夏におすすめのウォーキングウェアとは?夏でも上着は必要?

  • 2020/08/13 (木)
  • 2024/02/28 (水)

気軽に始められるのが魅力のウォーキングは、健康のためにも楽しく続けたいものです。
しかし、暑い夏のウォーキングには、気を付けておきたいポイントがあります。

今回は、夏のウォーキングを快適に行えるよう、ウェアの選び方や紫外線対策について紹介します。

夏のウォーキングは紫外線対策が大事

デサント・ Tシャツ・ロングパンツ・シューズ

夏のウォーキングで欠かせないのが、紫外線対策です。

気持ち良く歩き続けるために、まずは紫外線について知っておきましょう。

日焼けの原因は紫外線

夏に悩みが増える日焼けですが、原因は紫外線にあります。

地表に届く紫外線は2種類あり、UV-A(紫外線A波)とUV-B(紫外線B波)に分けられ、UV-Aは皮膚の奥まで到達し、シワやたるみを引き起こす原因とされます。

UV-Bは皮膚表面にダメージを与え、サンバーンやサンタンという日焼けのほか、シミやそばかすの原因になります。

紫外線対策が必要な時期

1年中降り注ぐ紫外線ですが、季節により強弱が異なります。

日本では春から夏に多く、具体的には4月頃から増え続け、8月あたりに紫外線量のピークを迎えます。紫外線が増える時期は、特に念入りな紫外線対策が必要です。

早朝や夜間でも紫外線対策は必要

1日のなかで紫外線量が多い時間帯は正午前後の2時間ずつ、つまり10時~14時あたりと言われているため、夏のウォーキングを快適に行うなら早朝や夜間がおすすめです。

早朝なら、陽が昇りきる5時~8時頃が良いでしょう。気温が下がっているので気持ち良く歩けます。ただし、陽が出ている時間帯なので、紫外線対策は必要です。

夜間の場合、18時以降なら暑さが和らいできます。気を付けたいのは、この時間でも明るいときです。

日没直前の西日は顔に当たりがちなので、紫外線対策を行いましょう。また、紫外線によるダメージがDNAレベルに浸透するので、日焼け同然のことが体で起きています。紫外線対策とケアを行いましょう。

夏のウォーキングにおすすめの紫外線対策

夏のウォーキングにおすすめの紫外線対策

ここでは、夏のウォーキングにおすすめの紫外線対策をウェアの選び方と便利なアイテムに分けて紹介します。

ウォーキングウェアは機能性で選ぶ

日差しの強さ・強烈な紫外線、そして蒸し暑さと、夏のウォーキングは避けられない環境があります。

高温多湿の夏も楽しく快適に、安全に歩きたいときは、機能性でウォーキングウェアを選びましょう。

通気性

夏のウォーキングは、ウェア内の風通しの良さに注目してみましょう。

蒸し暑い時期はウェアに熱がこもって不快に感じることもあるため、通気性の備わったウェアを着用すれば暑さ対策にもなります。

吸汗速乾性

日本の夏は「高温多湿」のため、汗が乾きにくくなります。吸汗速乾性も取り入れましょう。生地が肌表面の汗を素早く吸い取り、乾かしやすくしてくれます。

ウェアが汗で重くならずに済むほか、汗冷えも軽減できます。また、肌とウェアの張り付きを抑え、快適な状態が期待できます。

UVケア機能

着るだけで紫外線をカットできる、UVケア機能も有効です。

色の濃いものを選べば、UVケア機能は高まりますが、その分熱を吸収しやすくなります。そこで、「UPF(衣類の紫外線保護係数)値」が15以上のウェアで、紫外線対策をするのがおすすめです。

接触冷感素材

接触冷感素材のウェアもおすすめです。

肌に触れることでひんやりと感じる接触冷感タイプや、太陽光を遮ることでウェア内の温度上昇を抑えるタイプもあります。用途に合わせてウェアを選べば、涼しく過ごせるでしょう。

日焼け止め

紫外線対策の定番アイテム「日焼け止め」を準備しましょう。汗に強い「ウォータープルーフタイプ」が便利です。UV-Bを防ぐなら「SPF30」以上のもの、UV-Aを防ぐなら「PA+++」以上を選ぶと効果的です。

