レインウェアは、登山などのアウトドアだけではなくスポーツや日常でも使える便利アイテムです。
高機能でさまざまなシーンで着用できるのはもちろん、デザインがおしゃれなものを選んで雨の日のモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか。
今回は、レインウェアの選び方や必要な機能性を紹介します。レインウェアを選ぶときの参考にしてみてください。
アウトドア用レインウェアはどう選ぶ?
まずは、レインウェアの基本的な選び方を見ていきましょう。
利用シーンに合わせて選ぶ
レインウェアは、はっ水性のみ備わっている簡易的なものもあれば、透湿性・耐水性・軽量性といったたくさんの機能が搭載されているものもあります。
登山やハイキングなどのアウトドアで使用するのか、通勤・通学で使用するのか、少しお出かけをする際に使用するのかなど、利用目的によって必要な機能性は異なります。
そのため、利用シーンや使う頻度も想定してどんなレインウェアが必要か考えてみましょう。
なお、アウトドアで着るレインウェアに必要な機能性については、後ほど詳しく紹介します。
おしゃれなデザインのものを選ぶ
ブランドやシリーズなどによってデザインのコンセプトはさまざまで、シンプルで着こなしやすいものやスタイリッシュなもの、女性向けのかわいらしいものなど、おしゃれなレインウェアがたくさん販売されています。
シンプルなモノトーンカラーのものであればどんな服装にも合わせやすく、鮮やかなビビッドカラーのものはレインウェアを中心としたコーディネートを組むことが可能です。
手持ちの服やシューズに合うかを考慮して、おしゃれなものを選んでみましょう。
アウトドア用レインウェアに必要な機能性
続いては、アウトドアで着るレインウェアに必要な機能性を紹介します。
防水性・耐水性
防水性・耐水性は、生地の外側から水が浸み込むのを軽減する機能のことを言います。
レインウェアの防水性・耐水性の指標は「耐水圧」として表記され、耐水圧が高いほど、防水性・耐水性に優れたレインウェアとなります。
基本的に耐水圧2,000~3,000mm程度であれば、雨が降っても問題ないとされていますが、スポーツなどの野外活動は10,000mm以上、登山など激しい雨にうたれる可能性があるシーンでは高い耐水圧が必要だと言われています。
防水性・耐水性はレインウェアで最も重要な機能のため、利用シーンによってどれくらいの耐水圧が必要かを考慮したうえで、しっかりと確認して選ぶようにしましょう。
防風性
防風性とは、生地が風を通しにくくする性能のことです。
特に登山などの厳しい環境下で着用するレインウェアは、防風性が高いものを選ぶことで、冷たい風および冷気による衣服内温度の低下を軽減できます。
寒さ対策としての役割もあるため、秋冬の寒い時期に着用するレインウェアを選ぶときも、防風性はしっかりとチェックしておきましょう。
はっ水性
レインウェアには、生地の表面で水をはじくはっ水性も求められます。
はっ水性に優れた生地は、水滴が転がるように落ちていくため生地が濡れにくくなり、レインウェアの内部を快適に保つことにつながります。
ただし、レインウェアに施されているはっ水機能は使用することで次第に低下するため、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
透湿性
レインウェアを選ぶときは、外からの水の浸入を軽減するだけではなく、内側の水蒸気を外に逃がす透湿性にも注目しておく必要があります。
透湿性の高いレインウェアであれば、長時間の登山やスポーツで汗をかいても、蒸れやベタつきを軽減します。
収納性
レインウェアは収納性も必要な機能の1つです。晴天時などレインウェアを持ち歩く場合は、小さく折り畳める収納性の高いものを選ぶと良いでしょう。
アウトドア用のレインウェアは機能性の高いものがおすすめ!
レインウェアは雨の日でも快適に過ごせるというだけでなく、登山などでは過酷な状況下で自分の身を守る役割もあるので、利用シーンに応じて機能性の高いものを選ぶ必要があります。
機能性のなかでも防水性や耐水性は、耐水圧の数値でどれぐらいの雨に対応できるかの基準が確認できるので、購入する際はぜひ参考にしてみてください。
機能性・デザイン性ともに満足のいくレインウェアで、雨の日も快適に過ごしましょう。