シニア向けウォーキングウェアの選び方は?季節ごとに解説

  • 2020/08/06 (木)
  • 2023/07/25 (火)

ウォーキングは気軽に始めやすい運動の一つですが、実は健康面でいろいろな効果があるため、シニア世代にもおすすめの運動です。

今回はシニア世代にウォーキングがおすすめの理由や、季節ごとに必要なシニア向けウォーキングウェアを紹介します。

ウォーキングはシニア世代におすすめの健康法

ウォーキングはシニア世代におすすめの健康法

ウォーキングは歩くだけの運動ということもあり、気軽に始めやすい運動方法の一つです。特別な器具を使う必要もなく、負荷の高い運動でもないため、シニア世代にもおすすめです。

有酸素運動であるウォーキングは、生活習慣病の予防としても推奨されています。

また、正しいフォームでウォーキングを続けると、次第に筋肉もついてきます。加齢に伴い筋肉量が減少しやすいシニア世代は、毎日30分のウォーキングを続けることで、体が動かしやすくなった、体が軽くなったなど、筋力アップが期待できます。

ほかにも、ウォーキングは高血圧・血糖値・動脈硬化の改善や、シニア世代が気になる認知症リスクの減少にもつながるといった研究結果が報告されています。

また、ウォーキングによって脚に刺激を加えることで、骨が強くなり、骨粗しょう症の予防効果も期待できます。天気の良い日に外を歩き日光を浴びることで、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが生成されるため、積極的にウォーキングしましょう。

加齢に伴い、気持ちが落ち込みがちになったというシニア世代の人にも、ウォーキングはおすすめです。

歩くことでセロトニンが分泌され、精神状態が安定するとも言われています。

運動不足は心の健康にも影響を与えるため、健康で元気に過ごせるように、簡単にできるウォーキングを日課として取り入れてみてはいかがでしょうか。

ウォーキングウェアを選ぼう。季節ごとに必要なウェアは?

デサント・Tシャツ・9分丈パンツ・フルジップパーカー・フェイスタオル・シューズ

季節や気候によってウォーキングウェアの選び方を変えることで、より快適にウォーキングを楽しむことができます。

続いては、ウォーキングに必要なウェアや持ち物を季節ごとに紹介します。

春のウォーキングウェア

春のウォーキングウェアは、肌寒いときに備え、ウィンドブレーカーやパーカーなど羽織るものを用意するのがおすすめです。トップスは長袖を着て、肌寒いときには上着を羽織り、ウォーキングを続けて暑くなったら脱げるようにしておくと良いでしょう。

汗をかいたときに汗冷えを軽減するためにインナーは吸汗速乾性があるものを選び。汗をかいたときのために、タオルや飲み物も忘れずに持ち歩くようにしてください。

夏のウォーキングウェア

夏は汗をかきやすいため、ウォーキングウェアは吸汗速乾性のあるものを選ぶのもポイントです。

汗が乾きにくい綿(コットン)素材のウェアは、真夏のウォーキングでは避けたほうが無難です。吸汗速乾性を備えたポリエステル素材は、夏のウォーキングウェアとして適しています。

また、夏は日中、日差しが強いため、朝夕の涼しい時間帯にウォーキングするのがおすすめです。紫外線対策のために帽子をかぶり、ウォーキングウェアの素材はUVケア素材を選ぶと良いでしょう。

暑さ対策としては、タオルと水を持ち歩くようにしてください。小物を入れるポケット付きのウォーキングウェアやウエストポーチを着用するとウォーキングしやすくなります。

雨の日には地面が滑りやすいため、シニア世代の人は特に、滑りにくい靴底のウォーキングシューズを履くのがおすすめです。

秋のウォーキングウェア

スポーツの秋とも言われる秋は、ウォーキングするのに適したの季節ですが、朝晩、日中の温度差が激しく急に冷え込むこともあるため、秋のウォーキングウェアとしては調節ができる服装を選ぶと良いでしょう。

