近年のランニングブームに加え、「運動不足解消」や「気分転換」といった健康目的で日常にランニングを取り入れている人が増えています。
ランニングを習慣にしていると、「もっと快適に走りたい」「もっと長い距離を走れるようになりたい」「ほかのデザインのランニングシューズも履いてみたい」など意欲が増してくることでしょう。そんなときは、ランニングシューズを見直してみても良いかもしれません。
今回は「一味違うシューズを履いてみたい!」と思っているランナーに向けて、トライアスロンやフルマラソンにも対応する高機能シューズをご紹介。 デサントのトライアスロンシューズ「DELTA LD」を着用したコーディネートを紹介しながら、トライアスロンシューズならではの機能性についても解説します。
トライアスロンシューズは競技に打ち込むシリアスランナーだけでなく、FUNランナーにもおすすめ
トライアスロン競技におけるロングディスタンス対応のモデルで、“より快適に、より長く走ること”をテーマに開発された「DELTA LD」。
トライアスロンシューズとして開発されましたが、「疲労状態でも心地良く、軽快に走りたい」「ランニング中の足への負担を軽減したい」「クッション性、反発性の両方の機能が欲しい」「アッパーにサポート性、フレキシブル性が欲しい」というランナー共通の悩みを解決する、高い機能が備えられています。
また「DELTA LD」はフルマラソンはもちろん、ランニングをカジュアルに楽しむ“FUNラン”にもおすすめのシューズ。スタイリッシュかつ洗練されたデザインはランニングウェアにも合わせやすく、スタイリングをグッとおしゃれにしてくれます。
トライアスロンシューズ「DELTA LD」のランニングウェアコーデ。3つのカラーで自由なスタイリングを
ランニングシューズを選ぶなら機能性はもちろん、デザイン性にもこだわりたい。普段からランニングする人は、自分が持っているウェアに合ったものが欲しいですよね。
「DELTA LD」はネイビー・ブラック・レッドの3つのカラー展開。無駄な装飾がなく、“機能美”を感じさせるシンプルなデザインが光ります。ランニングだけでなく、ビジネスやタウンユースなど、さまざまなシーンで活躍してくれそうですね。
ここでは「DELTA LD」とランニングウェアを組み合わせた、メンズコーデを紹介。ぜひランニングスタイルの参考にしてみてください。
DELTA LD・ネイビー×スタイリッシュなワントーンコーデ
ネイビーを基調としたランニングスタイル。スタイリッシュで品の良い印象に仕上がります。コーディネートを選ばず使いやすいカラーなので、1足持っておくだけで履き回しもしやすいのでおすすめですよ。
ネイビーのシューズは、足元をすっきりとまとめてくれる効果も。ワントーンコーデには小物や靴下で白を入れると、明るさもプラスされておしゃれに決まります。
DELTA LD・ブラック×タウンユースにも着回せるカジュアルコーデ
ブラックはオレンジのワンポイントが入っているので、遊び心のきいたスタイリングに合わせてみてはいかがでしょう。
例えばカーキのランニングジャケットを合わせれば、少し“こなれ感”のあるスポーティーすぎない印象に。
スポーツシーンだけではなく、ジーンズやチノパンツなど普段のカジュアルコーデにも相性抜群。「いつも無難な色ばかり選んでしまう」と悩んでいる人におすすめの1足です。
DELTA LD・レッド×アクセントが映えるブラックコーデ
ブラック1色のモノトーンコーデが好きな人は、パッと目を引くレッドを選んではいかがでしょうか。足元に差し色を入れるだけで、全体的にも引き締まったスタイリッシュな印象を与えられます。
存在感のあるレッドですが、「DELTA LD」は余計な装飾がないため合わせやすいメリットも。スポーツコーデ、カジュアルコーデ共に、着こなしにワンポイントが入って大人っぽい雰囲気に格上げしてくれますよ。
“究極”を求めて開発されたトライアスロンシューズ、「DELTA LD」のディテールを詳しく解説
実は、当初は「トライアスロンの世界大会で優勝するシューズの開発」という目標が掲げられていたとのことですが、いろいろな要素を抽出していくなかで、最終的にたどり着いたのは「疲れたときに足が前に進んでほしい」「走行時の不快感を取り除いてほしい」という、プロ・アマ問わずランナー全員が抱く潜在的な悩み。
「DELTA LD」はトップアスリートから、これからマラソンにチャレンジしていくランナーまでを視野に入れ、総合力・バランスに優れたシューズとして開発されました。
トップレベルの選手が満足する機能性を、「すべてのランナーに体感してもらいたい」という新しい視点から生まれたシューズ。そんな「DELTA LD」のディテールを細かく見ていきましょう。
デサント独自のミッドソール「DELTAシステム」を搭載
衝撃緩衝材・特殊プレート・EVAの組み合わせにより推進力を発揮するデサント独自のミッドソールシステム「DELTAシステム」を搭載。「ストライドが落ちない」「走速度が落ちない」「疲労前と同じ感覚で走り続けられる」という効果を発揮し、“靴が足を前に進もうとする力”を助けてくれます。
走行時は疲れが生じるとヒールストライク走法(かかと部分から着地する走り方)になりやすく、その際の傾向として、かかとの外側を接地するランナーが非常に多いようです。
そのため「DELTA LD」は接地時に生じるブレを考慮し、ミッドソールは内外非対称の構造に。より滑らかに、ヒールコンタクトが可能な形状にしています。
さらに前後で異なる硬さに設定された「Dual Density midsole」を採用し、踵部
シューズの開発では異なるパーツを組み合わせて機能性を高めることもできますが、それぞれのつなぎ目部分がうまくかみ合わず、接地時に違和感を感じさせてしまうことも。そのため、「Dual Density midsole」では素材をEVAに絞り、シームレスに機能できるよう配慮されています。
1つの素材でどのように表現するかは、開発者の難題とも言えるでしょう。「柔らかい素材・反発性のある素材はどこに配置するべきなのか」「バランスはどこを安定させるべきなのか」を見極め、クッション性と反発性の両方の機能が欲しいというランナーのニーズに応えています。
中足部で一気に角度を付けることで、推進性をアップ
「DELTA LD」は中足部で一気に角度を付けることで、走行時に推進力を得られやすい底面形状を開発。静止時の安定と、走行時の推進力の両方を実現しています。
また、シューズのかかとを踏んでも折れにくく、割れにくい「リバウンドヒールカウンター」をデサントで初めて搭載。トライアスロンシューズとしての強度と柔軟性を備えた素材選びにも、こだわりが追求されています。
サポート性とフレキシブル性を確保した新しいアッパー構造“LOOSE LAYER FIT”を採用
アッパーはシューズの内側の段差を極力排除した構造を採用し、足への当たりが少しでも軽減されるように。さらにアッパー素材を3レイヤー構造にすることで、サポート性も備えた構造となっています。
トライアスロンシューズならではの「バックタブの搭載」というディテール
トライアスロンシューズとして開発された「DELTA LD」は、バックタブを搭載。
競技中にトランジションエリア(競技種目を転換する場所)での着替えによるロスタイムを減らすため、シュータンに指を通す穴があることで素早い履き替えをサポートする目的で搭載されているのですが、普段のランニングシーンでもこの機能は楽にスピーディーに履ける点で役立ちます。
トライアスロンシューズをランニングコーデに取り入れてみては
「DELTA LD」は、トライアスロンという過酷な状況下にも対応するシューズ。
機能性に注目するも良いですし、ランニングスタイルのコーディネートに取り入れるのもおすすめです。この機会にぜひ、お試しされてはいかがでしょうか。
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