#1 洗濯ブラザーズ直伝!スポーツウェアを長く使うための洗濯テクニック【基礎編〜プレウォッシュの重要性〜】

#1 洗濯ブラザーズ直伝!スポーツウェアを長く使うための洗濯テクニック【基礎編〜プレウォッシュの重要性〜】

  • 2021/09/27 (月)
  • 2022/03/11 (金)

汗や汚れが気になるスポーツウェアは、普段着以上に洗濯が重要です。

「スポーツウェアは丈夫だから、雑に洗っても平気でしょ!」と思うかもしれませんが、洗濯方法が間違っているとウェア本来の機能を損なう場合も。逆に正しい方法で洗濯を行えば、生地も傷みにくいためウェアが長持ちします!

そこで、スポーツウェアを長く使うための洗濯テクニックを、クリーニングのプロである「洗濯ブラザーズ」に聞いてきました。

第1回のテーマは、洗濯機で洗う前の「プレウォッシュ」です。全5回の短期連載から正しい洗濯術を学んで、快適なスポーツライフを楽しみましょう!

 

<プロフィール>

洗濯ブラザーズのプロフィール写真

洗濯ブラザーズ

茂木貴史(写真左)、茂木康之(中央)、今井良(右)の3人で結成し、毎日の洗濯を楽しくハッピーにするために活動するプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA」を経営するかたわら、劇団四季、シルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行っている。このほか全国の百貨店やセレクトショップなどでイベントやセミナーを行い、テレビや雑誌などメディア出演も多数。

洗濯機に入れる前の準備「プレウォッシュ」とは?

容器に入ったプレウォッシュ液

洗濯なんて、洗濯機の全自動におまかせでOK!と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、それだけでは衣類はきれいにならないと洗濯ブラザーズは言います。

洗濯ブラザーズ式の洗濯は、洗濯機に入れる前の「準備」、洗濯機を上手に使って洗う「本洗い」、洗い終わった後の「乾燥・仕上げ」の3ステップで実現します。

この「準備」に欠かせないのが、今回紹介する「プレウォッシュ」です。

プレウォッシュとは、洗濯機で洗う前の「予洗い」のこと。プレウォッシュ液を襟や袖口など汚れが目立つ部分に吹き付けておくだけで、汚れが格段に落ちやすくなります。

このプレウォッシュをする・しないで、洗濯後の仕上がりも大きく変わってくるそうです。

超簡単!プレウォッシュ液の作り方

スプレーボトル(霧吹き)と洗濯用液体洗剤の写真

プレウォッシュ液は自宅で簡単に作れます。用意するものはスプレーボトル(霧吹き)と、弱アルカリ性の洗濯用液体洗剤、たったのこれだけです。

弱アルカリ性の洗剤は、洗浄力、服への影響、価格のバランスが良いので普段の洗濯に適しています。いつも使っている洗剤の成分表示を見ると、「弱アルカリ性」と書かれている家庭が多いはず。

また、液体洗剤よりも実は粉末洗剤のほうが洗浄力は高いのですが、そのぶん生地への影響も大きくなります。そのため普段洗いには液体洗剤が望ましいそうです。

*素材特性により洗濯洗剤を指定していることもあるので取り扱い表示をよく確認しましょう!

プレウォッシュ液を作っている様子

作り方も簡単。まずスプレーボトルに液体洗剤を入れます。次に、洗剤と同じ量の水を入れて、軽く振って混ぜるだけ。これでプレウォッシュ液は完成です。

1度に使い切る必要はありませんが、1週間以内を目安に使い切るようにしてください。

皮脂汚れを浮かす!プレウォッシュの仕方

スポーツウェアの襟元にプレウォッシュ液をかけている様子

プレウォッシュは皮脂汚れに効果的。そのためトップスは襟ぐり・袖口・脇、パンツは腰・股・裾など汚れが気になる部分に吹き付けます。

スポーツウェアの襟元をブラシでたたく様子

そしてブラシで叩いて、皮脂汚れを浮かせます。擦ると生地が傷むので、トントンと叩くようにブラシを使うのがポイント。繊維の奥に残っている皮脂汚れをプレウォッシュすることで、洗濯機による本洗いで汚れをしっかり落とせるそうです。

目に見える服の汚れの多くは、皮脂汚れの蓄積が原因なのだとか。プレウォッシュは黄ばみやニオイを予防できるだけでなく、すでに黄ばんでしまった部分の黄ばみ取りにも効果的!

馬毛の洗濯ブラシの写真

洗濯ブラシはホームセンターなどで数百円で購入できます。今回使ったのは馬毛の「洗濯ブラシ」です。馬毛は毛の表面に凹凸があるため、汚れをかき出しやすいそうです。

また、切り口が丸みを帯びており、叩き洗いしても繊維を傷めにくいので、ぜひ取り入れてみてください。

脱いだ服は洗濯カゴに入れて、24時間以内に洗う!

脱いだ服が入った洗濯カゴの写真

さらに、プレウォッシュの前の準備段階として、脱いだ服は洗濯機ではなく洗濯カゴに入れておくことも鉄則です。洗濯機に入れておくと湿気が溜まり、生乾きの原因となる雑菌が増殖するので要注意。

脱いだ服は、通気性の良い洗濯カゴに保管しておくことで雑菌の繁殖を抑えられます。

また、時間が経つほど雑菌は繁殖していくので、脱いだ服はできるだけ24時間以内に洗濯するのが理想です。

プロが必ず行う「プレウォッシュ」を洗濯の習慣に!

家庭ではほとんどしない「プレウォッシュ」ですが、洗濯のプロは必ず行っているそうです。「きれいに洗えるかどうかは、9割方、プレウォッシュで決まる」と、洗濯ブラザーズは教えてくれました。

ほんのひと手間で汚れをきれいに落とせるプレウォッシュを、ぜひ洗濯の習慣にしてください!

 

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