背の高い人や体格が良い人のなかには、好みのスイムウェアが見つからないという悩みを持っている人もいるでしょう。
スポーツブランドのスイムウェアであれば、サイズ展開も豊富でデザイン性も高いため、お気に入りの1着が見つかるかもしれません。
そこで今回は、大きいサイズのスイムウェアの選び方や、サイズ展開が豊富なおすすめブランドについて詳しく紹介します。
スイムウェア(水着)の大きいサイズとは?
まずは、スイムウェアにはどれくらいまで大きいサイズがあるのか、サイズ展開や規定について説明します。
以下は、JASPO(一般社団法人日本スポーツ用品工業協会)が定めた規格サイズ表です。日本のスポーツウェアのサイズ展開に多く利用されています。
JASPO メンズスイムウェアのサイズ (単位:cm)
JASPO レディーススイムウェアのサイズ (単位:cm)
JASPOの規格サイズ表によると、XLは2L、2XLは3Lに該当します。OとはJASPOが定めたOVERLARGEという意味のサイズで、Lよりも大きいサイズとなっています。
スイムウェアを選ぶ際はパーツごとのサイズを測ること、また、水中では水圧で体が少し縮むため、少し気持ち小さめのスイムウェアを選ぶことがおすすめです。
大きいサイズでもおしゃれなスイムウェア(水着)は豊富
前述の通り、大きいサイズのスイムウェアはあります。
また、スポーツブランドは単に大きいサイズではなく、デザイン性に富んだスイムウェアを展開しているので、きっと好みのスイムウェアが見つかるでしょう。
今人気のスイムウェア(水着)はどんなもの?
今人気のスイムウェアは、上下が別々になっているセパレートタイプです。
セパレートタイプは脱ぎ着がしやすいので着替えのストレスを軽減でき、袖付のタイプでは腕部分を隠せるという点でも人気を集めています。
同じブランドで上下を変えておしゃれを楽しめるという点でも、おすすめです。
機能性もチェックしよう
最近のスイムウェアは、水の抵抗をできるだけ軽減させる素材を利用しているものが多いです。
例えば、ストレッチ性に富んだ素材は体にフィットするため水の抵抗を最小限にでき、はっ水加工が施されている素材は水を吸わないためスイムウェアが重くなりにくいです。
さらに、保温効果の高い素材を活用することで、長時間水中でトレーニングをしても寒さを感じにくいです。
スイムウェアを選ぶときは、デザインももちろん大事ですが、同時に機能性の高いスイムウェアを選ぶようにしましょう。
大きいサイズのスイムウェア(水着)の種類
スイムウェアにはいくつかの種類があるため、大きいサイズのスイムウェアが欲しいと思って買いに行っても、種類や特徴を把握しておかなければ何を買えば良いのか迷ってしまうでしょう。
ここからは、スイムウェアの種類と特徴について、レディース・メンズそれぞれ紹介します。
レディーススイムウェア
レディーススイムウェアには、主に4つの種類があります。
ワンピースタイプ
レディーススイムウェアのワンピースタイプは、定番の形です。多くのブランドがデザイン性に富んだワンピースタイプのスイムウェアを展開しています。
ワンピースタイプは脚まわりが動かしやすいので、泳ぐスピードを上げたい人やアクアビクス※の上級者におすすめの種類です。
ただし、ワンピースタイプは露出部分が多くなるので、少しでも体型をカバーしたい場合はほかのスイムウェアを選びましょう。
※アクアビクス…アクア(水)とエアロビクス(有酸素運動)を合わせた和製英語
セパレートタイプ
セパレートタイプは上下が分かれたタイプのスイムウェアで、高身長や大柄な人もストレスなく着ることができるでしょう。
ただ、上下が分かれているため水の抵抗を受けやすいです。速く泳ぎたい、タイムを縮めたいという人はほかのスイムウェアを選びましょう。
オールインワンタイプ
オールインワンタイプは上下のパーツが一体になっているので、動いてもズレを感じにくいです。
また、フィットネス用や競泳用のスイムウェアであれば、体の構造を考慮し、動きやすく設計されているので、泳ぎをメインにしたい人や露出の多いスイムウェアに抵抗を感じている人におすすめです。
ただし、体にフィットする分、脱ぎ着がしづらいというデメリットもあります。
ビキニタイプ
ビキニタイプは、三角ビキニやホルターネック、かわいいフリルが付いたものなど、デザインが豊富です。しかし、ジムのプールなど、トレーニング目的でプールを利用する場合には、向いていないでしょう。
体にフィットする部分が少ないため泳いでいるうちに、はだける可能性や、飾りやリボンがほかの利用者にひっかかりトラブルになる可能性があります。
ビキニタイプは、遊泳用として着ると良いでしょう。
メンズスイムウェア
一般的なメンズスイムウェアの種類としては、以下の2種類があります。メンズスイムウェアもレディーススイムウェアと同様に、遊泳用スイムウェアはジムでの利用に不向きです。
ハーフパンツ
ハーフパンツタイプは、丈が膝上まであるスイムウェアです。
遊泳用スイムウェアではゆったりしたハーフパンツが人気を集めていますが、ジムのプールではスパッツタイプなど、フィット感のあるハーフパンツを着る人が多いです。
体にフィットするスパッツタイプは筋肉のブレを抑制するため、泳ぎのパフォーマンスを上げてくれます。
ショートパンツ
ショートパンツは、ハーフパンツよりも短い丈のスイムウェアです。
遊泳用スイムウェアでは、水陸両用のショートタイプが人気の傾向にあります。ジムではハーフパンツ同様に、フィット感のあるスパッツタイプのショートパンツを着る人が多いです。
大きいサイズがあるスイムウェアブランド
ここでは、サイズ展開が豊富で人気のスポーツブランドを紹介します。
arena(アリーナ)

スイムブランドであるアリーナは、フランス生まれのスポーツブランドで、豊富なカラーバリエーションと幅広いサイズ展開が特徴です。
アリーナのスイムウェアはSSSからXCまで展開しており、柄ものからかっこいい水着まで豊富に取りそろえています。