや施設を使用するうえでの注意点などを紹介します。

スポーツジムにはどんな種類がある?

まずは、スポーツジムの種類を紹介します。自分に合うのはどのタイプのスポーツジムなのか、それぞれの特徴を理解して選びましょう。

スポーツジム(公営ジム、会員制ジム)

スポーツジムには、自治体が運営する公営のジムと、民間企業が運営する会員制のジムがあります。

公営ジムのメリット・デメリット

公営のスポーツジムは、利用するごとに都度利用料を支払うのが一般的です。

運営する自治体によって異なりますが、1回あたりの料金は400~500円が相場で、民間企業が営業するジムと比べるとリーズナブルなのが魅力です。

また、会員制ではないため、定期的にジムに通うのは難しいという人にもおすすめです。

ただし、施設によって利用できるマシンの種類や台数などの規模はそれぞれ異なるため、使いたいマシンがない、マシンが古いなどのデメリットもあります。

会員制ジムのメリット・デメリット

民間企業が運営する会員制のスポーツジムは、マシンが充実していたり、スタジオでレッスンが受けられたり、プールが利用できたりするところもあります。

24時間営業のジムも増えていて、フリープランを選べばいつでも好きなときに通えるのもメリットです。

インストラクターが常駐するジムならマシンの使い方を教えてもらうことができるため、初心者も通いやすいのではないでしょうか。

ただし、入会金や月会費が必要で、公営のスポーツジムと比べると料金は高くなります。

週1回や通い放題といったプランによって異なりますが、月会費は5,000〜15,000円ほどが相場となるでしょう。

フィットネスクラブ

フィットネスクラブは、スポーツジムと同様のトレーニング施設に加えて、プールやスタジオなどの施設がそろっていることが多く、利用者の目的別にさまざまな運動が行えるのが特徴です。

利用者も老若男女幅広く、ヨガやエアロビクス、プールなどの運動を楽しめるほか、お風呂やマッサージなどのリラクゼーション施設が用意されていることもあります。

ただし、フィットネスクラブも民間企業が運営するケースが多く、入会金や月会費が必要となります。料金相場は会員制ジムと同程度で、5,000〜15,000円ほどです。

パーソナルトレーニングジム

スポーツジムのなかでも特殊なポジションにあるのが、パーソナルトレーニングジムです。

パーソナルトレーニングジムでは、専属のトレーナーに付いてもらい、基本的に1対1でトレーニングを行います。

自分で考えるメニューではなかなかトレーニングが継続できない人や、自分に適しているトレーニング方法が知りたいという人におすすめです。

ただし、料金は入会金が3〜5万円程度、月額が10〜15万円程度必要になる場合が多いです。

スポーツジムに比べると料金は高くなりますが、心身ともにしっかりとサポートしてもらえるため目標に向けてまい進でき、価値があると感じている人も多くいます。

スポーツジムの効果は?選ぶポイント

スポーツジムの効果は?選ぶポイント

スポーツジムを選ぶポイントは、求める効果や通う目的によって異なります。
続いては、トレーニングの目的別に適したスポーツジムを紹介します。

筋肉を鍛えるならスポーツジム

筋肉を鍛えたいという人は、筋トレ用のマシンがそろっているスポーツジムに通うのがおすすめです。インストラクターにマシンの使い方を教わりながら、トレーニングすることができます。

また、民間企業が運営するスポーツジムやフィットネスクラブのなかには、ボクササイズやエアロビクスダンスなどのレッスンを受けられるところもあります。

エアロバイクやランニングマシンなど、有酸素運動用のマシンがそろったジムも多いため、筋トレと組み合わせながら行うことで効率良く体が鍛えられるでしょう。

体を動かした後はシャワーやサウナを利用できるジムもあり、しっかりと汗を流すことでストレス解消にもつながります。

使いたいマシンやトレーニングメニューが決まっている場合は、料金を抑えられる公営ジムを選ぶのも良いでしょう。

ただし、先ほど紹介したように、施設によってはマシンの種類や台数が少ない場合もあるため、一度利用して確認してみるのがおすすめです。

健康づくりならフィットネスクラブ

健康づくりを目的として適度に体を動かしたいという人は、フィットネスクラブを選びましょう。

もちろんマシンを使った筋トレもできますし、プールで泳いだり、フィットネスダンスやエアロビクスなどのエクササイズをしたり、気分に合わせてさまざまな運動を行うことができます。

