キャンプに必要な持ち物や選び方のポイントなどを滞在期間別に紹介

キャンプに必要な持ち物や選び方のポイントなどを滞在期間別に紹介

  • 2021/08/17 (火)
  • 2024/03/07 (木)

自然の中で過ごすキャンプは気持ちが良いものですが、一方で、暑さや寒さ、雨や虫など、自然の影響を受けやすいという一面もあります。そのため、キャンプを快適に楽しむためには、必要な持ち物を事前に確認しておくことが重要です。

この記事では、キャンプに必要な持ち物やその選び方を滞在期間別に紹介します。

どんなキャンプにも必ず必要な持ち物

どんなキャンプにも必ず必要な持ち物

滞在期間に関わらず、キャンプに行く際には必ず用意しておくべき持ち物があります。まずは、キャンプに必要な基本的な持ち物を把握して、しっかりと準備しておきましょう。

ウェア・シューズ

キャンプをする際には、楽しむアクティビティに合わせたウェアやシューズが必要です。ファッション性やデザイン性だけでなく、機能性にも注目して服装を選ぶようにしましょう。

キャンプで着用するトップスは動きやすさが求められるため、シンプルで伸縮性の高いTシャツやスウェットなどがおすすめです。

また、紫外線対策や虫対策のため、長袖を選ぶのも良いでしょう。通気性や吸汗速乾性の高いトップスなら、長袖でも快適に過ごしやすいです。

ボトムスも、トップスと同じく伸縮性の高いアウトドア用のパンツがおすすめです。紫外線対策や虫対策が気になる方は、ロング丈のものを選びましょう。

さらに、キャンプで履くシューズはアウトドアに適したシューズを履くことをおすすめします。履き慣れたスニーカーでも代用できますが、キャンプ中は突然の雨などでシューズが濡れたり、ぬかるんだ道を歩かなければならなくなる場合もあるため、スニーカーを履く場合は防水性の高いものを選ぶことが大切です。

暑さ対策・寒さ対策グッズ

キャンプでは、季節に合わせた持ち物も用意しておきましょう。

例えば、暑さ対策グッズとして冷感タオルを用意しておくと、水に濡らして首に巻くことで、火を使ってキャンプ料理をするときなどの暑さを軽減してくれます。

また、日差しや紫外線対策として、帽子やサングラスなどのアイテムもそろえておくのがおすすめです。

過ごしやすい春や秋のキャンプでは、朝晩は冷え込むことがあるため、寒さ対策グッズとしてウィンドブレーカーやダウンジャケットなどのアウターを用意しておきましょう。

虫除け対策グッズ

自然の中で過ごすキャンプでは、虫対策をしっかりとしておくことが重要です。

市販の虫除けスプレーやハッカスプレーなどは、コンパクトで持ち運びやすく手軽に使えるため、キャンプ初心者にもおすすめの虫除け対策グッズです。

ハッカスプレーはさまざまな種類の虫への効果が期待でき、香りも清涼感があるため、ウェアやテントに振りかけて使うのも良いでしょう。

また、アウトドア向けのウェアのなかには虫除け機能が備わったものも販売されており、肌が弱くスプレーなどが苦手という人に選ばれています。

救急用品・常備薬

キャンプには、救急用品や常備薬もそろえておきましょう。

救急用品は、転んでしまったときや虫に刺されたときの応急処置に使えるよう、消毒液や絆創膏をはじめ、虫の毒を吸い取ることができるポイズンリムーバーや虫刺され用の塗り薬などをそろえておくと良いでしょう。

また、常備薬としては、急な発熱や腹痛に備えて解熱剤や下痢止め、普段から飲んでいる薬がある場合は忘れないように持っていきましょう。

キャンプに必要な持ち物や道具【日帰り・デイキャンプの場合】

キャンプに必要な持ち物や道具【日帰り・デイキャンプの場合】

キャンプに必ず必要な持ち物をそろえたら、続いては、日帰り・デイキャンプに必要な持ち物をそろえていきましょう。

日帰り・デイキャンプに必要な持ち物は次の通りです。

  • タープ
  • テーブル・椅子
  • 食材
  • 調理器具類
  • BBQコンロ
  • 着火剤・ライター
  • 食器・カトラリー
  • ゴミ袋
  • ティッシュ・キッチンペーパー類
  • 洗剤・スポンジ
  • 着替え
  • 日帰り・デイキャンプの場合、バーベキューなどキャンプ料理をメインに楽しむ人が多いため、食材や調理器具、BBQコンロなど、キャンプ料理に必要な持ち物はしっかりとそろえておきましょう。

