練習用スイムウェア(水着)をそろえよう!競泳用との違いとは

練習用スイムウェア(水着)をそろえよう!競泳用との違いとは

  • 2021/06/24 (木)
  • 2023/05/30 (火)

本格的に水泳を始めようと思っている人のなかには、スイムウェアを練習用と競泳用で分けたほうが良いのかや、どんな違いがあるか疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、スイムウェアの種類や練習用と競泳用の違い、選び方、お手入れの方法について紹介していきます。

練習用・競泳用スイムウェア(水着)の違い

練習用・競泳用スイムウェア(水着)の違い

練習用スイムウェアと競泳用スイムウェアは、どちらも大会出場を目指すときに持っておくべきスイムウェアです。

練習用スイムウェアと競泳用スイムウェアの主な違いは、耐久性などの機能性や素材、FINA(国際水泳連盟)の承認マークが付いているかどうかなどがあります。

練習用スイムウェアの特徴

練習用スイムウェアの特徴として、まず挙げられるのが耐久性です。

スイムウェアはプールの消毒に使われる塩素に弱く、使用頻度が高いと劣化してしまいます。

そのため、塩素に弱いポリウレタンを使用していないものなど、塩素による劣化を軽減する工夫が施されたスイムウェアが練習用に適しています。

練習用スイムウェアはストレッチ性の高いニット素材で作られているものが多く、締め付け感が競泳用スイムウェアと比較して弱く、着脱しやすくなっています。

ストレッチ性の高い素材の練習用スイムウェアは体に負担がかかりにくいため、競泳用スイムウェアよりも長時間の練習に適しています。

ほかにも、体の動かしやすさを狙ったパターンで作られている、スイムウェアの体を覆う面積が狭いなどの特徴もあります。

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競泳用スイムウェアの特徴

競泳用スイムウェアの特徴は、速く泳ぐための機能性に優れていると言うことです。

主に、薄く締め付け感のある布帛(ふはく)素材を使用しているものが多く、着脱はしにくいですが、着圧により筋肉のブレを軽減してくれます。

ただし、締め付け感が強いため、長時間の使用には向きません。大会や記録会などで使用する際に向いています。

また、公式大会に出場するときは、FINA(国際水泳連盟)に承認されたスイムウェアの着用が義務付けられています。

練習用スイムウェアはFINAの承認がなくても問題ありませんが、公式大会で着用する競泳用スイムウェアはFINA承認マークが付いたものしか着ることができません。

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練習用スイムウェア(水着)の選び方

練習用スイムウェア(水着)の選び方

次に、練習用に適したスイムウェアを選ぶときのポイントについて紹介します。

機能性に注目する

練習用スイムウェアを選ぶときは、練習頻度が高くても劣化しにくい耐塩素性、動きやすく脱ぎ着しやすいストレッチ性、水の抵抗を受けにくく、水をはじきやすいはっ水性などが重要です。

形状に注目する

大会などで着る競泳用スイムウェアは、水の抵抗を減らすために太ももなど肌を覆う面積が広いものが多いです。

しかし、練習用は肩関節や股関節などが動かしやすいよう、体を覆う部分が少ないものがおすすめです。

着心地に注目する

長時間の練習でも快適に泳げるように、練習用スイムウェアは着心地を意識して選びましょう。適度なフィット感があると、着心地が良く快適にトレーニングが続けられます。

デザイン性に注目する

大会などで着るスイムウェアはシンプルなデザインが多いですが、練習用スイムウェアは自由度が高くおしゃれなデザインのスイムウェアが豊富です。

練習のモチベーションをアップさせるためにも、競泳用とは別のデザインのスイムウェアを選ぶのも良いでしょう。

練習用スイムウェア(水着)はお手入れも大事!

練習用スイムウェア(水着)はお手入れも大事!

使用頻度が高い練習用スイムウェアは、劣化しにくいものを選ぶことが大切ですが、それでもスイムウェアは消耗品です。使用していくうちに劣化することは避けられません。

練習用スイムウェアを何枚も買い替えるのはもったいないため、なるべくお手入れをして長持ちさせましょう。

脱いだ後の手入れ方法

練習用スイムウェアは耐塩素性があるものでも、塩素による影響を受けます。脱いだ後は、水ですすいで塩素を落としてください。

また、なるべく水気を切って持ち帰りたいところですが、強く絞ってしまうとスイムウェアが型崩れする可能性があります。タオルで水分を吸い取って、優しく水を切ってください。

持ち帰るときはビニール袋に入れて持って帰る人も多いですが、蒸れやすいため長時間ビニール袋に入れたまま放置しないように注意してください。乾いたタオルで包んで持ち帰るのがおすすめです。

スイムウェアを洗濯するときの注意点

スイムウェアを持ち帰った後は濡れたまま放置せず、すぐに洗濯してください。

基本的に手洗いがおすすめですが、洗濯機で洗いたい場合は洗濯機で洗えるスイムウェアかどうか、洗濯表示を必ず確認しましょう。

手洗いの場合は、洗面台などに水もしくはぬるま湯と中性洗剤を入れて押し洗いします。洗剤の泡が出なくなるまで、すすぎながら押し洗いをし、軽く絞った後にタオルなどで水気を切ってください。

洗濯機の場合はスイムウェアを裏返してからネットに入れて、手洗いコースなどで2~3分ほど洗いましょう。脱水はなるべく短めにするか、手洗いと同じようにタオルで水気を切ってください。

干すときは、スイムウェアの形を整えてから陰干ししましょう。熱に弱いため、ドライヤーや乾燥機器で乾かさないように注意してください。

練習用・競泳用以外のスイムウェア(水着)もチェック!

練習用・競泳用以外のスイムウェア(水着)もチェック!

ここまで、練習用・競泳用のスイムウェアについて紹介しましたが、ここではそれ以外の種類のスイムウェアを紹介します。泳ぐ場所や目的によって適した種類を選びましょう。

フィットネス用スイムウェア

フィットネス用スイムウェアは、運動不足の解消やダイエット目的で軽く泳いだり、水中ウォーキングやアクアビクスなどで体を動かしたりするときに着用するスイムウェアです。

競泳用スイムウェアよりも締め付けが弱く、ストレッチ性が高いため着脱しやすいのが特徴です。

レディース用には、上下が分かれたセパレートタイプ、上下セットのオールインワンタイプ、ワンピースタイプがあり、メンズ用には体にフィットするハーフスパッツタイプや、ゆったりはけるルーズスパッツタイプなどがあります。

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遊泳用スイムウェア

遊泳用スイムウェアは、ビキニやサーフパンツのようなレジャープールや海水浴で着用するタイプのスイムウェアです。

ファッション性が重視されたスイムウェアが多く、水の抵抗を受けやすいため、本格的に泳ぐときや水中で運動するときには適していません。

練習用スイムウェア(水着)で効果的なトレーニングを!

練習用スイムウェア(水着)で効果的なトレーニングを!

練習用スイムウェアは長時間のトレーニングを行っても疲れにくく、適度なフィット感や体の動かしやすさで本番さながらのトレーニングが可能です。

デザイン性の高い練習用スイムウェアを選べば、練習へのモチベーションをアップさせることもできるはずです。

今回紹介した練習用スイムウェアの選び方をチェックして、自分に合ったスイムウェアを選んでみましょう。

スイムウェアについて詳しくはこちら

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