アウトドア向きのバッグは、必要な荷物が多い場合でも収納しやすいのはもちろん、荷物が取り出しやすいものや、持ち運びやすいものが人気です。
しかし、どこに行くのか、どんなアクティビティをするのかなどによってシーンに適したバッグは変わってきます。
そこで今回は、アウトドアに適したバッグの種類や選び方について紹介します。
アウトドアに適したバッグの種類
アウトドアバッグにもいくつかの種類があり、アクティビティによって使いやすいものは異なります。
まずは、種類別にそれぞれの特徴やどんなシチュエーションに適しているのかを見ていきましょう。
ショルダーバッグ
ショルダーバッグは両手を自由に使うことができるため、アクティブに活動するときに向いています。
さまざまなタイプがありますが、なかでも貴重品を入れられる小さめサイズのポケットバッグや、トートバッグにもなる2WAYや3WAY仕様のものは使いやすく人気のタイプです。
トートバッグ
間口が広く荷物の出し入れがしやすいトートバッグは、どこに何があるか探しやすいというメリットがあります。
ポケットや仕分けができる収納スペースが備わったものを選べば、小物が多いときでも中身を整理しやすく便利です。
ほかにも、形状が変わりにくいものやリバーシブルで使えるものなど、デザイン性や機能性はさまざまなので、自分好みのトートバッグをチェックしてみてください。
ボディバッグ
ボディバッグも肩から下げるタイプですが、ショルダーバッグよりも小ぶりで体にフィットするのが特徴です。
最低限の荷物を手軽に持ち運ぶことができ、体にフィットすることで揺れにくいため、動くことが多いアウトドアシーンで使いやすいでしょう。
また、防水性の高いものであれば、釣りや川遊びなど水辺でのアクティビティでも中の荷物が濡れにくいうえ、両手が自由になる点もおすすめのポイントです。
ボストンバッグ
大容量タイプのボストンバッグは、重い荷物を入れることを想定して作られているものがほとんどなので、丈夫さや持ち運びやすさが魅力です。
収納性も高いため、キャンプなど持ち物の多いアウトドアに活躍するでしょう。
また、防水性に優れたものやリュックのように背負えるタイプもあり、雨の日や両手を自由に使いたいときなど、用途に合わせて使うことができます。
リュック・バックパック
アウトドアのなかでも特に登山やハイキングに適しているのが、リュックやバックパックです。
両手が空くためバランスを取って歩きやすく、防水性に優れたものであれば急な雨にも対応できるためおすすめです。
また、大容量でも収納スペースが細かく分かれたものを選べば、中身を整理して収納することができ、必要な荷物をすぐに取り出しやすくなります。
アウトドアで使うバッグの選び方
アウトドア向きのバッグを選ぶときは、種類以外にもいくつかチェックしたいポイントがあります。
ここからは、アクティビティや持ち物に合わせて、使いやすいアウトドアバッグを選ぶポイントを解説します。
サイズ・容量
アウトドアは、どんなアクティビティを楽しむかによって荷物の量が大きく異なります。
特に、宿泊を伴う登山やキャンプなどのアウトドアは荷物の量が増えやすいため、大容量で持ち運びやすいものを選びましょう。
例えば、リュック・バックパックやボストンバッグでは、「○L」と容量が明記されていたり、商品名に容量の数字が入っていたりします。
容量が調整可能なものもあるので、1つあると日帰りだけでなく宿泊を伴うアウトドアにも活用できて便利です。
機能性
アウトドアで使うバッグに必要な機能性には、防水性や耐久性、軽量性、収納性などが挙げられます。
特に大容量のものを選ぶときは、バッグ自体が軽量かどうかチェックしておくと、たくさん荷物を入れても楽に持ち運べるでしょう。
また、登山など、荷物を長時間背負ったまま移動するアクティビティの場合は、負担を分散させられるようなウエストベルトが搭載されたものを選ぶのも重要です。
おすすめのアウトドアバッグの特徴をアクティビティ別に紹介
ここからは、「キャンプ」「ハイキング」「登山」に分けて、おすすめのアウトドアバッグの特徴を紹介します。
キャンプにおすすめのバッグ
キャンプには、メッシュ素材が使われた通気性の良いバッグがおすすめです。
通気性の良いタイプは、キャンプ用品を入れて持ち運ぶだけでなく、洗った食器や鍋などを入れて吊るしてそのまま乾かすこともできます。
また、キャンプ場を軽く散歩したり、温泉施設などに出かたりする際に、ちょっとした荷物を入れられるトートバッグといったコンパクトなバッグが1つあると便利です。
ハイキングにおすすめのバッグ
2時間程度のハイキングでは、約15Lの容量のリュック・バックパックが適しています。
歩きながら水分補給ができるよう、リュック・バックパックの両サイドにドリンクポケットが付いているタイプだとより使いやすいでしょう。
また、メインの収納スペースはもちろん、前面にも小物を入れられるファスナーポケットが付いているものがおすすめです。
救急セットや虫よけスプレーなどの細々としたアイテムを、ポーチなしでもすっきりと収納できます。
登山におすすめのバッグ
登山は、登る山の難易度や季節、宿泊の有無などにより荷物の容量が変わってくるので、容量に合わせたリュック・バックパックを用意するようにしましょう。容量が調整できるリュック・バックパックを選ぶのも良いでしょう。
日帰り・小屋泊のどちらの登山にも対応できるものを選ぶなら、調整できる容量は20〜35L程度を目安にしてみてください。
また、山は天候が変わりやすいので、防水性があるかどうかも重要です。
はっ水性のある素材が使用されていたり、バッグのファスナーが防水性のある止水ファスナーになっていたりするものは、雨や雪が降っても中の荷物が濡れにくいでしょう。
アウトドアバッグは目的やシーンに合わせて選ぼう
今回は、アウトドアバッグに適したバッグの種類や選び方、アクティビティ別におすすめバッグの特徴を紹介しました。
アクティビティや荷物の量に合うものを選ぶのはもちろん、タウンユースでもおしゃれを楽しめるデザイン性の高いものを探してみてはいかがでしょうか。