7タイプ骨格診断とは？3タイプとの違いや特徴を分かりやすく解説【骨格診断アナリスト監修】

定番の3タイプ骨格診断を受診しても似合うものにピンとこない、自分の骨格の特徴がいまいちよく分からないという人は、骨格のタイプが細かく分類されている「7タイプ骨格診断」を試してみてはいかがでしょうか。

この記事では、7タイプ骨格診断とは何か、3タイプ骨格診断との違いや7タイプ骨格診断の特徴・7タイプ別の似合う服装について分かりやすく解説します。

7タイプ骨格診断とは？

骨格診断とは、生まれ持った体の質感やボディラインなどの特徴をもとに、自分自身の体型をきれいに見せる服装やファッションアイテムの使い方などを導き出す診断になります。

骨格を7つに分類するメソッドは複数ありますが、今回はSNSなどをはじめとして人気の「日本7タイプ骨格診断協会®」の代表理事である境 千珠佳氏が考案した「（ライン）7タイプ骨格診断」を紹介していきます。

日本7タイプ骨格診断協会®の7タイプ骨格診断は、数千人を超えるモニターの体の特徴を解析してできた独自メソッドで、一人ひとりの体の厚みや骨組み、ボディラインの特徴をもとに分析する骨格診断です。

そのため、3タイプ骨格診断とはまったく異なるメソッドの骨格診断になります。

7タイプ骨格診断では骨格を7つに分類することで、似合う洋服だけでなく、似合う素材・形・柄・質感・ヘアスタイル・小物などのファッションアイテムを知ることができます。

なお、7タイプ骨格診断で出た結果は、体重の増減などの影響を受けることがありません。

日本7タイプ骨格診断協会®が作成した「7タイプ骨格診断簡易診断チャート」を用意してみたのでぜひチェックしてみてください。

3タイプ骨格診断との違い

一般的によく知られている3タイプ骨格診断は、「骨格診断アナリスト協会」の代表理事である二神 弓子氏が考案した骨格診断メソッドです。

生まれ持った体の特徴を「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」という3つの骨格タイプに分類する診断方法で、自分に似合う服装、魅力を引き出すファッションを知ることができます。

以下は、3タイプ・7タイプそれぞれの骨格タイプの特徴を表にまとめたものです。

3タイプ骨格診断

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7タイプ骨格診断

上記の表のように、7タイプ骨格診断ではボディラインが直線的な骨格を「ストレート」、全体的に曲線を感じるボディラインを「ウェーブ」と大きくこの2つに分類したうえで、カジュアル・クラシック・ドラマティック・ハイファッションの4タイプを「ストレート」、ソフトクラシック・ロマンティック・ラブリーの3タイプを「ウェーブ」とし、骨格を7つのタイプに分類しています。

7タイプ骨格診断の特徴・似合う服

ここからは、7タイプ骨格診断のタイプ別に、それぞれの特徴やどんな服が似合うかを見ていきましょう。

まずはストレートから紹介します。

カジュアル

「カジュアル」タイプは、全体的に健康的、ナチュラルな印象のある骨格タイプで、メリハリのあるボディラインが特徴です。

ストレートのなかでも一番メリハリがあり、ウエストラインがきれいなボディラインをしているため、マネキンタイプと呼ばれています。

カジュアルタイプの人は、フォーマルやコンサバといったかしこまった着こなしよりも、オーバーサイズ（ビッグシルエット）のようなゆるっとしたラフでカジュアルなスタイルが似合う傾向にあります。

ジャージやデニム、レザー、麻などの天然素材や、ストライプやボーダー、エスニック柄やアニマル柄、コントラストのあるデザインなど、カジュアル感を演出しやすい柄は全般的に得意なタイプになります。

クラシック

「クラシック」タイプは正統派、知的といった印象のある骨格タイプです。

筋肉にハリがあり、厚みのある骨格のため、胸元に装飾がたっぷりとあるようなデザインよりもVネックなどで首元をすっきりさせるデザインを取り入れるとスタイルアップ効果が出るのでおすすめです。　

クラシックタイプの人は、きっちりとした印象のニュースキャスタータイプの骨格ということもあり、オーバーサイズなどのダボッとした着崩すスタイリングはだらしなく見えるため、ジャストサイズなどのシンプルさを活かした引き算のおしゃれを意識すると良いでしょう。

