6人制・9人制バレーボールのポジションを知ろう!名前や役割、動きを解説

6人制・9人制バレーボールのポジションを知ろう!名前や役割、動きを解説

  • 2022/08/02 (火)
  • 2024/03/04 (月)

バレーボールは主に、6人制競技・9人制競技・ソフトバレー・ビーチバレーボールの4つに分けられます。

それぞれプレイヤーの人数が異なり、ポジションの配置も違ってくるので、プレイヤーはもちろん観戦する人も基本のポジションや役割、動きを覚えておくとより楽しめるでしょう。

この記事では、6人制と9人制のバレーボールに注目して、ポジションについて分かりやすく解説します。

6人制バレーボールのポジション

6人制バレーボールのポジション

6人制バレーボールには6つのポジションがあり、サーブ権※を持っているチームの選手がサーブを打つまでの間、6人の選手はそれぞれ決められた場所にいなければいけません。

サーブ後は、6つのポジションではなく役割に応じたポジションに移動することができます。

まずは、サーブ前の定位置である「基本ポジション」と、サーブ後に動ける「役割別のポジション」についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

※サーブ権:攻撃側から最初の球を打ち込む(サーブを打つ)権利のこと。

基本ポジションの名前

6人制バレーボールでは、立ち位置がコート内で前後3人ずつに分かれており、ネット寄りの3人を前衛、後方の3人を後衛と言います。

6つのポジションの名前は、コートの後ろ側から見て、前衛の3人を左からフロントレフト・フロントセンター・フロントライト、後衛の3人を左からバックレフト・バックセンター・バックライトです。

また、ローテーションというシステムがあり、自チームが得点を取って相手チームからサーブ権が移ったタイミングで、選手は6つのポジションを時計回りに1つずつ移動します。

役割別のポジション名と動き

続いては、役割別のポジションの名前と動きについて説明します。

アウトサイドヒッター(OH)

アウトサイドヒッターとは、フロントレフト、もしくはフロントライトのポジションからスパイクを打つ選手のことを指します。

得点を決めることが期待されるポジションで、ウィングスパイカー(WS)とも呼ばれています。

また、サーブレシーブやディグ※も行うポジションなので、オールラウンドなプレーが求められます。

※ディグ:アタックを受けるプレー。

ミドルブロッカー(MB)

ミドルブロッカーとは、相手チームのアウトサイドヒッターが打ったスパイクをブロックする役割を持つ、フロントセンターのポジションです。

守備の要となるポジションで、素早い判断力とジャンプをして壁を作る必要があるため、背が高い選手が選ばれるケースが多いです。

また、低めのトスを上げて素早くスパイクを打ち込む「クイック攻撃」を仕掛けるポジションでもあるため、高い攻撃力も求められます。

セッター(S)

セッターは、スパイカー※が打ちやすいようにボールをセットする(=トスを上げる)役割を担うポジションです。

フロントセンターまたはフロントライトに配置されることが多く、ツーセッターとして2人配置される場合もあります。

どのスパイカーにボールをセットするか選択するポジションでもあるため、司令塔としての役割も果たしています。

※スパイカー:スパイクを打つ選手。

オポジット(OP)

オポジットは、スパイクを専門とする積極的な攻撃が求められるポジションです。最も打数が多いため、「スーパーエース」と呼ばれることもあります。

オポジットは常にセッターの対角に位置し、前衛からはもちろん、ローテーションで後衛にいるときにも積極的にバックアタック※を狙うため、守備にはほとんど入りません。

※バックアタック:コートに引かれているアタックラインより後ろからジャンプして、相手コートにスパイクを打ち込むプレー。

リベロ(L)

リベロは守備に特化し、サーブやブロックをしてはいけない、スパイクもほとんどしないため、背が低い選手が活躍しやすいポジションです。

後衛でレシーブのみ行うので、高いレシーブ力とボールに食らいつく粘り強さが求められます。

また、リベロの選手は、ベンチに待機しながら特定の選手とローテーションで交代してコート内に入ります。

いつでもコートに出入りができるという特性を活かして、監督やコーチの意思をチームに伝達する役割も担っています。

9人制バレーボールのポジションは6人制と違う?

9人制バレーボールのポジションは6人制と違う?

バレーボールの試合は、国際試合などでは6人制が主流ですが、日本の「ママさんバレー」などは9人制で行われることが多いです。

9人制バレーボールには、以下のような独自のルールがあります。

  • サーブを失敗した場合に1回やり直しができる
  • ブロックもボールへの接触回数としてカウントする
  • ローテーションはしない
  • リベロは配置されない
  • 6人制のように前衛・後衛の区別がなくフリーポジションなので、選手はコート内で自由にプレーすることができます。

    バレーボールを始めるときは基本知識とウェアが必要

    バレーボールを始めるときは基本知識とウェアが必要

    バレーボールを始めるときは、各ポジションの役割や動きなどの基本的な知識を身に付けるとともに、快適に楽しくプレーできる専用のウェアをそろえておくのがおすすめです。

    続いては、これからバレーボールを始める人におすすめのスポーツブランドを紹介します。

    DESCENTE(デサント)

    デサント_ロゴ

    デサントは、野球やスキー、陸上競技など幅広いスポーツ競技のウェアや小物を手掛ける日本のスポーツブランドで、バレーボールウェアも豊富に展開しています。

    シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で、ユニセックスモデルのウェアも人気があります。

    また、スポーツブランドならではの高い機能性も魅力です。

    例えば、吸汗速乾性に優れたプラクティスシャツ・パンツなどの練習着やハイソックス、ストレッチ性に優れたゲームパンツなど、プロ・アマを問わず多くのバレーボールプレイヤーに支持されるアイテムを幅広く取り扱っています。

    さらに、シューズやサポーター、膝用パッドなどの小物類やジャケットなどの防寒着も取り扱っているので、これからバレーボールを始めようと思っている人も、必要なものをまとめてそろえることが可能です。

    親子でバレーボールウェアをそろえたいという人も、ジュニア向けから大人向けまでサイズやカラー展開が豊富なのでおすすめです。

    バレーボール用としてはもちろん、軽めのトレーニングや試合観戦をするときにもぴったりなウェアがそろっているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

    各ポジションの名前や役割を知ってバレーボールをもっと楽しもう

    各ポジションの名前や役割を知ってバレーボールをもっと楽しもう

    バレーボールのポジションは6人制と9人制で異なり、6人制バレーボールには6つの基本ポジションのほかに役割別のポジションがあります。

    ポジションごとの役割や動きを知ることでゲームへの理解が深まるため、これからバレーボールを始める人はもちろん、試合観戦をするときもより一層楽しめるでしょう。

    また、バレーボールをする際は、今回紹介した人気ブランドを参考に、機能性やデザイン性に優れた専用のウェアをそろえてみてはいかがでしょうか。

    着心地が良く動きやすいウェアを着て、思い切りバレーボールを楽しみましょう。

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