キャンプを楽しむために必要なのが、キャンプ用品です。キャンプ用品のなかにはレンタルが可能なものもありますが、購入したほうが良いものもあるため、用途や使用頻度を考えて選ぶのがおすすめです。
この記事では、そろえておきたいキャンプ用品のおすすめ一覧と選び方について紹介します。これからキャンプを予定している人はぜひ参考にしてください。
キャンプ用品は何からそろえるべき?
キャンプ初心者の場合、キャンプ用品を一式すべてそろえるとなると、費用面での負担が心配という人もいるでしょう。また、何からそろえるべきなのか分からないという人もいるかもしれません。
キャンプ用品には、自分で購入したほうが良いものと、キャンプ場でレンタルできるものがあります。キャンプ場でレンタルできるものはキャンプ当日に用意できるため、まずは購入したほうが良いものからそろえるようにしましょう。
購入がおすすめのキャンプ用品
まずは、購入したほうが良いおすすめのキャンプ用品を紹介します。
シュラフ(寝袋)
寝袋は、直接肌に触れるため、自分専用のものを購入するのがおすすめです。自分に合った寝心地の良いものを選びましょう。
寝袋には、大きく封筒型とマミー型の2種類があります。封筒型の寝袋は布団のような形をしているため、寝るときにも布団に近い感覚を得られるのが特徴です。
一方、マミー型の寝袋はコンパクトに収納でき、重量も軽いものが多いため、持ち運びしやすいという特徴があります。
また、キャンプ場では朝晩が冷え込むこともあります。購入前に夏用か冬用かを確認し、特に冷え込む時期はしっかりと防寒対策のできる寝袋を選ぶようにしましょう。
ランタン
宿泊キャンプや夜のキャンプに欠かせないランタンは、災害時の非常用ライトとしても使えるため、購入しておいて損はないキャンプ用品の1つです。
最近では、持ち運びもしやすいLEDランタンが主流になっていて、ガスやガソリンランタンに引けを取らない光量を発揮してくれるものもあります。
キャンプの灯りとしては、キャンプサイト全体を照らすメインの灯り、調理や食事のときなどにテーブルの上に置く灯り、休憩や就寝時などにテント内で使用する灯りがあると便利です。
そのため、ランタンは2~3個ほど持っておくのがおすすめです。
アウトドアウェア
アウトドアウェアは、自分に合ったものを選んで購入することをおすすめします。
普段着で動きやすい服装でも構いませんが、アウトドア専用に作られたウェアは、機能面で一般的なファッションアイテムよりも優れているため、キャンプをより快適にしてくれるでしょう。
最近ではデザイン性の高いアウトドアウェアも多くあるため、選ぶものによっては普段使いも可能です。
バッグ
アウトドアウェアと同じく、キャンプ用品を入れて持ち運ぶためのバッグもそろえておくと良いアイテムの1つです。
キャンプバッグにはリュックタイプやトートバッグタイプ、ボストンバッグタイプなどがありますが、荷物を運ぶときに両手が空くリュックタイプが特におすすめです。
リュックを選ぶときは、キャンプの日数や荷物の量に合わせてサイズを選ぶほか、機能性も重視しましょう。天候が変わりやすい山でのキャンプでは、はっ水性や防水性のあるリュックをそろえておくと、雨に降られてもバッグの中身が濡れにくいです。
また、ポケットや仕切りの付いた収納性の高いリュックなら、必要なものをすぐに取り出すことができて便利です。
レンタルもできるキャンプ用品
キャンプ用品のレンタルをしているキャンプ場も数多くあります。続いては、キャンプ場でレンタルもできるキャンプ用品を紹介します。
テントやタープ
キャンプに欠かせないテントやタープは、キャンプ場でレンタルすることも可能です。
キャンプ用品としてテントを購入する場合、ものにもよりますが、数万円のものから機能性や品質の高いものは10万円以上するものもあります。テントやタープはレンタルすれば、4人用でも7,000~1万円程度で借りることができます。
使用頻度が少ない人はレンタルしたほうがお得かもしれません。
焚き火台
焚き火台はキャンプを盛り上げるために欠かせないキャンプ用品の1つです。しかし、キャンプ以外ではなかなか使い回すことが難しいため、最初から購入するのではなく、まずはレンタルして使ってみるのがおすすめです。
焚き火台は購入すると5,000~1万円程度しますが、キャンプ場によっては1,000円程度でレンタルできるため、その分ほかのアイテムやキャンプ料理の材料などにお金をかけられます。
テーブル・椅子
テーブルや椅子もかさばるキャンプ用品であるため、荷物を最小限にしたい場合はレンタルをおすすめします。
キャンプ用品のテーブルや椅子を購入する場合、値段は大きさや機能性、デザインによって2,000~2万円と幅広いですが、レンタルする場合はセットでも500~1,000円程度で借りられます。
ただし、希望するタイプのテーブルや椅子が必ず借りられるとは限らないため、キャンプ場のレンタル品だけでなく、キャンプ用品のレンタルができるネットサービスなどもチェックしておくと良いでしょう。
キャンプ用品の選び方
せっかくキャンプをするなら、お気に入りのキャンプ用品を使って楽しく快適に過ごしたいものです。そこで続いては、購入・レンタルどちらにも有効なキャンプ用品の選び方を紹介します。
キャンプ場での過ごし方や人数に合わせて選ぶ
キャンプ用品を選ぶときは、キャンプ場での過ごし方をイメージしておくことが大切です。また、1人でのソロキャンプか、2~4人の少人数か、5人以上の大人数かなど、一緒にキャンプを楽しむ人の人数によっても、必要なキャンプ用品の種類やサイズなどが変わってきます。
例えば焚き火台を選ぶ場合、2~3人の少人数バーベキューなら卓上にも置ける小さめサイズの焚き火台でも良いですが、大人数でキャンプファイヤーも楽しみたい場合は大きめのロースタイルのものを選ぶほうが良いでしょう。
人数や過ごし方によって適したキャンプ用品は異なるため、キャンプ当日の過ごし方をイメージしながら必要なキャンプ用品をリストアップしていきましょう。
見た目もおしゃれなものを選ぶ
最近は、特に女性を中心に、SNS映えするおしゃれなキャンプ料理やテントのインテリアなどが人気を集めています。
そのため、キャンプをおしゃれに楽しみたい人は、見た目がおしゃれでデザイン性の高いキャンプ用具を選ぶのもおすすめです。
特に、キャンプ用のウェアやテント、ラグやランタン、食器などのキャンプ雑貨は、機能性や使いやすさに加えて見た目が華やかなものを選ぶと、SNS映えするおしゃれキャンプが楽しめます。
コンパクトに収納できるものを選ぶ
キャンプ用品を購入する場合や、自宅にキャンプ用品が届くネットのレンタルサービスを利用する場合は、キャンプ用品を自宅からキャンプ場まで持って行く必要があります。
車でキャンプに出かける場合でも、駐車場からキャンプサイトまでは距離が離れていることがあるため、キャンプ用品を選ぶときは、折りたたんでコンパクトに収納できるアイテムを選ぶと持ち運びの負担を軽減できます。
機能的でおしゃれなキャンプ用品をそろえよう!
今回はキャンプでそろえておきたいキャンプ用品について紹介しました。
最初からすべてのキャンプ用品を購入するのは大変だという人は、レンタル品も上手に活用しながら、少しずつお気に入りのアイテムを増やしていくのがおすすめです。
機能性はもちろん、見た目も華やかなキャンプ用品やアウトドアウェアを選んで、おしゃれにキャンプを楽しみましょう。