ダフリ・引っ掛け・シャンクの悩みを三浦桃香プロが解決!

ダフリ・引っ掛け・シャンクの悩みを三浦桃香プロが解決!

  • 2023/07/20 (木)
  • 2023/12/08 (金)

ゴルフを始めたての方や、久しぶりに再開しようというゴルファーの誰もが通る悩ましいダフリや引っ掛け、シャンクなど…。ポイントをしっかりと押さえて練習すれば、効果が分かりやすく出てゴルフがもっと楽しくなるはずです。

今回、2022年にJLPGA管轄のティーチングプロ資格を取得し、さまざまな媒体で精力的に指導も行う三浦桃香プロに練習方法とポイントを教えていただきました。

 

三浦桃香プロのプロフィール画像
三浦 桃香(みうら ももか)

1999年宮崎県生まれ。小学生の頃からゴルフを本格的に始め、九州中学校選手権を制すなどジュニア時代からトップアマとして活躍。2022年に日本女子プロゴルフ協会のティーチングプロ資格を取得。

ダフリの主な原因・傾向と解消方法

基本的には可動域が狭くなるとダフリが出やすくなります。クラブにボールを当てようという気持ちが強くなってしまうと、シャフト本来の良さを活かすことができなくなり、スイングスピードが減速するとダフることも多くなります。

例えば「絶対にグリーンに乗せたい!」と思いすぎて、手で合わせようとするとダフってしまう人もいると思います。

クラブを高く持ち上げている三浦プロの画像

対策としては、まずは落ち着いてしっかりとトップの位置を取ることです。そうするだけで、しっかりとシャフトをしならせたスイングができるようになります。

あとは、ラウンドしていると緊張する場面がたくさんあると思うのですが、ダフリそうだなと思ったときは、打つ前に実際と同じタイミングで素振りをしてみてください。それだけでもダフリは軽減できます。

トップの主な原因・傾向と解消方法

練習場ではしっかりとボールに当たっているのに、なぜかコースに出たときにトップが出てしまうというゴルファーはかなり多いです。

コースは平坦なところが少ないのが原因になっていることが多いのですが、その対処法としては、少しだけクラブを短く握ります。

クラブの持ち方について解説する三浦プロの画像

これはミート率を上げるための対策なのですが、ただ短く握るだけだとトップしやすいので、まずはしっかりと素振りをしましょう。

素振りをする際によく見かけるのが、地面との距離感を意識せずに、ただ空気・空間を素振りする方が多いのですが、これだと実際に打つときにトップしてしまいます。なので、しっかりと“芝をヒットする”素振りをすることで、タイミングもつかみやすくなります。

シャンクの主な原因・傾向と解消方法

コースに出るとシャンクが出るというアマチュアゴルファーはかなり多いと思います。一度、シャンクすると止まらなくなるという相談もよく受けます。

シャンクはクラブフェースの内側にボールが当たってしまう現象ですが、短いクラブになればなるほど出やすくなります。

私は“ビジネスゾーン”(スイング中の腰から腰までの範囲)を意識できるかによって、シャンクが出るか出ないかが決まると思っています。テイクバックのときに、クラブフェースが開くと、インパクトを迎えるときも開いたままボールに当たるのでシャンクが出ます。

クラブが短くなればなるほど、ヒール部分の幅が広くなるので、シャンクが出やすくなります。

クラブの持ち方について解説する三浦プロ

アドレスからテイクバックをしたときの“最初の30cm”は必ず真っ直ぐ引いてあげましょう。そのときに身体を捻転しよう、腰を回そうという意識はあまり持たなくても良いです。

テイクバックで真っ直ぐ引くことを意識して、いつも通りにスイングすれば、簡単にミートできますし、シャンクも防ぐことができます。

引っかけの主な原因・傾向と解消方法

球を引っ掛けてしまう方に多いのが、基本的にはアドレスがしっかりしていないことです。

膝が曲がりすぎていたり、かかと重心になっていると、スイングの回転が強くなり、フェースに力が思ったよりも強くかかるので引っ掛けてしまいます。

ほかにもアドレスのときに右手を強く握ってしまうと、右手を返すことになるので引っ掛けてしまいます。

時の体制について解説する三浦プロの画像

解消するには、まずはアドレスを見直しましょう。

かかとに重心がかかっているなら、少し重心をつま先側に向けて、グリップしたときに右手の握りが強くなりすぎている場合は、少し緩めてあげましょう。

短い距離のアプローチ(打ち方、意識など)

短い距離の打ち方を解説する三浦プロ

グリーンエッジからのアプローチで、ワンパット以内に寄せたいのにトップや、ダフったりしてうまく寄せられないケースが多いと思います。そういう悩みを抱える方の打ち方を見ていると、フェースローテーションが大きいです。

短い距離のアプローチは基本的な考えとして、「手打ち」で良いと思ってください。

身体の回転を意識してしまうとフェースが開いたり、閉じたりするので、実際に打ったときに開いた状態でボールが当たったり、返すのが早くなったりしてミスショットになります。

クラブヘッドの向きについて解説する三浦プロの画像

ポイントはクラブヘッドのソールの部分を目標方向に対して、真っ直ぐ地面に置いて構えた後、“真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出してあげる”ことです。フォローのときにクラブフェースが目標方向に向いていることを確認します。

打った後にクラブフェースが返ってしまわないように気を付けましょう。

 

今回は三浦桃香プロに、初心者によくあるミスショットの悩みについて解説いただきました。

初心者ゴルファーを悩ますミスは、原因を把握しポイントを押さえられれば、ミスを減らすことができて大幅にスコアが良くなるということにつながりやすいので、まずは練習場でしっかり意識をしながら練習をしてみてください。

 

 

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