アウトドアを快適に楽しむためには、アクティビティに合わせてさまざまなグッズを用意する必要がありますが、アウトドア初心者の場合、どんなアウトドアグッズからそろえるべきなのでしょうか。
そこで今回は、アウトドア初心者に向け、最初にそろえたい基本のアウトドアグッズやシーン別に必要なものを紹介します。
アウトドアグッズは何からそろえるべき？
まずは、最初にそろえておきたい基本のアウトドアグッズを紹介します。
どんなアクティビティを予定しているかに関わらず、アウトドアを快適に楽しむためには、以下のグッズをそろえておきましょう。
アウトドアウェア
アウトドアウェアは、基本的にアウター・トップス・インナーの3層でそろえます。
トップスやインナーは保温性が高く吸汗速乾性に優れたものを、アウターははっ水性や防風性の高いものを選ぶのがおすすめです。
また、暑さ対策や紫外線対策にキャップも用意しましょう。キャップは急な雨に対応できたり、頭部をカバーしたりといった役割があります。
加えて、防寒対策や紫外線対策、手のカバーといった理由でグローブもそろえておくと良いでしょう。通気性・吸汗速乾性の高い夏用グローブ・保温性の高い冬用グローブなど、季節に合わせて選びましょう。
アウトドアシューズ
アウトドアシューズも、最初にそろえるべきアウトドアグッズの1つです。
ただし、アウトドアシューズについては、アウトドアでの過ごし方や予定しているアクティビティによって履き分ける必要があるでしょう。
登山なら登山靴、ハイキングのときはトレッキングシューズなど、シーンによって適したアウトドアシューズを用意することで、快適にアウトドアを楽しめます。
アウトドアリュック・バックパック
アウトドアリュックやバックパックも、アクティビティを楽しむうえでは必須のグッズです。特に、登山やトレッキングなど、両手を空けておいたほうが良いシーンではより活躍するでしょう。
アウトドアリュックを選ぶときは、容量や全体のサイズ、背負ったときのフィット感などを確認したうえで、はっ水性や耐久性などの機能性が高いものを選ぶのがおすすめです。
救急用品
万が一のときでもすぐに応急処置ができるよう、消毒液や絆創膏、ガーゼ、包帯、常備薬などの最低限の救急用品も最初にそろえるべきアウトドアグッズと言えるでしょう。
飲料水・軽食
アウトドアでは、場所やアクティビティの種類にかかわらず、飲料水と軽食はリュックやバックパックに入れて持ち歩くようにしましょう。
暑さ対策としてこまめな水分補給が必要なのはもちろん、特に、山でのアウトドアでは、チョコレートやビスケットなどのお菓子や栄養補助食品など、簡単に食べられて十分なエネルギーを摂取できる軽食をリュックやバックパックに入れておくのがおすすめです。
モバイルバッテリー
アウトドア中に災害に遭ってしまった場合でも、スマホがあれば助けを呼んだり、自分の位置情報を確認したり、災害の情報を集めたりすることができるかもしれません。
途中でスマホの充電が切れてしまわないように、充電済みのモバイルバッテリーも用意しておきましょう。
アウトドアに必要なグッズをシーン別に紹介
基本的なアウトドアグッズをそろえた後は、アクティビティに合ったグッズも用意しましょう。
ここからは、どんなアクティビティにどんなグッズが必要なのかや、選ぶポイントについて紹介します。
キャンプにおすすめのグッズ
キャンプに行くときには、前述した基本のアウトドアグッズのほかに、以下のようなキャンプ用品があると便利です。
以上のアウトドアグッズは基本的なもので、キャンプは季節によって、ウェアや持ち物を変えるべきアクティビティです。また、夏でも日中と夜間で気温差が出たり、急な雨に降られたりすることもあるため、アウターやレインウェアを用意しておきましょう。
またリュックは、デイキャンプなど荷物が少なくても良い場合は30Lほどのものを、宿泊する場合はかさばる荷物も多いため40L以上入るものを活用すると便利です。
登山におすすめのグッズ
登山に行くときは、以下のアウトドアグッズをそろえましょう。
登山をするときは、汗をかいても乾きやすい吸汗速乾性に優れた服と、急な雨にも対応できるようレインウェアは必ず用意しましょう。レインウェアはアウターの代わりにもなるため、防風性にも注目して選ぶのがおすすめです。
登山靴は登る山の険しさによって、適しているソールの硬さやカットの形状が異なります。険しい山を登るときは足首を固定してくれるハイカットで、ソールの硬い靴を選ぶのがおすすめです。
そして、雨に降られても水をはじいてくれるはっ水性があるかどうかもチェックすると良いでしょう。
また、登山ではキャップやハットも用意しておきたいグッズです。風に吹かれても飛ばされにくい紐付きの帽子があると便利です。
釣りにおすすめのグッズ
釣りに行くときは、釣り竿が必需品です。加えて、クーラーボックスや釣り具は真っ先にそろえる人がほとんどでしょう。
しかし、見落としがちなのがウェアや釣り具以外のグッズです。釣りに行くときは、前述した基本のウェアのほかに、以下のアウトドアグッズもそろえておきましょう。
釣りを行うときは、1つの場所に長く留まることが多くなります。そのため、飲み物や食べ物は事前に用意し、暑さや紫外線対策のためにキャップなどの帽子をかぶりましょう。
また、万が一に備えて、ライフジャケットを着用しておくと良いでしょう。
アウトドアグッズはシーンに合わせて準備しよう
アウトドアグッズは、アクティビティの種類や過ごし方や、季節に合わせ選ぶようにしましょう。特に、山は気候が変わりやすく、夏でも夜は冷え込むということもあるため、雨対策や防寒対策もしておく必要があります。
ただ、機能性に注目するのはもちろん、デザイン性にも注目したいところです。
普段使いもできるデザインのグッズがたくさん販売されているので、ぜひこだわって選んでみてはいかがでしょうか。
