バレーボールをする際には、ネットの高さまで把握しておくと、どれぐらい飛べば良いスパイクが打てるようになるか明確になったり、ネット際の反則を防いだりといったことにつながるかもしれません。
また、試合を観戦する人も、ネットの高さが分かっていれば選手のジャンプ力にも注目でき、違った面からも楽しんで観ることができるでしょう。
そこでこの記事では、ネットの高さやネットにまつわるルールについて解説していきます。
バレーボールのネットの高さ
バレーボールのネットの高さは、6人制や9人制などの種別、性別や年代によって異なり、6人制よりも9人制、男子よりも女子のほうが低く設定されています。
バレーボールのネットの高さに関する詳細は、以下の通りです。
種目(男子) | ネットの高さ |
---|---|
大学/一般(6人制) | 2.43m |
大学/一般(9人制) | 2.38m |
高校生(6人制) | 2.4m |
高校生(9人制) | 2.25m |
中学生(6人制) | 2.3m |
中学生(9人制) | 2.15m |
小学生(6人制) | 2m |
小学生(9人制) | 1.9m |
種目(女子) | ネットの高さ |
---|---|
大学/一般(6人制) | 2.24m |
一般(9人制) | 2.15m |
高校生(6人制) | 2.2m |
高校生/家庭婦人(9人制) | 2.05m |
中学生(6人制) | 2.15m |
中学生(9人制) | 2m |
小学生(6人制) | 2m |
小学生(9人制) | 1.9m |
バレーボールのネットにまつわるルール・反則
バレーボールの試合では、ネット際のプレーが勝敗を左右することも珍しくなく、反則が取られやすいという特徴もあります。
勝つためだけでなくフェアプレーを行うためにも、ネットにまつわる主なルールや反則について、名称と意味を知っておきましょう。
タッチネット
タッチネットとは、試合中にボールに触れる動きをしている選手の手や体が、アンテナ※とアンテナの間にあるネットに触れる反則のことです。
スパイクを打ってからボールが床に落ちるまでの間に手や体がネットに触れると反則となるため、スパイクやブロックをする選手はもちろん、おとりでジャンプした選手がネットに触れてもいけません。
ただし、スパイクしたボールが床に落ちた後や、ボールに関連する動き以外でネットに触ったとしても、相手チームのプレーを妨害する行為でなければ反則には当たりません。
※ アンテナ:コートの内と外を分ける紅白の棒。
オーバーネット
オーバーネットは、ネットの上から手や腕を伸ばして相手チームのコートの空間でボールに触れる行為のことです。
ネットを越えてスパイクをする行為や、相手チームのトスをスパイクする行為で発生するケースが多くなっています。
ただし、相手チームのスパイクをブロックする行為は反則には当たりません。
パッシング・ザ・センターライン
パッシング・ザ・センターラインは、ネットの下にあるセンターラインから相手チームのコートに体の一部(くるぶしよりも下のかかとからつま先)が出てしまった場合の反則です。
例えば、相手チームからのスパイクをブロックするためにジャンプした後、センターラインを超えて相手チーム側に着地してしまうと反則となります。
ただし、反則となるのはスパイクしたボールが床に落ちるまでの間のみです。
また、相手チームのコートに体が出てしまっても、床やボールに触れず、相手のプレーを妨げなければ反則にはなりません。
インターフェア
インターフェアとは、ボールが相手チームのコート側にある際に、ネットの下から相手チームの選手やプレー中のボールに触れてプレーを妨害するなど、相手の攻撃に影響を与えたり、邪魔をしたりする行為に対する反則です。
例えば、相手チームのコートに入らないようにアンテナより外側のネットを使って体を支えた場合、審判が相手のプレーに影響を与えたと判断した場合はインターフェアの反則となります。
アシステッドヒット
プレー中にほかの選手や用具を利用してボールに触れる行為は、アシステッドヒットと呼ばれる反則となります。
ただし、タッチネットやセンターラインを踏み越しそうになる選手を引き戻す行為は反則にはなりません。
バレーボールは動きやすいウェアを着て高くジャンプしよう!
第一章で紹介したように、バレーボールのネットの高さは種別や性別などにより違いはありますが、いずれの場合も平均身長より数十cm以上高くなっています。
そのため、バレーボールのプレー中にスパイクを打ったり、相手チームからの攻撃をブロックしたりするには、高くジャンプする必要があるでしょう。
また、思い切りプレーを楽しむためにも、試合や練習で動きやすいウェアを着ることが大切です。
そこで続いては、これからバレーボールを始める人にもおすすめしたい、バレーボールウェアを豊富に取り扱うブランドとその魅力について紹介します。
DESCENTE(デサント)
デサントは、シンプルかつスタイリッシュなデザインで、機能性にも優れたスポーツウェアや小物を豊富に取り扱う日本のブランドです。
創業以来、野球やスキー、陸上など幅広いスポーツ競技のウェアを展開しています。
さらに、プロ野球球団のユニフォームや国際試合用のスポーツウェアを手掛けた実績もあり、プロアマを問わず多くのアスリートに支持されています。
そんなデサントからは、バレーボール用のアイテムも豊富に展開されています。
例えば、プラクティスシャツやゲームシャツといったウェア、ピステやスウェットジャケットなどの防寒着、肘当てや膝当て、ソックスやインナーパンツなど小物類まで商品展開が豊富です。
バレーボールの初心者からプロバレーボール選手まで多くの人に愛用されています。
特にバレーボール初心者は、必要なものを一式そろえることができるのでおすすめです。
通気性や吸汗速乾性に優れ、汗をかきやすい季節でも快適にプレーできるウェアや、ストレッチ性が高く動きやすいパンツなど、バレーボールをプレーするために開発されたアイテムがそろっているので、ぜひチェックしてみてください。
ネットの高さやルールを知るとバレーボールをより一層楽しめる!
一見同じくらいの高さのようにも見えるバレーボールのネットですが、性別や年代によって異なり、6人制は9人制よりも高く設定されているなど、細かい違いがあることを知っておきましょう。
ネット際のプレーが勝敗を分けたり、プレーによっては反則行為になったりする場合もあるため、ルールの確認も大切です。
また、バレーボールをより一層楽しんでプレーするためには、動きやすいウェアをそろえておくのもおすすめです。
今回紹介したスポーツブランドのウェアを参考に、機能性やデザイン性に優れたお気に入りのウェアをぜひ探してみてはいかがでしょうか。