夏のウォーキングはウォーキングウェアで暑さ対策を

  • 2020/08/05 (水)
  • 2023/07/25 (火)

運動して汗をかくのは気持ちが良いものです。暑い夏でも、体への負担が少なく、無理せずに続けやすい運動がウォーキングです。

この記事では、暑い夏にウォーキングする際の注意点や、暑さ対策に適したウォーキングウェアを紹介します。

暑い夏にウォーキングするときの注意点

暑い夏にウォーキングするときの注意点

夏場のウォーキングで注意したいのが「暑さ対策」です。きちんとした知識を持って対策を行いましょう。

気温や湿度をチェックする

ウォーキングを行う際は、天気予報や気象情報をチェックし、暑すぎない気候のときに行うのがポイントです。

気温が37℃以上など体温のより高い温度のときは、危険が伴う可能性もあるのでウォーキングは避けてください。

また、気温25℃程度であっても、湿度が80%を超えるような梅雨明け頃は、汗が蒸発しにくいので注意が必要です。休憩時にうちわやミニ扇風機で風を送るなどの工夫するようにしてください。

体調が優れないときに無理してウォーキングを行うとさらに悪化する可能性が高いため、休息を取るようにしましょう。

日中のウォーキングは避ける(早朝や夜間)

夏場のウォーキングは時間帯も考慮しましょう。日中など日差しの強い時間帯は避け、朝か夕方の涼しい時間帯に行いましょう。

最も危険な時間帯は12~16時とされていますが、特に気温の高い日や湿度の高い日は、10~15時以降も注意が必要です。

よって、10時以前、18時以降がほかの時間帯に比べて安全と言えますが、油断せずそのほかの注意点も心掛けておきましょう。

日陰のある場所や屋内をコースに選ぶ

コース選びも考えて工夫しましょう。

夏のウォーキングにおすすめなのが木陰や土のある公園や河川敷などです。木陰は日差しを遮るだけでなく、木々から水分が放出されるので体感温度も下げてくれます。

土の路面はアスファルトの路面に比べて10℃ほど温度が低く、クッション性もあるので足腰への負担も軽減されます。このほかにも、地下道や空調施設のある建物のフロアなど利用して歩くのも良いでしょう。

こまめに休憩を取る

こまめに休憩を挟んで、一度に歩く時間を短縮するのも、暑さ対策には大切です。

鍛え抜かれたアスリートとは違って、一般人が暑いときに無理して運動しても十分な効果は得られませんし、危険も伴います。状況に応じて休憩を取り水分補給し、運動強度も調節しましょう。

発熱はもちろん、風邪や下痢、疲労や睡眠不足のときは無理に運動してはいけません。

また、もともと暑さに慣れていない人や体力の少ない人もより一層の注意が必要です。

水分補給を欠かさない

夏の暑い日に水分補給は必須です。ウォーキングの際にも欠かさず行いましょう。

発汗によってナトリウムも失われるので、ドリンクはお茶や水でなく、経口補水液、または1Lの水に2g(ティースプーン半分程度)の食塩を溶かしたドリンクを自作しても良いでしょう。

ただし、スポーツドリンクは糖質を多く含んでいるので、飲み過ぎには注意してください。

発汗は体の熱を下げ、過剰な体温上昇を抑える効果があります。

しかし、汗をかくことで失われた水分は、自身で補わなければ脱水になり、温度調節能力が低下します。ウォーキングの20~30分前にコップ1杯程度の水分を取り、ウォーキング中もコップ半分程度の水分を補給しましょう。

夏のウォーキングに適したウェアを着る

近年では、真夏の運動に適したスポーツウェアが続々と開発・販売されています。

通気性や吸水速乾性に優れているのは勿論のこと、衣類内を涼しく保つクーリング機能なども年々改良され、快適度を増しています。

このような機能性ウェアは、ぜひともチェックしておきたいところです。ウォーキングに適したウェアや機能性は、後の章で詳しく解説します。

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帽子やタオルも忘れずに

日差しが強い日のウォーキングでは帽子を着用し、タオルも忘れずに持っていきましょう。

帽子は紫外線対策だけでなく、太陽の熱に当たりやすい頭部をカバーし、熱中症対策にもなります。
真夏の日中に帽子なしで過ごすのは体調を崩しやすくなるため、忘れずかぶりましょう。

