登山の持ち物や装備を紹介!あると便利なアイテムも

登山の持ち物や装備を紹介!あると便利なアイテムも

  • 2021/08/05 (木)
  • 2023/04/14 (金)

山は、天候が変化しやすかったり、似たような風景が多く道に迷いやすかったり、標高が高い場合は高山病になったりなど、予期せぬアクシデントが起こることもあります。そのため登山を始めるときは、持ち物をしっかりと準備しておく必要があります。

今回は、登山の持ち物や装備について、基本的なものからあると便利なアイテムまで幅広く紹介します。

登山の持ち物をリストアップ!基本の装備とは

登山の持ち物をリストアップ!基本の装備とは

登山の持ち物は、さまざまなシチュエーションを想定して準備する必要があります。まずは、基本の装備から確認しておきましょう。

ウェア

登山中は季節を問わず汗をかくので、蒸れにくい吸汗速乾性のあるウェアや、動きやすい伸縮性の高い登山用のウェアをそろえましょう。

登山に適した機能性の高いウェアが豊富に展開されている、アウトドアブランドやスポーツブランドから選ぶのがおすすめです。

登山靴

短時間の山歩き程度であれば、普段履いているスニーカーでも良いですが、長時間の山登りを予定している場合は、登山専用に作られた登山靴を準備しましょう。

登山靴は、ソールの硬さと履き口のカットに注目し、購入するときは必ず試着をしてサイズを合わせ、歩きやすいものを選んでください。

防寒着

山の気温は変わりやすいので、登山をするときは夏でも防寒着を用意しましょう。セパレートタイプのレインウェアを用意し、上着を防寒着として兼用しても構いません。

帽子

登山では帽子をそろえておくと紫外線対策や防寒対策になり、落石などから頭をカバーすることもできます。防水性の高い帽子を選べば突然の雨にも対応できておすすめです。

リュック

登山に必要な持ち物を入れるバッグは、リュックが定番です。軽量で長時間背負っても疲れにくいものを選びましょう。

また、必要なものがすぐに取り出せるようポケットが付いたものや、荷物をバランス良く入れられるよう仕切りが付いたリュックを選ぶほか、背中が蒸れにくいようベンチレーション機能、防水性のあるリュックなど機能性にも注目して選んでみてください。

レインウェア

山の天候は変わりやすいものです。登山開始時に晴れていたとしても、レインウェアを用意しておくといざ雨が降ってきたときに役立ちます。コンパクトにたたんで収納できるレインウェアを選び、持ち物と一緒にリュックに入れておくと良いでしょう。

地図

登山に欠かせない持ち物の1つとして、登山地図が挙げられます。アプリなどでも登山ルートを確認することはできますが、故障や充電切れ、電波が届かないなどのトラブルを考慮して、紙の地図も用意しておきましょう。

登山地図からは、水場や山小屋、避難小屋、テントの設営場所や危険箇所などさまざまな情報を得ることができます。

ヘッドランプ

昼間の登山でも到着が予定より遅れる場合があるため、ヘッドランプも準備しておきたい持ち物の1つです。
懐中電灯よりも登山では両手が空くヘッドランプがおすすめです。

水・軽食

登山には、水分や軽食も持ち物として用意しておきましょう。飲料水は少なくとも1L程度用意し、軽食としてはチョコレートやスナックバーなど、持ち歩きしやすく少量でカロリー摂取できるものがおすすめです。

タオル

汗を拭くのはもちろん、首に巻いて紫外線対策をしたり、応急処置にも使えるため何枚か持っておくと便利です。吸水性に優れ、乾きやすい素材が使われているスポーツ用のタオルがおすすめです。

登山の持ち物であると便利なアイテムは?

登山の持ち物であると便利なアイテムは?

続いては、登山の持ち物としてあると便利なアイテムを紹介します。
必ずいるというわけではありませんが、用意しておくと役立つでしょう。

トレッキングポール

トレッキングポールとは登山専用の杖のことを言い、トレッキングポールを使うと4点歩行で体が安定するため、歩行のバランスがとりやすくなり足腰の負担を軽減してくれます。長時間の登山ではあると便利なアイテムです。

グローブ

冬の登山では防寒対策として登山グローブがあると便利です。

バランスを崩して手を地面に突いた場合に手をカバーすることができるよう耐久性があるものや、夏は蒸れにくいよう通気性や吸汗速乾性のある登山グローブを選ぶと良いでしょう。

岩場など険しい山を登る登山の場合、グローブは必須アイテムです。

サングラス・日焼け止め

標高が高い山では大気の層が平地よりも薄くなり、紫外線のダメージを受けやすいものです。紫外線対策として帽子をかぶるのは必須ですが、ほかにもサングラスや日焼け止めを用意しておくと良いでしょう。

虫対策グッズ

山には、刺されると痒みや腫れ、痛みなどの症状が出る虫もいるため、虫よけスプレーや塗るタイプの虫よけジェルを用意すると良いでしょう。特に夏は虫が多いため注意が必要です。

常備薬

登山中に体調が悪くなってもすぐに下山できるとは限らないため、鎮痛剤や解熱剤、下痢止め、絆創膏や消毒液などを用意しておきましょう。

持病があり、普段飲んでいる薬があるという人は、必ず持って行くようにしてください。

調理器具

登山でテント泊をするときは、簡単な調理器具があると登山をより楽しめます。

鍋や皿の代わりになるコッヘルがあれば、お湯を沸かしたり簡単な料理をしたりとさまざまな使い方ができます。何人かで登山する場合は、割れにくいプラスチックやコンパクトに収納できるシリコンの食器をそろえておくのも良いでしょう。

また、ガスバーナーがあると、お湯を沸かしたり、食材に火を通したり、レトルト食品を温めたりすることができます。ガス缶忘れや、ガスの残りの量に注意しましょう。

登山の持ち物・基本の装備を事前に確認しよう!

登山 準備

登山を始めるときは、必要な持ち物や基本の装備をしっかりと確認しましょう。

山の中はいつも過ごしているような環境とは異なるため、特に基本の装備であるウェアや登山靴は自分の体・足に合う動きやすいものを選ぶことをおすすめします。

登山に行く予定があるという人は、今回紹介した持ち物リストをぜひ活用してみてください。

登山(山登り)について詳しくはこちら

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