ただし、数値が高くなるほど、肌への負担も増します。肌が敏感な人は、低刺激のものが良いでしょう。

キャップ・サンバイザー

熱と紫外線から頭部・顔をカバーするキャップもそろえたいアイテムです。

太陽の光が当たりにくくなるので、紫外線対策と暑さ対策に役立ちます。ツバが広いキャップは顔の紫外線対策に効果的です。

頭部よりも顔をしっかりカバーなら、ツバが広めのサンバイザーもおすすめです。ツバの角度を自由に調整できるとウォーキングの邪魔にもなりません。

いずれもメッシュ素材など風通しの良いものを選んでみてください。

アームカバー

「日焼けはしなくないが長袖シャツは暑苦しい」というときは、アームカバーで紫外線対策をしましょう。

アームカバーのなかには、手の甲までしっかりカバーできるものもあります。着圧タイプを選べば、体の負荷を軽減する効果が期待できます。

グローブ

グローブは紫外線対策で使えるアイテムです。メッシュのように通気性が良く、薄手の素材でできていれば、夏でも蒸れを軽減できます。

レギンス

脚の紫外線対策には、レギンスをはいてみましょう。アスファルトの照り返しは強く、流れる汗の不快感も何とかしたくなります。

ショートパンツと組み合わせれば、肌の露出を抑えて紫外線対策として役立ちます。

夏のウォーキングにも上着は必要?

夏のウォーキングにも上着は必要?

パーカーやジャケットなど、夏の紫外線対策には上着や長袖シャツもおすすめです。吸汗速乾性に優れた薄手のウェアを選べば、汗冷え対策にも役立ちます。

また、日焼け止めを塗っていてもなりがちな「半袖焼け」を抑えることできます。早朝や夜間は肌寒いこともあるので、ちょっとした羽織ものとしても長袖は重宝します。

夏におすすめのウォーキングウェア

夏におすすめのウォーキングウェア

紫外線対策をしながら涼やかに着こなしたいという人に向けて、夏におすすめのウォーキングウェアを紹介します。

夏におすすめメンズウォーキングウェア

デサント_ロゴ

日本のスポーツブランドであるデサントから、夏におすすめのメンズウォーキングウェアを紹介します。

クーリスト D-Tec Tシャツ

「クーリスト D-Tec Tシャツ」は、放熱クーリング素材「Coolist D-Tec™(クーリストディーテック)」を使用したTシャツです。

ウェア内の余分な熱を放熱し、涼しさを感じさせてくれます。吸汗速乾性とUPF15の紫外線対策も兼ね備えており、夏のウォーキングに適しています。

サンスクリーン 長袖シャツ杢

「サンスクリーン 長袖シャツ杢」は、吸汗速乾性に優れたメッシュ素材で仕立てられ、運動中の蒸し暑さを軽減してくれる長袖Tシャツです。

UPF15が備わっているため、屋外のトレーニングでも紫外線から肌をガードすることができ、わずかに立ち上がったカラーと、同系色のグラデーションをランダムに配置したデザインとなっているため、おしゃれに着こなせるでしょう。

【ZERO STYLE】サンスクリーン ライトショーツ

「【ZERO STYLE】サンスクリーン ライトショーツ」は吸汗速乾性に優れており、糸を密に編み上げながらも生地の微細な凸凹とハリにより、肌表面をドライに保つことができます。

ウェアに施される紫外線対策として効果が高い「UPF50」を誇り、夏の日差しの下でもウォーキングに集中できます。ウェア全体にあしらわれたグラフィックデザインが特徴のパンツです。

夏におすすめレディースウォーキングウェア

こちらもデサントより、夏におすすめのレディースウォーキングウェアを紹介します。

サンスクリーンハイゲージ Tシャツ

「サンスクリーンハイゲージ Tシャツ」は、太陽光を遮り、ウェア内の温度上昇を抑えてくれるSUNSCREEN™(サンスクリーン)素材を使用しており、暑い時期でも涼しさを感じられます。

UPF50+という高いUVケア効果により、強い紫外線にも効果が期待できます。

サンスクリーントレーニング 9分丈パンツ

「サンスクリーントレーニング 9分丈パンツ」は、サンスクリーンハイゲージ Tシャツ同様にSUNSCREEN™を使用しているロングパンツです。

また、吸汗速乾性により快適なままウォーキングができます。

サンスクリーントレーニング フルジップパーカー

「サンスクリーントレーニング フルジップパーカー」は、SUNSCREEN™により太陽光を遮断、ウェア内の温度上昇を抑えてくれます。

涼しさをまとうフルジップパーカーは、ストレッチ性に富んだジャージ素材を使用しています。

UVケア機能は「UPF50+」と優れているため、夏のウォーキングを快適にしてくれるでしょう。

夏はウォーキングウェアで紫外線対策を

夏はウォーキングウェアで紫外線対策を

今回は、夏におすすめのウォーキングウェアの選び方と紫外線対策について紹介しました。

蒸し暑さと紫外線に対応することで、夏のウォーキングが涼しく快適に続けられるようになります。おすすめのウェアも参考に、楽しいウォーキングに出かけてみませんか。

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