また、汗をかいたまま走るのも体力の消耗を早め、体温が急激に低下し体調悪化の原因にもなります。汗をかいたらタオルで拭き取るものポイントです。

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夏はウォーキングウェアで暑さ対策を

夏はウォーキングウェアで暑さ対策を

夏のウォーキングをより快適に、快適にしてくれるウォーキングウェアの機能について解説します。

通気性

ウォーキング用のウェアは、通気性の高いものを選びましょう。

春夏のスポーツウェアは、通気性の良いメッシュ素材を採用した物が多いです。衣類の通気性が高いと、外からの風を取り込みやすく、爽快感や快適さを感じることができます。

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吸水速乾性

運動の際は、汗を吸い取る吸水性と、吸った汗を乾かす速乾性を兼ね備えた衣類を着用しましょう。運動でかいた汗が体に付いたままだと、不快感を及ぼすだけでなく、体力を消耗しやすくなります。

汗を素早く吸収し乾かしやすくして、体も衣類もドライな状態に保つ吸汗速乾性はスポーツウェアのマスト機能と言えます。

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UVカット

年々上昇していく気温や美容意識の高まりから、近年ではUVケア効果の高いウェアが続々と販売されています。

日焼け止めや化粧品には「SPF」といった紫外線防止指数が表示されていますが、最近では衣類にも「UPF」という紫外線防止指数が表示された商品が増えています。こちらのほうも参考にしてみてください。

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クーリング素材

近年のスポーツウェアは、通気性や速乾性、UVケアに優れているだけではありません。

汗を気化することで衣類内を爽やかに保つ、「接触冷感素材」を使用した商品が増えています。このようなウェアを着ることで、夏でも快適なウォーキングが実現できます。

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暑さ対策に適したウォーキングウェアとは

暑さ対策に適したウォーキングウェアとは

暑さ対策に優れた効果を発揮する、おすすめのウェアを紹介します。

Coolist D-Tec™(クーリストディーテック)

クーリスト ノースリーブシャツ

「クーリスト ノースリーブシャツ」は、吸汗速乾性やUVケア機能(UPF15)、衣服内の余分な熱を放熱する機能素材、“Coolist D-Tec™(クーリストディーテック)”が備わったノースリーブシャツです。

クーリスト D-Tec Tシャツ

「クーリスト D-Tec Tシャツ」も素早く熱を放出し、ウェアを涼しくドライな状態に維持する機能性「Coolist D-Tec™」のTシャツです。ストレッチ性にも優れ、夏のトレーニングに適したアイテムです。

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SUNSCREEN™(サンスクリーン)

【ZERO STYLE】サンスクリーン Tシャツ

「【ZERO STYLE】サンスクリーン Tシャツ」は、独自開発のZEROカッティングで着用する人のさまざまなシーン、動きを考慮し設計された「ZERO STYLE」の高機能Tシャツです。

ストレッチ性の糸を高密度に編み上げ、優れたUVケア性能を実現しており、生地の微細な凹凸で肌触りも良く、肌面をドライに保ちます。

サンスクリーンハイゲージ Tシャツ

「サンスクリーンハイゲージ Tシャツ」は、太陽光を遮蔽し衣服内の温度を抑えるNSCREEN™(サンスクリーン)を使用した優しい風合いの半袖Tシャツです。

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CORE COOLER(コア クーラー)

「CORE COOLER(コアクーラー)」とは、スポーツブランド「デサント」と電機メーカー「SHARP(シャープ)」により共同開発されたグローブ型暑熱対策アイテムです。

これまで、体温を下げる際は「首・脇・鼠径部」を冷やすのが一般的でしたが、「手のひら」を適温の12℃に冷やすことで、体の中心部にある深部体温を下げ、暑熱対策効果を発揮します。

\コアクーラーはこちら/

夏のウォーキングに無理は禁物!暑さ対策をしっかりと

デサント・長袖シャツ・ 7分丈パンツ・ウェストバッグ

暑い夏にウォーキングする際の注意点や、おすすめのウェアについて紹介しました。

手軽に健康を維持する運動として最適なウォーキングですが、選ぶウェアや暑さ対策を間違えると体調を崩す原因になってしまいます。

今回紹介した内容に便利なアイテムやウェアを使って、暑い日でも快適にウォーキングを楽しみましょう。

ウォーキングウェアについて詳しくはこちら

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