アルペンスキーとは?基本のルールや種目別の競技内容、そろえたいアイテムについて

アルペンスキーとは?基本のルールや種目別の競技内容、そろえたいアイテムについて

  • 2022/01/20 (木)
  • 2022/03/22 (火)

アルペンスキーは、スキー競技の花形と言われるほど人気がある種目です。

ルールがシンプルで分かりやすいほか、スピード感や躍動感を味わえる競技のため、スキーヤーだけでなく競技を観戦する人も楽しむことができるでしょう。

今回は、そんなアルペンスキーに焦点を当て、アルペンスキーとはどのようなスポーツなのか、基本のルールや種目別の競技内容、そろえたいアイテムについて紹介します。

関連記事
初心者必見!スキーの基本の持ち物とおすすめウェアをトップスキーヤーが解説

白銀のゲレンデを颯爽と滑る姿に憧れて、今季こそスキーに行ってみたいと考えている方も多いのでは?数々の大会で優勝経験を持つトップスキーヤーで、デサントにおいて14年にわたりスキーウェア開発に携わる宮下征樹さんが、スキーに必要なアイテムと持ち[…]

初心者必見!スキーの基本の持ち物とおすすめウェアをトップスキーヤーが解説

関連記事
スキー初心者が押さえるべきポイントは?ウェアやアイテムの扱い方、滑り方、止まり方、曲がり方のコツまで

寒い冬でもアクティブに過ごしたい。そうだ、今年はスキーでもやっちゃおうかな?なんてゲレンデに思いを馳せている方へ。元全日本スキー技術選チャンピオンの宮下征樹さんが、スキー初心者が押さえるべきポイントとして、ウェアやアイテムの扱い方から、滑[…]

スキー初心者が押さえるべきポイントは? ウェアやアイテムの扱い方、滑り方、止まり方、曲がり方のコツまで

アルペンスキーは歴史あるスポーツ

アルペンスキーは歴史あるスポーツ

アルペンスキーとは、スキーの原型と言われるノルディックスキーから分化したスキー競技で、雪の斜面に2本1組の旗またはポールを立てて作られた旗門に沿って、斜面を滑降しタイムを競うスポーツです。

ヨーロッパのアルプス地方で発達し、現在では国際大会の正式種目としても採用されています。

アルペンスキーの基本ルールと6つの種目

アルペンスキーの基本ルールと6つの種目

アルペンスキーには6つの種目があり、それぞれルールが異なります。

6つの種目に共通する基本ルールとしては、規定の保護ヘルメットおよびスキーレーシングスーツに身を包み、ストッパー(流れ止め)が付いたスキー板を使用することが挙げられます。

また、公式大会では種目ごとにスキーの長さやラディウス(スキー板のサイドカーブ)もレギュレーションが定められています。

コース上では設置されている2本1組の旗、またはポールを立てた旗門をすべて正確に通過し、ゴールラインを目指します。

旗門をすべて正しく通らなかった場合は失格となりますが、旗門を通過できず、脇を通り過ぎてしまった場合も、その旗門まで登り直してやり直すことは可能です。

ここからはアルペンスキーの6つの種目について、それぞれのルールや競技内容を紹介していきます。

アルペンスキー 6つの種目について

ダウンヒル(滑降)

ダウンヒルは、アルペンスキーの種目のなかで最もスピードの出る花形種目です。

各旗門の間隔が広くコースも長いため、斜面を真っ直ぐに滑り降り、20~30mを超えるジャンプをすることもあります。平均時速100km以上のスピードが出る高速系種目です。

ダウンヒルは、選手の技術力はもちろん、身体能力や高速に耐え得る精神的強さが試されるスキー競技のためスピード感や躍動感があり、観客たちを魅了します。

スーパーG(スーパー大回転、SG)

アルペンスキーのスーパーGは、ダウンヒルよりも旗門の間隔は狭まりスピードは落ちますが、大中のカーブを曲がる高速系種目です。

ダウンヒルと比べればターン弧が小さくなり遠心力がかかるため、スピードと同時に高いターン技術が求められる種目と言えるでしょう。

ジャイアントスラローム(大回転、GS)

アルペンスキーのジャイアントスラロームは、大中小のカーブを規則正しく曲がることが要求される技術系種目です。

コーナーを正確かつスピーディーに通過することがポイントとなり、旗門の設置が異なるコースを2本滑った合計タイムで順位が決まります。

スラローム(回転、SL)