基本は長袖のウォーキングウェアを着用し、寒くなったときに羽織れるようにパーカーかウィンドブレーカーを用意しておくと温度調節がしやすくなります。

夏から秋への変わり目はハーフパンツでも問題ありませんが、気温の変化に合わせてロングパンツに切り替える、ハーフパンツの下にレギンスをはくなど体を冷やさないように防寒対策を行いましょう。

シンプルな上下に柄物のレギンスを合わせると、おしゃれな秋のウォーキングコーディネートになります。

冬のウォーキングウェア

寒さが厳しい冬のウォーキングウェアは、防寒対策をしっかりしましょう。シニア世代は特に、服装の調節をこまめに行うことが大切です。

寒い時期は特に、着脱しやすい薄手のダウンを着たり、インナーに機能性インナーを着込んだりするなどして、体を冷やさないように注意してください。

ただし、寒いからといってサウナスーツなど通気性や吸汗速乾性に優れていないものを選ぶのは避けましょう。冬であってもウォーキング中は汗をかきます。かいた汗で冷えることを軽減するため、冬のウォーキングウェアも吸汗速乾性に優れた素材のウェアを選びましょう。

また、冬にウォーキングするときはウォーキングウェア以外にマフラーや帽子、手袋といった防寒具を着用するのがおすすめです。その日の気温を目安に、ウェアを着込む枚数を調節してください。パンツの下にレギンスをはくのも防寒対策としておすすめです。

10分以上歩くと体がだんだん温まってくるでしょう。

ウォーキングに、あると役に立つグッズ

ウォーキングに、あると役に立つグッズ

ウォーキングは何も持たずに手ぶらでもできる運動です。ですが、持っていると便利なウォーキンググッズもあります。

ここからは、毎日のウォーキングを快適に、楽しく続けるために役立つグッズを紹介します。

ウエストポーチ

ウォーキングでは、ウエストポーチがあると細かい荷物をまとめることができて便利です。

ウォーキング中は、こまめな水分補給をしなければいけません。水分補給のための水筒やペットボトルは、手に持っていると邪魔になりますが、ウエストポーチに入れておけば両手が空き、飲み物を持ち歩くのが重いときは小銭を入れておけば、自動販売機で水が買えるでしょう。

ウォーキングで汗をかいたのに水分を取らないでいると、体内の水分が不足してしまいます。特にシニア世代は、喉が渇いていなくてもこまめに水やスポーツ飲料を飲みましょう。

また、スマートフォンや携帯電話、タオルといった持ち物もウエストポーチに入れて持ち歩くことができます。

LEDライト

朝早く起きてウォーキングをするという人も多いでしょう。早朝のウォーキングでは、時期によってはまだ外が暗いこともあります。また、日が落ちて涼しくなってからウォーキングをするという場合も、夜は道が暗くて怖いです。

朝方や夜間のウォーキングに役立つのが、LEDライトです。LEDライトがあると、道を照らすだけでなく自転車や車に対して歩行者がいることを知らせることができるので、事故への備え、防犯対策としても役立ちます。

最近ではウォーキング用のLEDライトが販売されていて、首からさげるタイプ、腕に着けるタイプ、靴に取り付けるタイプなど種類も豊富です。自分が使いやすいLEDライトを探してみてください。

歩数計

ウォーキングしていても、いまいちモチベーションがアップしない人におすすめのグッズが自分が歩いた歩数が分かる歩数計です。ウォーキングした後、自分がどれくらい歩いたのかが分かると、成果が見えてモチベーションのアップにつながります。

ただ歩くだけでなく、1日の目標歩数を決めるのも良いでしょう。

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季節に適したウォーキングウェアでたくさん歩こう

季節に適したウォーキングウェアでたくさん歩こう

ウォーキングは健康に良いうえに簡単にできるため、シニアにおすすめの運動方法です。

ウォーキングを始める時には、寒い日には温かく、暑い日には涼しくウォーキングできるよう、季節に適したウォーキングウェアを選んでください。いつまでも若く健康でいるために、毎日の生活にぜひウォーキングを取り入れてみてはいかがでしょうか。

ウォーキングウェアについて詳しくはこちら

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