また、フィットネスクラブは、ヨガやピラティス、ストレッチなどのプログラムが充実しているのが特徴です。

体を柔らかくしたい人や激しい運動が苦手な人、リラックスしながら適度に体を動かしたい人などは、スポーツジムよりもフィットネスクラブを選んだほうが、自分に合うエクササイズが見つけやすいかもしれません。

希望する人はインストラクターなどの指導や、グループエクササイズを受けることもできるため、楽しみながら体を動かしたい人にもおすすめです。

ダイエットならパーソナルジム

パーソナルトレーニングジムは、プロのトレーナーと二人三脚でトレーニングができるため、ダイエット目的で利用する人が多いのが特徴です。

運動でのトレーニングに加え、栄養面でのアドバイスや、食生活の改善方法などを指導してもらうこともできます。

また、体重の減少が停滞してしまい、挫折しやすい時期のフォロー体制も整っており、体にとって今はどういう時期なのか、一般的にどれぐらいトレーニングすると再び効果が出てくるのかなど、知識を基にしたアドバイスで精神的にもサポートしてくれます。

ダイエットが続かない、運動しているのに痩せないという人は、短期間でも効果が期待できるパーソナルジムの利用がおすすめです。

初心者がスポーツジムに通い続けるコツは?

初心者がスポーツジムに通い続けるコツは?

スポーツジムを利用する際にネックになるのは、継続できるかどうかという点ではないでしょうか。スポーツジムに継続して通い続けるには、いくつかのコツがあります。

ここからは、スポーツジムに通い続けるためのコツを紹介するので、続けられるか不安という人はぜひ参考にしてください。

通いやすい場所にあるジムを探す

スポーツジム通いを継続させたいなら、通いやすい場所にあるジムを選ぶことが重要です。遠い場所や通いにくい場所にあると、だんだんと足が遠のいてしまうことがあります。

スポーツジムを選ぶときは、家や職場、普段使う駅の近くなど、生活圏内にある通いやすい場所から選ぶようにしましょう。

まずは体験してみる

会員制のスポーツジムのなかには、体験利用できるところがたくさんあります。施設や設備が自分の目的に合っているか、飽きずに通い続けられそうかを、まずは体験してみましょう。

楽しくスポーツジムに通い続けるためには、スタッフとの相性も大事なポイントです。受付スタッフの対応やインストラクターとの相性なども、体験時にチェックしておくと良いでしょう。

お気に入りのトレーニングウェアを用意する

スポーツジムでのトレーニングを長続きさせるには、モチベーションを上げる工夫をしてみましょう。

例えば、イヤホンを持参して音楽を聴きながらトレーニングしたり、着るのが楽しみになるようなお気に入りのトレーニングウェアをそろえたりするのもおすすめです。

ジムで着るトレーニングウェアは、デザイン性はもちろん、吸汗速乾性やストレッチ性などの機能性に注目して選ぶことで快適な着心地が期待できます。

半袖シャツや長袖シャツ、ハーフパンツやロングパンツなどがあり、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれませんが、動きやすいものであれば好みの組み合わせで問題ありません。

また、ウェアだけでなくトレーニングシューズ選びにもこだわりたいところです。

マシンを使ったトレーニングを行う場合は、しっかりと踏ん張れるように、グリップ力が優れているシューズを用意しましょう。

有酸素運動を中心に行う場合は、クッション性に優れたランニングシューズがおすすめです。

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週2〜3回のトレーニングでOK

スポーツジムに通うと決めたからには、「毎日続けなければいけない」と思っている人もいるかもしれません。

しかし、毎日トレーニングすると疲労が蓄積されてしまい逆効果となる場合があるので、筋肉を休ませるためにもスポーツジムに通うのは週2〜3回がベストと言われています。

とはいえ、あまり間隔を空けすぎてしまうと効果が得られないほか、ジムに行く習慣がなくなってしまう可能性があるので、「月曜日と木曜日はジムの日」など、スケジュールを決めて定期的に通うのがおすすめです。

