ハードシェルの特徴は?機能性や着こなし方、おすすめブランドを紹介

ハードシェルの特徴は?機能性や着こなし方、おすすめブランドを紹介

  • 2021/12/02 (木)
  • 2024/02/29 (木)

登山やキャンプなど冬のアウトドアを快適に楽しむためには、適したアウターを用意しておくことが大切です。

そこで今回は、冬のアウトドアに欠かせないハードシェルの特徴や機能性について紹介します。

ハードシェルのような元々アウトドアシーンでの着用を想定して作られたウェアも、最近ではタウンユースで着用されるようになっています。

シーン別の着こなし方やおすすめのブランドについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ハードシェルとは

ハードシェルとは

ハードシェルとは、雪山登山や山岳スキーのようなシーンにも対応できるように作られた、硬めの素材でできたアウトドアジャケットのことです。

シェルは日本語で「殻」という意味があり、ハードシェルには、アウトドアのような過酷な環境下において、外界から体を保護する役割があります。

ハードシェルは防水性に優れた素材で作られており、雨や雪などの悪天候でもアウトドアを楽しめるのが特徴です。

また、アイゼンやピッケルなど鋭利な装備を使用する登山では、ハードシェルの耐久性の高さや頑丈な作りも魅力の1つとなっています。

アウトドアシーンで活躍するアウターには、ハードシェル以外にソフトシェルやレインウェアがあります。

見た目は似ていますが役割や機能性が異なるため、それぞれの違いを知り使い分けるようにしましょう。

ハードシェルとソフトシェルの違い

アウトドア用のシェルジャケットには、ハードシェルとソフトシェルの2種類があります。
ソフトシェルは、ストレッチ性に優れた柔らかめの素材が使用されているのが特徴です。

また、はっ水性や防風性といった基本的な機能は備えていますが、ハードシェルのような防水性はないことが多いです。

そのため、防水性や防風性、耐久性を重視するならハードシェル、ストレッチ性や動きやすさを重視するならソフトシェルを選びましょう。

また、2種類のシェルジャケットを重ねて着るのもおすすめです。

ハードシェルとレインウェアの違い

アウトドアシーンで雨や雪をしのぐ目的で着るアウターとしては、ハードシェルやソフトシェル以外に、レインウェアもあります。

ハードシェルは雪山での登山や山岳スキーなどのシーンにも対応できるように作られたものですが、レインウェアは1年を通して着用が可能です。

ただし、一般的に販売されているレインウェアは、蒸れやすいものもあるため、アウトドアなど屋外でのアクティビティには不向きです。

アウトドアシーンで着用するなら、透湿性や通気性に優れ、ベンチレーション機能が備わったアウトドア用のレインウェアを用意しておくと良いでしょう。

ハードシェルの特徴や機能性

ハードシェルの特徴や機能性

続いては、ハードシェルの特徴や機能性について詳しく紹介します。

保温性は高くない

雪山での登山や山岳スキーを想定して作られたハードシェルは、一番外側に着るアウターとして防水性や耐久性に優れ、透湿性も備わっていますが、保温性はそれほど高くありません。

そのため、雪山などの山岳地帯といった、気温が低い場所でのアクティビティには、ハードシェルの下に保温性の高いインナーやミドルレイヤーを重ね着する必要があります。

生地が厚くて硬め

ハードシェルは防水性や耐久性を重視して作られたアウターなので、表面がザラザラしていて硬く、体を保護してくれるようになっています。

また、鋭利なアイゼンやピッケルといった登山用具が触れても破れにくいよう、丈夫な素材になっているのが一般的です。

防水性・浸透性が高い

防水性の高いハードシェルは、外からの雨や雪を遮断しながらも、内側の汗による蒸れを外に逃がしてくれる透湿性にも優れているのが特徴です。

脇下などにベンチレーション機能が備わっているタイプが多く、衣服内温度の調整もしやすいでしょう。

ハードシェルのシーン別着こなし方

ハードシェルのシーン別着こなし方

ここからは、ハードシェルの着用が適したシーン別に、おすすめの着こなし方を紹介します。

登山などのアウトドアで

ハードシェルは登山などのアウトドアシーンでよく活用されます。アウトドアでハードシェルを着るときは、赤や黄など明るめのカラーを選ぶのがおすすめです。

明るいカラーは視認性が高く、山の中でも目立ちやすいので、もし遭難したとしても発見してもらいやすくなります。

明るいカラーのハードシェルをどう着こなせば良いか迷ったときは、アウターを主役にコーディネートを考えましょう。

ボトムスやインナーを黒や白、茶などのベーシックなカラーでそろえると、まとまった印象に仕上がります。

普段使いとしておしゃれに

アウトドアだけでなく、幅広いシーンで高機能でタフな素材が使用されたハードシェルを着回ししたいという人もいるでしょう。

最近では、デザイン性にも優れたハードシェルが多数展開されているため、普段使いでのおしゃれも楽しめるようになりました。

ハードシェルを普段使いとして着るときは、スキニーパンツやテーパードパンツなど細身のパンツと合わせると、すっきりとしたバランスの良いコーディネートになります。

ハードシェル選びにおすすめのブランド

ハードシェル選びにおすすめのブランド

アウトドアシーンではもちろん、普段使いとしてもハードシェルを着こなしたいという人におすすめのブランドを紹介します。

ハードシェルの購入を検討している人は、ぜひチェックしてみてください。

DESCENTE(デサント)

デサント_ロゴ

デサントは、野球やバレーボール、スキーなどさまざまなスポーツ用品を取り扱う日本のブランドです。

スキーウェアも手掛けるデサントでは、スポーツブランドならではの高い技術力で、防水性や防風性、透湿性にも優れたハードシェルを展開しています。

さらに、デサントのハードシェルはデザイン性も高く、タウンユースを意識した商品が多いので、アウトドアに限らず普段着としても着回ししやすいのが魅力です。

高機能なハードシェルはさまざまなシーンで着回せる

高機能なハードシェルはさまざまなシーンで着回せる

今回は、アウトドア向きのアウターのなかから、防水性と耐久性にも優れたハードシェルについて紹介しました。

雪山での登山や山岳スキーなどを想定して作られたハードシェルジャケットは、頑丈な作りが魅力です。

1着持っておくと、天候の変わりやすい山のアウトドアも快適に楽しむことができるでしょう。

今回紹介したブランドでは、高機能でデザイン性にも優れたハードシェルを多数取り扱っています。ハードシェルの購入を検討している人は、ぜひチェックしてみてください。

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