レインコートの選び方や機能性、清潔に使うためのお手入れ方法を解説

レインコートの選び方や機能性、清潔に使うためのお手入れ方法を解説

  • 2021/07/06 (火)
  • 2024/02/29 (木)

最近ではおしゃれなレインコートが、さまざまなブランドから販売されています。しかし、レインコートを選ぶときは、見た目だけでなく機能性もしっかりとチェックすることが大切です。

この記事では、レインコートの購入を検討している人に向けて、レインコートの選び方や注目したい機能性を紹介します。

また、お気に入りのレインコートを長く愛用するために知っておきたいお手入れ方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

レインコートを選ぶポイントは?

レインコートを選ぶポイントは?

まずは、レインコートを選ぶときにチェックしたい基本的なポイントを解説します。

機能性をチェックする

レインコートを選ぶときは、見た目だけでなく機能性も重視しましょう。

普段着るアウターとは違い、レインコートには体や衣服、持ち物が雨に濡れないようにする目的がありますが、ただ単に雨に濡れなければ良いというわけではありません。

レインコートに必要な機能性については、後ほど詳しく紹介します。

収納・持ち運びしやすいかチェックする

レインコートは雨が降っていなければ、手に持ったり畳んでバッグに入れたりして、持ち運ぶ人がほとんどです。そのため、レインコートを選ぶときは収納のしやすさも重視したいポイントです。

防水タイプのレインコートと言うと、重くてゴワゴワしたものが多いイメージがあるかもしれませんが、最近はさまざまなブランドから150~200g程度の軽量タイプのものも販売されています。

小さくたためるタイプのレインコートであれば、普段から持ち歩くことができ、急な雨にも対応できます。

着用シーンを考える

レインコートは、着用シーンによって使い分けるのもおすすめです。

例えば、ビジネスシーンで着用するレインコートは、シンプルで落ち着いたデザインのものが合わせやすく、街で着用する場合はおしゃれでファッション性の高いレインコートを選ぶと雨の日のモチベーションが上がるでしょう。

さらに、アウトドアで着るレインコートは明るくて目立つ色を選ぶと万が一のときに見つけてもらいやすくなり、自転車に乗るときに着るレインコートは車や歩行者から見えやすいように再帰反射マークが付いたものや、車輪に引っかかりにくいようハーフタイプのコートなどを選ぶのがおすすめです。

デザイン性をチェックする

レインコートは、もちろんデザイン性も大事です。

好きな色や柄もののデザインを選ぶほか、最近はトレンチコート風のレインコートなど、普段使いのコートと見分けがつかないデザインのものも豊富に展開されています。

ビジネスシーンでも街歩きでもおしゃれが楽しめるよう、着回ししやすいデザインのものを選ぶのも良いでしょう。

レインコート選びで特に注目したい機能性

レインコート選びで特に注目したい機能性

前述の通り、レインコートはただ雨を避けるというだけでなく、機能性を重視して選ぶのがポイントです。

続いては、レインコート選びで特に注目したい機能性について紹介します。

防水性・耐水性

レインコート選びでまず注目すべきは、はっ水性と耐水性です。

レインコートは生地の裏面などに防水素材をコーティングすることで、雨水の浸入を軽減していますが、その指標は「耐水圧」として表記されています。

耐水圧とは、水がしみ込むのを抑える力のことで、耐水圧が高いほど、耐水性に優れたレインコートということになります。

耐水圧の目安は以下の通りです。

耐水圧300mm 小雨に耐えられる程度
耐水圧2,000mm 中雨に耐えられる程度
耐水圧10,000mm 大雨に耐えられる程度
耐水圧20,000mm 豪雨に耐えられる程度

レインコートは、耐水圧1,500~3,000 mm程度のものを選べば、雨の日の通勤や外出に対応できるでしょう。また、アウトドアなどでは10,000mm以上、登山などでは20,000mm以上の耐水圧が必要だと言われています。

防風性

レインコートを選ぶときは防風性にも着目しましょう。特に冬の寒い時期に着るレインコートは、防風性が高いものを選ぶと、雨に濡れにくいだけでなく、冷気による衣服内温度の低下を軽減してくれます。

はっ水性

レインコートは、はっ水性も重要です。はっ水性の高いレインコートは、コートの表面で雨の水滴を玉状にはじかせるため、レインコートを軽く振れば水分を取ることができ、雨が止んだら畳んで持ち歩くことができます。

しかし、レインコートのはっ水性は汚れの影響や時間とともに低下するため、定期的なメンテナンスが必要です。

透湿性

レインコートを着用することで雨から体や衣服をカバーすることができますが、レインコートには蒸れやすいというデメリットもあります。

そのため、レインコートを選ぶときは、透湿性にも注目し、蒸れにくいものを選ぶことが大切です。

透湿性に優れたレインコートは、雨風の浸入を軽減しながら内部の湿気を外に出すことができるため、レインコートを着用していても快適に過ごせるでしょう。

レインコートを選ぶなら人気ブランドをチェック

レインコートを選ぶなら人気ブランドをチェック

レインコートを選ぶなら人気ブランドをチェックすることをおすすめします。

ここではレインコートのおすすめブランドを紹介します。

DESCENTE(デサント)

デサント_ロゴ

デサントは、日本のスポーツブランドで、独自の研究施設を持っており高品質な商品を開発・販売しています。

また、もともとスキーウェアを専門に取り扱っていたため、その開発技術を活かし快適に過ごせるレインコートを展開しています。

タウンユースにも力を入れているので、高機能でおしゃれなデザインのレインコートが見つかるでしょう。

レインコートを長く使うにはお手入れ方法も重要!

レインコートを長く使うにはお手入れ方法も重要!

レインコートを清潔に保つには、お手入れ方法も重要です。雨のたびに洗濯するのは大変ですが、汚れを放置するとはっ水力が低下してしまったり、汚れが落ちにくくなってしまったりするため、こまめなお手入れが必要です。

ここからは、お気に入りのレインコートを長持ちさせるために知っておきたいお手入れ方法を紹介します。

レインコートの洗濯方法

新品に近いレインコートや小雨に少し着た程度ならば、シャワーで軽く洗い流すくらいで汚れは落ちますが、長時間着用したときや着用時に蒸れを感じたとき、泥はねを確認したときは洗濯をしましょう。

レインコートの洗濯前に洗濯表示を確認し、洗濯ができるものであれば中性洗剤を用いて洗濯します。

生地の表面に洗剤が残っているとはっ水加工が低下することがあるため、擦りすぎないよう注意しながら洗剤を落としましょう。

レインコートの乾かし方

レインコートの乾かす際は、陰干しすることをおすすめします。直射日光を避け、風通しの良い場所でハンガーに吊るして乾かしましょう。

レインコートの保管方法

レインコートは、高温多湿の場所や直射日光が当たる場所を避けて、吊るして保管することをおすすめします。畳んでほかの衣服と重ねて保管すると、生地の劣化を早める場合があるため注意しましょう。

レインコートに必要な機能性を理解して選ぼう!

レインコートに必要な機能性を理解して選ぼう!

レインコートは、雨の日を快適に過ごすための大切なアイテムです。

おしゃれなデザインのものを選ぶのはもちろん、雨でジメジメした環境でも不快感を軽減できる高機能なレインコートを選ぶようにしましょう。

今回紹介したブランドは、機能性はもちろん、タウンユースにもおすすめのおしゃれなレインコートがそろうブランドです。レインコート選びの際は、ぜひチェックしてみてください。

お気に入りのレインコートが見つかったら、お手入れもしっかりと行い長く愛用しましょう。

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