スポーツジムで着用するのにおすすめのトレーニングウェア

スポーツジムで着用するのにおすすめのトレーニングウェア

人気のスポーツブランドから発売されているトレーニングウェアは、機能性とデザイン性の両方を兼ね備えたものが多く、スポーツジム初心者にもおすすめです。

ここでは、スポーツジムで着るトレーニングウェア選びにおすすめのブランドを3つ紹介します。

DESCENTE(デサント)

デサント_ロゴ

デサントは、多くのアスリートから愛されている日本のスポーツブランドです。

シンプルで着用しやすいものから、大きなロゴやグラフィックプリントがあしらわれたものまで、さまざまなデザインのトレーニングウェアを豊富に展開しています。

さらに、吸汗速乾性やストレッチ性など、快適にトレーニングをするための機能性が備わっているのも人気のポイントです。

例えば、ストレッチ性に優れたソフトな風合いのトレーニング用シャツに「フィット トレーニング半袖シャツ」があります。

一見無地に見えますが、高みを目指すアスリートの想いをイメージした斜め45度のライングラフィックが施されており、デザインのディテールにもこだわりを見せています。

どんなウェアにも合わせやすいシンプルなデザインなので、初心者が最初に選ぶトレーニングシャツにもぴったりです。

これから長くスポーツジムに通い続けたいという人は、ぜひチェックしてみてください。

le coq sportif(ルコックスポルティフ)

ルコックスポルティフ ロゴ

ルコックスポルティフは、雄鶏がモチーフとなっているロゴが特徴的なフランス生まれのスポーツブランドです。

機能性や動きやすさはもちろん、日常使いもできるデザインでシルエットにもこだわったトレーニングウェアを販売しています。

そんなルコックスポルティフのトレーニングウェアを着ることで、モチベーションが上がり、トレーニングへの意欲を高めてくれるでしょう。

なかでも、シンプルで汎用性が高い長袖の機能性シャツ「エコペットロングスリーブシャツ」は、汗をかいても乾きやすくトレーニングにおすすめです。

さらに、使用済みのペットボトルや繊維くずなど、環境に配慮したエコペット素材が採用されており、この素材のウェアを選ぶことで環境への配慮にもつながります。

同じくエコペット素材を使用しているアイテムには、「エコペットハーフパンツ」があります。

ベーシックな形のハーフパンツなので、ロングスリーブシャツとセットアップとして着用したり、普段着と合わせたりなど、さまざまなシーンで活躍するでしょう。

初心者が知っておきたいスポーツジムのマナー

初心者が知っておきたいスポーツジムのマナー

続いては、これからジムでのトレーニングを始める人に向けて、初心者が知っておきたいスポーツジムのマナーを紹介します。

マシンを独占しない

スポーツジムに設置されているマシンは、種類や数に限りがあります。
1人で長時間独占するのは避け、譲り合いの精神で利用することを心掛けましょう。

マシンを使い終わったら消毒し元に戻す

トレーニングに使うマシンは素手で触ることがほとんどのため、使い終わった後は消毒をして元に戻すのがマナーです。消毒のためのアルコールやペーパーは、ジムに用意されているものを使って問題ありません。

大きな声や音を出さない

スポーツジムはたくさんの人がトレーニングをする場所です。大きな声を出すと周りに迷惑になるので注意しましょう。また、イヤホンの音漏れにも気を付けてください。

スポーツジムでお気に入りのウェアを着よう!

スポーツジムでお気に入りのウェアを着よう!

スポーツジムにはさまざまな種類がありますが、どんな目的で通うにしても、長く通い続けてこそ効果が期待できます。

スポーツジムに長く通い続けるコツは、トレーニングを楽しむことです。

義務的に通うのではなく、スポーツジムに通うのが楽しくなるように、モチベーションが上がるおしゃれなトレーニングウェアを選んでみましょう。

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