    日帰り・デイキャンプでは、限られた時間を有意義に使うことがポイントです。しかし、バーベキューなどは準備や片付けに意外と手間がかかり、特に火起こしなど料理の準備には予想以上に時間を取られてしまいます。

    そのため、日帰り・デイキャンプでキャンプ料理を手際良く作って楽しむためには、あらかじめ自宅で食材をカットしておいたり、肉に下味を付けておいたりと、仕込みをしっかりとしておくことが重要です。

    また、着火剤やライターを用意しておくと、火起こしの時間を短縮できるでしょう。

    日帰り・デイキャンプでキャンプ料理を楽しんだ後は、持参したゴミ袋にゴミをまとめて、必ず持ち帰るようにしましょう。キャンプ場によっては有料でゴミを処分してくれる場所もあります。

    キャンプに必要な持ち物や道具【1泊2日以上の場合】

    キャンプに必要な持ち物や道具【1泊2日以上の場合】

    次に、1泊2日以上の長期のキャンプに必要な持ち物を紹介します。
    前述した「日帰り・デイキャンプに必要な持ち物」をそろえたうえで、以下の持ち物を追加しましょう。

    1泊2日以上の長期のキャンプに必要な持ち物は次の通りです。

  • テント
  • シュラフ(寝袋)
  • マット
  • ランタン
  • 洗面用具
  • タオル
  • ロープ
  • ポータブル電源や充電器
  • 日帰り・デイキャンプはタープがあれば事足りますが、泊まりがけでキャンプを楽しむ場合は、テントやシュラフ(寝袋)が必要になります。

    キャンプ初心者の場合は、できるだけ設営しやすいテントを選ぶのがおすすめです。キャンプ場でレンタルできる場合もあるため、確認してみましょう。

    また、1泊2日以上の長期キャンプでは、夜間をテントで過ごすことになります。夜用の灯りとしてランタンは必ず用意し、テント内での寝心地を良くするためにマットもそろえておくと良いでしょう。

    泊りがけのキャンプでは、キャンプ場のシャワーや近くの温泉施設を利用するケースが多いため、タオルや洗面用具も持ち物として用意し、ロープを持参しておくと、使ったタオルや着替えを干すのに役立ちます。

    さらに、1泊2日以上の長期キャンプの場合、スマホの充電が切れてしまうととても不便です。ポータブル電源やポータブル充電器も持ち物として用意しておきましょう。

    キャンプの持ち物はどこでそろえる?

    キャンプの持ち物はどこでそろえる?

    ここからは、キャンプの持ち物をそろえるのにおすすめのブランドを2つ紹介します。

    DESCENTE(デサント)

    デサント_ロゴ

    デサントは野球やスキー、バレーボール、トレーニングなどさまざまなスポーツに適したウェアを展開しているブランドです。

    スタイリッシュなデザインや高い機能性を誇り、普段も着回ししやすいアウトドアウェアを取りそろえています。

    軽量かつ保温性の高い素材が使われているアイテムなども多く、朝晩が冷えやすいキャンプ場でも快適に過ごせるでしょう。

    inov-8(イノヴェイト)

    イノヴェイト_ロゴ_2024

    イノヴェイトはイギリス発祥のオフロードシューズブランドで、過酷なオフロード環境を走破することができるトレイルランニングシューズやトレーニングシューズ、ハイキングシューズなどを開発・販売しています。

    そんなイノヴェイトからは、クイックシューレース構造で活動中は脱げにくく、一方脱ぎ履きのしやすさも追求されたスポーツサンダルが展開されています。

    このスポーツサンダルはつま先やサイド部分が覆われており、岩や石などから足を守る役割があるため、川辺で遊ぶこともあるキャンプにおすすめです。

    キャンプの持ち物は滞在期間や目的に合わせて準備しよう!

    キャンプの持ち物は滞在期間や目的に合わせて準備しよう!

    キャンプをより快適に楽しむための持ち物は、滞在期間や目的に合わせてしっかりと準備しておくことが大切です。キャンプウェアやシューズ、虫除けや救急用品などは必ず必要な持ち物となるため、忘れないようにしましょう。

    これからキャンプを予定している人は、今回紹介した持ち物リストをぜひ参考にしてキャンプを快適に楽しんでください。

    キャンプについて詳しくはこちら

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