夏はゴルフのオフシーズンですが、ゴルフ場の料金が下がることや予約を取りやすいことからゴルフを楽しみやすい季節でもあります。
しかし、暑さが厳しい日には熱中症にならないよう注意が必要です。そこで、ゴルフで熱中症対策のための服装選びのポイントや、暑い夏におすすめのメンズ向けゴルフコーデを紹介します。
夏のゴルフは熱中症に注意!
自然の中でプレーを楽しむゴルフは、天候に大きく左右されるスポーツです。日差しが強く気温も高くなる夏は、熱中症にならないよう十分な対策をしてプレーに臨みましょう。
熱中症とは
普段、特に意識していなくても、人体は常に熱を生み出しています。この熱を体の外へ適宜逃がすことで、体温を約36~37℃に保っています。
しかし、日差しをたくさん浴びたり体を活発に動かしたりすると、通常よりもたくさんの熱が生み出され、体温の調節機能が追いつかなくなることがあります。
特に、外気温や湿度が高いと汗が蒸発せず、熱が体内にこもってしまいます。このように、体温調節がうまくできず、健康障害が生じた状態が熱中症です。
熱中症になると、めまいや筋肉痛などが起き、大量に汗をかきます。
さらに症状が進行すると、頭痛や吐き気、集中力や判断力の低下が起こります。適切な処置をしなければ、意識障害やけいれん、運動障害などが起きることもあるので注意が必要です。
(出典:熱中症予防情報サイト,環境省)
(出典:熱中症は予防が大事!「3密」を避けながら、十分な対策をとりましょう,政府広報オンライン)
熱中症を予防するには
熱中症を予防するためには、日頃からのしっかりとした体調管理が大切です。
規則正しい生活をし、栄養が偏らないようにバランスの良い食事を摂り、毎日十分な睡眠時間を確保して体を休め、睡眠不足にならないように気を付けましょう。
ゴルフのプレー中は、水分と塩分の補給に気を配りましょう。水は一度にたくさん飲むよりも、少量ずつこまめに飲むほうがおすすめです。
喉が渇いたと感じる前に、早めの水分補給を心掛けましょう。スポーツドリンクや経口補水液を利用すれば、水分と同時に効果的に塩分の補給もできます。
特に気温が高い日は、体温を上げないための工夫が必要です。
冷感スプレーや氷のうなどの冷却アイテムを使うと、ほてった体をすぐに冷やすことができます。ハンディ扇風機やうちわなどを使えば風を起こすことができ、ゴルフコースでも涼しく感じられるでしょう。
直射日光を避け、木の下などできるだけ日陰にいることでも体温の上昇を抑えられます。
さらに、プレー中のウェアにもこだわりたいものです。同じ気温の下でも、どんな服装にするかで体感温度は大きく変わります。
これから暑くなるにつれて、注意しなければいけないのが熱中症。夏本番を迎える前に、今から対策を行うことで、そのリスクを抑えられると話してくれたのが医学博士の永田孝行氏。ゴルフや野球といった野外で行われるスポーツ時の熱中症対策や暑熱順化の重要[…]

熱中症を防ぐ服装選びのポイントは?
熱中症を防ぐためには、高機能素材を使ったウェアを選びましょう。
まず選びたいのは、通気性の良い素材や、吸汗速乾性が高い素材のウェアです。こうした機能性の高い服を着ると汗が乾きやすくなり、体温の上昇や不快な蒸れを防げ、汗をかいてもサラッとした肌触りのままです。
また、UVカット機能や遮熱機能の付いたウェアもおすすめです。
暑い夏におすすめのメンズコーデ
では、具体的に夏のゴルフではどのような服装をしたら良いのでしょうか。ここからは、男性のゴルフシーンにおすすめのコーディネートを紹介します。
半袖ポロシャツ+長袖インナー
まずおすすめのコーディネートは、半袖ポロシャツと長袖インナーの組み合わせです。
襟付きのポロシャツはゴルファーにとって定番ウェアですが、インナーに長袖を合わせることで、日焼けの軽減になります。
2枚重ね着をすると暑いのではないかと思うかもしれませんが、2枚とも機能性の高い素材を選ぶことで快適に過ごせるでしょう。
ただし、格式高いスポーツであるゴルフは、ゴルフ場によりドレスコードが異なるので注意が必要です。ゴルフ場によってはこの服装がマナー違反になる場合もあるので、念のため事前に確認しましょう。
ハーフパンツ+レギンス
軽快な印象がある涼しげなハーフパンツも夏にはおすすめです。
ただし、紳士のスポーツであるゴルフでは、露出度の高い服は制限されているため、レギンスを組み合わせて肌の露出を抑えましょう。
ハーフパンツを着用する際も、ロングパンツと同じようにベルトを締めるのがポイントです。
ゴルフ場によっては、ハーフパンツの下にレギンスやロングタイツを着用することがマナー違反と見なされる場合もあるので、事前にゴルフ場のルールを確認しましょう。
熱を吸収しにくいカラーで組み合わせる
夏のゴルフウェアの色選びで迷ったら、熱を吸収しにくい色を選ぶのがポイントです。
熱を吸収しやすいのは黒や濃緑などの暗い色のため、熱中症対策として白や黄色などの明るい色や淡い色を選びましょう。
明るい色、淡い色は濃い色に比べて、熱を吸収しにくく、見た目にも清潔感があり、爽やかなコーディネートが楽しめます。
サングラスやキャップなどのアイテムを取り入れる
偏光レンズのサングラスや、ツバの広いキャップなどの小物を利用すれば、プレーの邪魔をすることなく熱中症対策や紫外線対策ができます。
ラウンド中は、軽量で遮熱効果の高い日傘を使うのもおすすめです。最近ではゴルフカートに日傘が備え付けられているゴルフ場も増えているので、ぜひ活用しましょう。
夏は高機能なゴルフウェアで熱中症対策
ゴルフウェアを扱うデサントゴルフからは、暑い夏にぴったりの高機能ウェアが数多く登場しています。そのなかからおすすめの商品をいくつかピックアップして紹介します。
DESCENTE GOLF(デサントゴルフ)

【BLUE LABEL】【SUNSCREEN】【MOTION3D】ロゴプリントリバースメッシュシャツ
「MoveSport」ロゴを地柄プリントしたショートスリーブシャツ。
吸汗速乾性のある軽量のサンスクリーンリバースメッシュ素材が使われており、着るだけで紫外線をカットして暑い日も快適にプレーを楽しめます。
ブラック・レッド・ホワイトの3色展開です。
【CoolistD-Tec】ソロテックスライジング切り替えショートパンツ
プリントシャツと同じクーリング素材を使った、軽やかな印象のショートパンツ。
後ろ身の腰の部分に入った切り替えがポイントで、さりげないこだわりを感じさせます。
カラーは4色展開で、レギンスとの色合わせを楽しめます。
ウェアで暑さ対策をして夏のゴルフを快適に楽しもう!
気温が高く日差しが強い日も、吸汗速乾・UVカットなど機能性が備わったウェアを選べば、暑熱対策になります。
熱中症対策や紫外線対策を万全にして、夏のゴルフを楽しみましょう。