夏のメンズウェアコーデを決めるときに、キャップをかぶるべきかと悩む人もいるのではないでしょうか。悩んでいる人は、キャップの必要性が分からなかったり、頭が蒸れるのではないかと考えたりしているのかもしれません。
キャップをファッションアイテムの一つと考えると、かぶるか、かぶらないかは、好みだと思えるでしょう。
しかしキャップには、ファッション性以外にも大切な役割があります。この記事では、夏のゴルフをプレーするうえでキャップが必要な理由や、キャップの選び方を紹介するとともに、ゴルフ場でのマナーを解説します。
夏のメンズゴルフウェアにキャップが必要な理由
キャップ選びを始める前に、夏のゴルフをプレーするうえでキャップが必要な理由を知っておくと良いでしょう。キャップの重要性を知れば、ゴルフ場で着用を求められたときに、よりスムーズに受け入れられることにもつながります。ここでは、キャップの役割を4つ紹介します。
直射日光を防ぐ
1つ目の役割は、直射日光を防ぎ日射病のリスクを軽減することです。
日射病は、夏の暑い日差しを浴びて歩き回ったときや、炎天下でスポーツをしたときなどに起こります。
キャップをかぶり直射日光を軽減することがおすすめです。
紫外線から頭部や顔を守る
2つ目の役割は、紫外線から頭部や顔をカバーすることです。地表に届く紫外線には、UV-AとUV-Bがあります。UV-Aは、肌の老化につながる可能性や、目の炎症や充血などの原因になり得る可能性があると言われています。UV-Bは、日焼けで皮膚にダメージを与えたり、角膜炎や白内障の原因になる可能性があります。
短期的に考えると、紫外線の影響は実感できないかもしれませんが、長期的に見れば悪影響が及ぶ恐れがあります。そのためキャップを着用して紫外線対策を講じることをおすすめします。
頭部をボールから守る
3つ目の役割は、頭部をボールからカバーすることです。「布で頭を守れるのか」と思うかもしれません。しかし、頭部にボールが直撃したときに、多少なりとも衝撃を軽減でき大事故を回避できる可能性があります。
汗が滴るのを防ぐ
4つ目の役割は、頭から出た汗を顔に流れないようにすることです。炎天下のなかでラウンドを回ると、体だけでなく頭からも汗が出てきます。
また、流れ出る汗をその都度タオルで拭いながらでは、プレーに集中できません。キャップをかぶれば、頭からでる汗を吸収して顔に流れるのを軽減してくれます。その結果、必要以上に汗に気を取られることなく、ゴルフを楽しむことができるでしょう。
夏のメンズゴルフウェア、キャップの選び方
キャップの役割が分かったところで、どのようなキャップを選べば良いのかと悩む人もいるでしょう。そんな人に向けて、キャップを選ぶときのポイントを5つ紹介します。
通気性
ファッション性を優先して、通気性の悪いキャップを着用すると、頭部が蒸れて不快に感じるでしょう。また、頭部に熱がこもりやすくなり、熱中症のリスクが高まる可能性があります。
しかし、通気性の高いキャップをかぶれば、頭部の蒸れを軽減できます。そのため、夏のゴルフを快適にプレーするなら、通気性の高いキャップがおすすめです。その際、メッシュ素材を組み合わせたものなどを選ぶと涼しく感じられるでしょう。
UVカット効果の高いもの
キャップは、夏の強い日差しから頭部をカバーするという大切な役割があります。その役割を果たすには、UVカット効果の高いキャップを選ぶことも大切です。UVカットとは、紫外線を遮る機能のことです。
サイズ感をチェック
キャップ選びのときに注意したい点が、サイズ感のチェックです。頭の大きさに合わないサイズのキャップを着用すると、窮屈に感じたり、キャップがずれたりしてプレーの妨げになります。そのため、キャップを選ぶときは、頭の大きさにぴったりと合うものを選びましょう。
キャップには、後ろにサイズ調節ができる「アジャスター」が付いているものもあれば、付いていないものもあります。店舗で購入するのであれば、アジャスターが付いていなくても、試着してフィット感を確認できるでしょう。
しかし、オンラインストアで購入する場合は、サイズ感を正確に把握しづらいため、アジャスター付きのキャップを選ぶことも1つの手かもしれません。
ゴルフウェアと統一感のあるもの
頭部をカバーするためのUVカット機能などが重要です。しかしキャップには、ファッション性も求めたいです。好みのデザインのキャップを選ぶことも楽しみの一つです。しかし、ゴルフウェアをトータルでコーディネートするために、ウェアとの統一感を意識してみましょう。
洗えるものがおすすめ
夏のゴルフで着用するキャップは、洗濯できるものを選ぶことをおすすめします。キャップのなかには、手洗いもできないキャップがあります。洗濯できなければ、汗や整髪料などが付着したまま使用し続けなければなりません。購入前に洗濯表示を確認し、手洗いも含め洗濯が可能かどうか確認しましょう。
ゴルフ場でキャップをかぶるときのマナーとは?
お気に入りのキャップを着用して、かっこよくコースに立ちたいものです。しかし、マナーを守らなければ、せっかくかっこいいコーデをしても恥をかくかもしれません。恥ずかしい思いをしないためにも、ゴルフ場でのキャップのマナーについて紹介します。
まずは、キャップの着用義務について説明します。実は、ゴルフのルールとして、キャップの着用は義務付けられていません。
しかし、ゴルフ場のなかには、ドレスコードとしてキャップの着用を指定している場合があります。
次に、クラブハウス内でのマナーについての解説です。プレー中のマナーやドレスコードを踏まえると、コース上では、キャップをかぶるほうが好ましいです。
しかし、クラブハウス内でキャップをかぶることはマナー違反です。クラブハウスやレストランに立ち入るときは、キャップをバッグに入れたり、ポールハンガーにかけたりしましょう。
キャップとサンバイザーはどちらがおすすめ?
キャップにするか、サンバイザーにするか、悩んでいたという人もいるのではないでしょうか。
蒸れの軽減、髪型を崩したくない、キャップとは違うデザインを楽しみたいという人はサンバイザーに挑戦してみるのも良いでしょう。
おしゃれで機能的なキャップで夏のゴルフも快適に楽しもう!
機能性の高いキャップなら、キャップに期待する役割を果たしてくれるでしょう。
しかし、機能性を重視するがあまり、ウェアとのコーディネートの相性が悪いキャップを選んでしまうと、全体のバランスが崩れて、モチベーションが低下してしまうかもしれません。
そのため、全体のコーディネートをイメージして、ウェアにぴったりのキャップを選ぶことをおすすめします。おしゃれで機能性の高いキャップを選んで、夏のゴルフライフを満喫しましょう。