アルペンスキーのスラロームとは、急勾配で行う細かなターン技術とスピードが要求される技術系種目です。

スラロームは、1本のポールだけで旗門が作られ、腕や臑(すね)でポールをなぎ倒して滑っていきます。こうした滑りに対応して各種プロテクターが工夫されています。

ストックはパンチガード付きのものを使用し、ヘルメットにはチン(顎)ガードを、臑にはシンガードを付けて滑ります。

スラロームは、ほかの種目に比べると滑走スピードは遅いものの、滑降中のダイナミックな動きは観る人を魅了します。

アルペンコンバインド(複合)

アルペンコンバインドとは、アルペンスキーのなかから2つの種目を組み合わせて行い、それぞれのタイムを合計して競う複合種目です。

ダウンヒルとスラロームを組み合わせるなど、滑降(高速系)と回転(技術系)両方の能力が求められるため、選手の総合力が試されます。

混合団体(チームイベント)

アルペンスキーの混合団体は、男女混合でチームを編成し、対抗する2つのチームの選手が1対1のパラレル回転方式で競います。

ジャイアントスラロームのポールセットをより細かいリズムにした短めのコースセットで、スピード力と技術力、チームワークが求められます。

(出典:スキー・アルペン,日本オリンピック委員会)

アルペンスキー以外に人気のスキー競技

アルペンスキー以外に人気のスキー競技

アルペンスキーはスピード感や躍動感を感じられるため、スキー競技のなかでも人気が高いスポーツです。

また、最近ではアルペンスキー以外でも、ハーフパイプ、エアリアル、スキークロスなどのフリースタイルスキーが若い世代を中心に人気を集めています。

フリースタイルスキーは、1980年代から90年代にかけて生まれたニュースタイルカテゴリーの競技で、その後大会での種目採用などをきっかけに発展が進んでいきました。

現在では、空中で華やかに舞うアクロバティックな演技で多くの人を魅了しています。

スキーを始めるには何が必要?

スキーを始めるには何が必要?

初心者がスキーを始める場合、いきなりアルペンスキーに挑戦するのはハードルが高いため、まずはスキーを楽しむところから始めてみてはいかがでしょうか。

スキーを始めるにあたって、次のようなスキー用品が必要なため、自分に合ったものをそろえておきましょう。

スキー用品初心者向けの選び方
スキー板自分の身長より5~10cmほど短いものを選びましょう。スキー板の形状によって楽しみ方が変わるため、自分のレベルに合ったものを選ぶのがおすすめです。
ブーツ足をしっかりとホールドできるものを選びましょう。形状が足型に変化してフィットするものもおすすめです。
ストック一般的に身長の68~70%程度の長さのものを選ぶのが目安となります。なかには、種目によって使い分けられるよう、長さを調節できるものもあります。
ウェア体を動かしやすく、防寒性、軽量性、防水性などの機能性に優れたものを選びましょう。
手袋(グローブ)保温性や透湿防水素材に優れたものがおすすめです。5本指のもの以外に、三つ指型やミトン型もあります。
ヘルメット(帽子)転倒した際に頭部を保護する役割があります。保温性に優れたものを選びましょう。
ゴーグルレンズの色は全天候型のオールラウンドのものを選べば安心ですが、複数枚付いているものを選び、晴天と悪天候時での使い分けもおすすめです。ゴーグルとヘルメットの間に隙間があると雪が入りやすくなるので、フィットするものを選びましょう。

初心者にもおすすめのスキー用品がそろうブランド

初心者にもおすすめのスキー用品がそろうブランド

ここからは、初心者にもおすすめのスキー用品がそろう人気ブランドを紹介します。

機能性だけでなくデザイン性にも優れているため、スタイリッシュでおしゃれなスキーウェアやアイテムをコーディネートしながら一式そろえてみてはいかがでしょうか。

DESCENTE(デサント)

デサント ロゴ

デサントは、スキーウェアをはじめとしたさまざまなスポーツウェアの開発・販売を行う、日本のスポーツブランドです。

デサントのスキーアイテムは初心者用から競技用まで幅広く手掛けられており、プロ・アマチュア問わず多くのプレイヤーから愛されています。

スキー競技のパフォーマンスの向上を目的とした商品開発が行われ、独自の型紙技術を採用して体の動きに合ったウェアや小物の開発・販売を実現しています。

また、デサントのスキーウェアは衣服内環境調整を考えた設計を行い、スキーをより快適に楽しめる工夫が施されています。

ブラックやネイビーのような定番カラーから、レッドやイエローのような一目で分かるような明るい色のアイテムまで展開しているため、自分好みのカラーやコーディネートも楽しめるでしょう。