圧縮ウールや硬めのツイード、ハリ感のある綿（コットン）、ハイゲージニットのような厚みのあるしっかりした素材や、バーバリーチェックのような大きめのチェックや千鳥格子柄のような直線的な柄、シンプルな無地の洋服を身に着けると骨格の良さが活きたおしゃれな着こなしを楽しめるでしょう。

ドラマティック

「ドラマティック」タイプは個性的でゴージャスな印象の骨格タイプです。

海外セレブのような胸に厚みのある、立体的なボディが魅力の骨格ということもあり、首元を開けることで厚みを逃がすと着痩せ効果もあるためおすすめです。

また、ドラマティックタイプの人は、立体的なゴージャスボディということもあり、アシンメトリーなどの大胆で個性的なデザインもかっこよく着こなせます。

得意な素材はほど良い厚みとハリ感のある素材で、幾何学模様のようなメリハリ（インパクトやコントラスト）のきいた柄や大きな柄は持ち前の華やかさを活かしてくれるため、人目を引く個性的でゴージャスなデザインもおしゃれに着こなせるでしょう。

ハイファッション

パリコレモデルタイプとも呼ばれる「ハイファッション」タイプは、ストレートタイプのなかでも薄く、骨感や筋を感じるのが特徴です。

かわいらしい雰囲気の服装よりも、都会的でスタイリッシュな骨格の印象が活きるメンズライクなファッションが似合うタイプで、体にあまり凹凸がないということもあり、Iラインシルエットで縦ラインを意識すると、スタイルアップした着こなしができます。

薄手でハリ感のあるサテンやベロア、レザー、タフタなどの素材や、ピンストライプや小さめのアニマル柄のほか、ロングカーディガンやマキシ丈ワンピースなど、丈が長めのアイテムもかっこよく着こなせるでしょう。

続いては、ウェーブの「ソフトクラシック」「ロマンティック」「ラブリー」タイプを紹介します。

ソフトクラシック

華奢な体つきが特徴の「ソフトクラシック」タイプは、なだらかな曲線を持つ骨格タイプです。

体が薄く、寂しくなりがちな胸元にスカーフやボウタイ、シャーリングなどで少し華やかさをプラスすると持ち前の骨格の良さが活きて素敵です。

ソフトクラシックタイプの人は、シルクやシフォン、モヘアなどの柔らかな素材や、無地または抽象的な柄、地模様など、上品で洗練された骨格の印象を活かしてくれる要素をスタイリングで取り入れるのがおすすめです。

ロマンティック

「ロマンティック」タイプは、ウェーブのなかでも厚みを感じるのが特徴の骨格ということもあり、首まわりが詰まったデザインよりもデコルテが開いたデザインを取り入れると着痩せ効果が出るのでおすすめです。

また、グラマラスで華やかな骨格ということもあり、トップスをインしたり、ベルトを加えたりなど、ウエストを強調できるXラインシルエットが得意です。

シルクやサテンなどの光沢感のある素材や、柔らかさのあるシフォンやカシミア系の素材、また大きめの花柄や総レースなどの柄を取り入れ、華やかさを活かすコーディネートを意識すると魅力が引き立つでしょう。

ラブリー

「ラブリー」タイプはなで肩の人が多く、体の凹凸が少ない、かわいらしさや若々しい印象のある骨格タイプです。

ティアードワンピースをはじめとした、胸下切り替えのある服を選ぶとスタイルアップして見えるアイドルタイプの骨格になります。

ラブリータイプの人には、シフォンやモヘアなどの薄くてツヤのない柔らかな素材や、小さな水玉模様、ギンガムチェックや小さめの花柄などが得意です。

骨格のかわいらしさを引き立ててくれるフリルやリボンをワンポイントなどで取り入れると、アイドルのようなかわいらしい骨格の雰囲気にマッチするでしょう。

7タイプ骨格診断で体型の特徴を知って自分に似合う服を選ぼう

体の骨組みや厚み、ボディラインの特徴から一人ひとりの体型を細かく分類する7タイプ骨格診断は、自分に似合う服装選びの参考となる指標の一つです。

7タイプの骨格診断を受診し、自分の体の特徴と魅せ方を知ることで、自分が持っている骨格の魅力を発見することができます。

そして、今まで気付かなかった洋服選びの選択肢が増え、毎日のファッションをより楽しめるようになるでしょう。

7タイプ骨格診断が気になった人は、ぜひ受診してみてはいかがでしょうか。