ゴルフを始めたばかりの人は、打ちっぱなし(ゴルフ練習場)で練習をしてからコースに出るのがおすすめです。しかし、打ちっぱなしには何を持って行けば良いのか、どんな服装をすれば良いのかという疑問だけでなく、そもそもどんな場所なのかと思っている人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、打ちっぱなしに行くときの持ち物や服装、練習の流れについて紹介します。打ちっぱなしには行き慣れているという人も、より快適に練習をするために持ち物や服装をぜひ参考にしてみてください。
打ちっぱなし(ゴルフ練習場)に行くには何が必要?
まずは、打ちっぱなしへ行くために必要なものをピックアップしました。1つずつ確認していきましょう。
ゴルフクラブ
まずは、ゴルフクラブがないと練習を始められません。
ゴルフコースでプレーする場合では、キャディバッグの中に入れるゴルフクラブの数は14本までと決まっていますが、打ちっぱなしでは特に規定はありません。1本でも20本でも、練習したいクラブを好きなだけ持って行くことができます。
クラブだけでなく、いろいろな練習器具をキャディバッグに入れて持って行く人もいます。
また、自分のゴルフクラブがなくてもレンタルクラブが置いてある打ちっぱなしも多くあります。そのような施設なら、手ぶらで行っても練習ができます。
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グローブ
ゴルフクラブさえあれば練習はできますが、ほとんどの人はゴルフをする際にグローブを装着します。そのためゴルフグローブは必需品だと考えたほうが良いでしょう。
もしグローブを忘れてしまっても、打ちっぱなしで購入できるところもあります。
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お金(財布)
打ちっぱなしでは、それぞれの場所によって料金システムが異なっています。
大きな分類としては、1球いくらの従量制か、何時間いくらの時間制に分けられます。時間制は通常「打ち放題」と呼ばれ、打球数に制限がありません。また、これらとは別に打席料がかかることが一般的です。
支払い方法も、プリペイドカードを購入して、それで貸しボールを購入したり、受付時にボール貸出用コインを数枚渡され、練習終了時に使用した分だけ支払う方式などさまざまです。
また、営業時間によってボールやカードの購入場所や単価が異なっているケースもあります。初めて行く打ちっぱなしでは、受付時に料金システムについて確認するようにしましょう。
打ちっぱなし(ゴルフ練習場)に行く際の服装
打ちっぱなしには、ラウンドをするときのようなドレスコードはないため、動きやすい服装であれば問題ありません。ただし、スイングの邪魔になるような服装では練習に適している服装とは言えません。
そこでここからは、打ちっぱなしに行くときにおすすめのウェアを展開するブランドを紹介していきます。
DESCENTE GOLF(デサントゴルフ)

ゴルフ以外のさまざまなスポーツウェアやライフスタイルウェアを展開するブランド、デサントのゴルフカテゴリーがデサントゴルフです。
デサントゴルフのゴルフウェアは、スタイリッシュでありながら機能性を追求したウェアで、高い人気を誇っています。
もちろんゴルフのラウンドだけでなく、打ちっぱなしでもおしゃれなゴルフウェアコーデを楽しみながら、機能性にも注視したいというゴルファーにおすすめのブランドです。
le coq sportif golf(ルコックスポルティフ ゴルフ)

フランスで誕生し長い歴史のあるスポーツブランド、ルコックスポルティフのゴルフカテゴリーがルコックスポルティフ ゴルフです。
ルコックスポルティフ ゴルフのゴルフウェアは、スタイリッシュでおしゃれなデザインだけでなく、着用すると快適さやプレーのしやすさが実感できるでしょう。
また、カジュアルなデザインのウェアも展開しており、打ちっぱなしでも違和感なく着こなせます。
Munsingwear(マンシングウェア)

ゴルファーのためのゴルフ専用シャツを世界で初めて作ったのがマンシングウェアです。
マンシングウェアのゴルフウェアは、アメリカンテイストでカジュアルなスタイルが特徴です。
ゴルフを楽しむ人のために開発されたゴルフウェアは、打ちっぱなしでも楽しく快適な時間を提供してくれることでしょう。
打ちっぱなし(ゴルフ練習場)で練習をするときの流れ
続いては、打ちっぱなしで練習をするときの基本的な流れを紹介します。施設によってシステムに違いがあるので、詳細は行く予定のある施設のホームページなどで確認しておきましょう。
受付に行く
打ちっぱなしに到着したら、まずはキャディバッグや必要な手荷物を持って受付へ向かいましょう。
通い慣れている施設であれば、注意事項などは確認しなくても分かっているかもしれませんが、初めて訪れる施設なら、ルールや注意事項などをしっかりとここで確認しておきましょう。
もしクラブなどをレンタルする場合には、受付で手続きを済ませましょう。
ボールを購入する
受付を済ませた後には、ボールを購入します。
ボールの購入方法には、前述のように従量制と時間制があります。詳しい料金システムについては、受付時に確認してみてください。
打席に行く
ボールを購入したら、手荷物やクラブなどを持って打席へ向かいましょう。
打席の場所は、受付で決められる場合と空いている打席に自由に入ることができる場合があります。
練習を開始する
打席に着いたら準備運動をし、しっかり体を温めてから練習を開始しましょう。
後片付けをする
練習が終わったら後片付けをします。とはいえ、片付けるのは自分のものだけで大丈夫で、打ったボールはそのままにしておいて構いません。ボールを入れていたカゴがあれば、所定の位置に戻しましょう。
帰る際には、クラブなどの持ち物を忘れて行かないように注意しましょう。
打ちっぱなし(ゴルフ練習場)で注意すること
ここまで、打ちっぱなしに行く際の服装や持ち物、基本的な流れを紹介してきました。
ドレスコードはそれほど気にすることもなく、練習までの流れもシンプルであるため、ゴルフ初心者でも気軽に訪れることができるのではないでしょうか。
ただし、この打ちっぱなしにも最低限のルールやマナーがあるので、念のため気を付けるべきポイントを見ていきましょう。
大きな声で騒がない
打ちっぱなしは打席間が近く、話し声などもすぐに聞こえてしまう距離にほかの人がいます。そのため大きな声で騒ぐのはもちろん、電話も配慮しましょう。
また、声は出さなくても、上手く打てないイライラからかクラブを「ドン!」とマットに叩き付ける人もいますが、こちらももちろんマナー違反です。自分の感情もしっかりコントロールしましょう。
打ちっぱなし(ゴルフ練習場)で決められているルールを守る
打ちっぱなしでは、独自に定められているルールがあります。受付の近くに注意事項が掲示されていたり、初めて訪れる打ちっぱなしでは説明を受けたりする場合もあります。
飲食は決められた場所で
打ちっぱなしはゴルフの練習をする場所ですが、常に練習しっぱなしというわけではありません。そこで各々が休憩を取りながら練習をしているのですが、注意したいのが飲食についてです。
打ちっぱなしによっては、飲食場所が決められている場合があるので注意しておきましょう。
打ちっぱなし(ゴルフ練習場)で楽しく練習しよう!
一般的なマナーさえ守れば、打ちっぱなしはゴルフ初心者でも手軽に練習ができる施設です。
まだ打ちっぱなしへ行ったことがないというゴルフ初心者は、必要な服装や持ち物をそろえてぜひ足を運んでみてください。