デサントには、スキーウェアだけではなく、インナーのトップスやタイツ、帽子やグローブ、靴下などの小物までそろっています。

初心者でもすべてのアイテムをそろえることができるため、統一感のあるスキーコーディネートが作れるのも魅力です。

スキーに関するおすすめ記事


スキーに関するおすすめ記事を以下にまとめました。
関連記事
【アルペンスキー編】ルールも曖昧な観戦初心者の疑問に、競技経験者が答えます!

颯爽と斜面を滑っていく姿が印象的なアルペンスキー。タイムを競うシンプルな競技にも見えますが、「ダウンヒル(滑降)」「スーパーG(スーパー大回転)」「ジャイアントスラローム(大回転)」「スラローム(回転)」、さらには複合種目の「アルペンコン[…]

【アルペンスキー編】ルールも曖昧な観戦初心者の疑問に、競技経験者が答えます!
関連記事
スキーウェアのジャケットが普段使いできる!?デュアリスのハイスペックウェア3選【GetNaviの語らせて!】

デサントから発売中のスキーウェア「DUALIS(デュアリス)」シリーズ。スキーウェアと言えば、雪山に映えるカラーやデザインが特徴的ですが、実は同シリーズの活躍の場は雪山に限られていません。今回は、素晴らしすぎる「DUALIS」シリーズにつ[…]

スキーウェアのジャケットが普段使いできる!?デュアリスのハイスペックウェア3選【GetNaviの語らせて!】
関連記事
スキー初心者が押さえるべきポイントは?ウェアやアイテムの扱い方、滑り方、止まり方、曲がり方のコツまで

寒い冬でもアクティブに過ごしたい。そうだ、今年はスキーでもやっちゃおうかな?なんてゲレンデに思いを馳せている方へ。元全日本スキー技術選チャンピオンの宮下征樹さんが、スキー初心者が押さえるべきポイントとして、ウェアやアイテムの扱い方から、滑[…]

スキー初心者が押さえるべきポイントは? ウェアやアイテムの扱い方、滑り方、止まり方、曲がり方のコツまで
関連記事
スキーヤー丸山貴雄選手・武田竜選手インタビュー 「今は竜がテクニカルリーダー。」前編

全日本スキー技術選手権大会(通称:技術選)で過去5回優勝を経験しているレジェンド丸山貴雄選手と、2019年にチャンピオンに躍り出た武田竜選手に前編後編に渡ってインタビュー。前編となる今回は、第57回の技術選が中止になってしまった今の率直な気[…]

アイキャッチ デサント スキーヤー丸山貴雄選手・武田竜選手
関連記事
スキーヤー金子あゆみ選手・春原優衣選手インタビュー「結局は自分らしく、納得できる滑り。」前編

基礎スキーで最も大きな大会である全日本スキー技術選手権大会で、20代前半から活躍してきた、金子あゆみ選手と春原優衣選手にインタビュー。前後編に渡ってお届けします。前編では、第57回の技術選が中止になってしまった今の率直な気持ちや、技術選の今[…]

アルペンスキーをはじめとしたスキー競技でスピード感と達成感を味わおう

アルペンスキーをはじめとしたスキー競技でスピード感と達成感を味わおう

アルペンスキーをはじめとしたスキー競技は、スピード感や躍動感を味わえるのが魅力です。スキー競技を映像などで観るだけでも楽しめますが、興味がある人はぜひ実際にスキーを始めてみてはいかがでしょうか。

スキーは慣れるまでは難しいですが、練習を重ねるにつれて滑れるようになります。
ぜひこの機会に、自分のお気に入りのスキー用品をそろえて、スピード感や達成感を味わってみましょう。

WRITER
この記事を書いた人
ABOUT ULLR MAG.
ULLR MAG.とは?

ULLR MAG.は、「カラダから心をデザインする、ライフスタイルマガジン」です。
身体を動かすと気分が良い、夢中になれる趣味やスポーツがある、おしゃれをすると心が弾む。
暮らしの中で大切にしたい瞬間は誰にでもあります。

私たちはそんな日々のちょっとした喜びを、
一人でも多くの人へ届けたいと考えています。