アウトドアのアクテビティを楽しむ際に、帽子は必須アイテムと言っても過言ではありません。
そこで今回は、アウトドア用の帽子にはどんな種類があるのか、特徴や機能性について紹介します。
アウトドアに帽子は必要?
まずは、アウトドアに帽子が必要な理由について、具体的に紹介していきます。
紫外線対策
肌は、日焼け止めやウェア、腕であればアームカバーなどのアイテムを使って紫外線対策をしている人も多いですが、頭の紫外線対策はしていないという人も多いかもしれません。
しかし、紫外線は肌だけでなく頭皮や髪に影響を与えることもあるため、屋外で過ごす時間が長くなるアウトドアでは、帽子での紫外線対策が必要です。
暑さ対策
屋外で帽子をかぶらずに活動した場合、頭の温度は帽子をかぶっているときより5~10℃ほど高くなると言われています。
特に黒髪の場合は、髪の毛が熱を吸収するため頭が熱くなりやすいです。長時間帽子をかぶらずに活動していると、暑さで体調を崩してしまうこともあります。
そのため、アウトドアを行うときは帽子をかぶって暑さ対策をしましょう。
防寒対策
帽子は、暑い夏だけでなく冬にも活躍します。
例えば、スキーや雪山登山など寒い場所でのアウトドアを楽しむときは、ニット帽など保温性の高い帽子をかぶることで防寒対策ができます。
耳まで隠れるタイプの帽子であれば、より保温性が高まるためおすすめです。
頭部の保護
アウトドアのなかでも、登山やキャンプなど自然のなかで楽しむアクティビティの場合は、枝などが当たってしまうことがあります。そのようなアクシデントから頭を保護するためにも、帽子はかぶっておくことをおすすめします。
また、急な天候の変化で雨に降られた場合も、帽子が役立ちます。傘が使えない環境にあることも多いため、はっ水性の高い帽子を選んで備えておきましょう。
アウトドア用の帽子にはどんな種類がある?
ここまで、帽子の必要性について紹介しましたが、帽子と言ってもさまざまな種類があります。
そこで続いては、アウトドア用の帽子を種類別に、それぞれどんな特徴があるのかを見ていきましょう。
ハット
ハットタイプは、360°ぐるりとツバで囲まれているのが特徴の帽子です。ツバが長めに作られているものであれば、紫外線から顔や首をしっかりとカバーすることができるでしょう。
ハットタイプの帽子は紐が付いているものも多く、風で帽子が飛ばされないように紐付きを選ぶ人が多いです。
また、裏起毛になっているハットなら防寒対策もできるため、寒い環境でも快適に活動できるでしょう。
キャップ
キャップタイプは、前方にのみツバがあるのが特徴の帽子です。視界を遮断する範囲が少ないため、周囲を見渡しやすいという特徴もあります。
キャップタイプの帽子は、サイドや背面がメッシュになっているものもあり、通気性に優れています。
しかし、メッシュになっている部分は紫外線が当たってしまうこともあるため、フードの付いたアウターと合わせて紫外線対策をするのがおすすめです。
また、レインウェアを着用するときも帽子の上からフードをかぶることができ、雨が顔に当たりにくくすることも可能です。
ニット帽
ニットタイプの帽子はウール混やフリース素材を使っているものが多いため、保温性に優れており、雪山などでも防寒対策できるのが特徴です。
耳元まですっぽりとかぶれるニット帽も多く、風や外気に触れる範囲を減らすことができます。
ニット帽はデザイン性にも富んでおり、さまざまな服装に合わせやすいため、アウトドアはもちろん街中での普段使いもしやすく、1つあると重宝するアイテムでしょう。
アウトドア用の帽子を選ぶときに注目したい機能性
アウトドアでかぶる帽子には、さまざまな機能が備わっています。
そこでここからは、アウトドア用の帽子を選ぶときに注目したい機能をいくつかピックアップして紹介します。
UVカット機能
UVカット加工には2つの種類があり、紫外線を反射する成分が繊維に織り込まれているものと、紫外線を吸収する薬剤を生地や製品に塗布・付着させたものがあります。
アウトドア用の帽子は屋外で汚れることも多いため、自宅で繰り返し洗濯ができる繊維に紫外線を反射する成分が織り込まれたタイプの帽子を選ぶのがおすすめです。
ただし、自宅で洗濯をする場合は、洗濯表示を確認し、型崩れや色落ちについても確認するようにしましょう。
はっ水性
山などの天気が崩れやすい環境や水辺でのアクテビティを楽しむ場合、はっ水加工が施されている帽子を用意しておけば、少しの雨や水なら対応できるでしょう。
特に、防水・透湿性が高いゴアテックス素材の帽子は、レインハットとしてアウトドアに適しています。また、ナイロン製やポリエステル製の帽子のなかにも、はっ水加工がされているものが多くあります。
保温性
冬のアウトドアでかぶるニット帽や裏起毛のハットを選ぶときは、保温性に注目しましょう。
特に、スキーや雪山登山など、寒い場所で長時間過ごす場合は、頭や耳元を温めてくれるウール混やフリースなどの暖かい素材でできた帽子を選ぶのがおすすめです。
通気性
暑い季節はもちろんですが、保温性の高い帽子を長時間かぶっていると、冬場でも帽子の中が蒸れてしまうことがあります。
帽子の中に熱がこもって蒸れてしまうと汗をかきやすくなり、汗で不快に感じることもあるため、帽子の中に熱がこもりすぎないよう通気性の良い帽子を選ぶようにしましょう。
吸汗速乾性
通気性の良い帽子をかぶっていたとしても、暑い季節は汗をかきます。吸汗速乾性の高い素材の帽子であれば、汗を吸収し乾きやすいため、汗の不快感を軽減することができます。
また、急に雨に降られたときや水遊びをするときも、吸汗速乾性の高い帽子であれば濡れても乾きやすいため、快適に過ごすことができるでしょう。
収納性
アウトドア用の帽子は、リュックに入れて持ち運ぶことも考慮して、収納性の高い帽子を選ぶのもおすすめです。
なかには型崩れしにくく、ポケットに入れられるほど小さくなる帽子もあるため、着脱を頻繁に行う必要がある場合は、収納性の高い帽子を探してみましょう。
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アウトドア用の帽子は機能性に注目して選ぼう
アウトドア用の帽子は、暑さ対策や紫外線対策、防寒対策などに役立つため、夏だけでなく冬のアウトドアでも、用意しておきたいアイテムの一つです。
ハットやキャップ、ニット帽といった形状の種類はもちろん、季節や行うアクティビティに合う機能性にも注目して、活用しやすい帽子を選んでみましょう。