テニスシューズの種類や特徴は?必要な機能性に注目

テニスシューズの種類や特徴は?必要な機能性に注目

  • 2021年5月18日
  • 2023年6月20日

せっかくテニスを始めるなら、ウェアやラケット以外にもシューズ選びにこだわってみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、テニスシューズの種類や特徴、テニスシューズに必要な機能性や選ぶときの注意点などを紹介します。まだシューズをそろえていないという人は、ぜひチェックしてみてください。

テニスシューズの種類と特徴

テニスシューズの種類と特徴

テニスシューズには、以下の7種類があります。テニスコートによって適しているシューズが異なるため、使用するコートに合ったシューズを用意しましょう。

  • オールコート用
  • オムニ・クレーコート用
  • オムニコート用
  • カーペットコート用
  • ハードコート用
  • クレーコート用
  • グラスコート用
  • 日本では主に、オールコート用、オムニ・クレーコート用、カーペットコート用の3種類のテニスシューズが使われています。まずは、その3種類についてそれぞれの特徴を紹介します。

    オールコート用

    オールコート用のテニスシューズは、幅広いテニスコートに対応しているため、テニス初心者がまず1足選ぶときにおすすめです。

    滑り止めはそれほど強くありませんが、ほど良いグリップ力とクッション性があり、靴底がしっかりと地面に触れることで安定感もあるのが特徴です。

    関連記事
    オールコート用テニスシューズの特徴や選び方について解説

    日本で販売されているテニスシューズには主に3つの種類がありますが、そのなかの1つであるオールコート用テニスシューズとは、一体どのようなテニスシューズなのでしょうか。今回は、オールコート用テニスシューズの特徴やほかのテニスシューズとの違い、[…]

    オールコート用テニスシューズの特徴や選び方について解説

    オムニ・クレーコート用

    オムニ・クレーコート用のテニスシューズは、砂をちりばめた人工芝のオムニコートと、土で作られたクレーコートでのプレーに適しています。

    オムニ・クレーコート用のテニスシューズの裏にはボコボコとしたスタッドあり、砂が多く滑りやすいコートでもしっかりと止まれるグリップ力が特徴です。

    カーペットコート用

    カーペットコート用のテニスシューズは、カーペットとの摩擦を減らしたり、カーペットが靴に引っかかったりしないようにする目的で、靴底に溝がほとんどないのが特徴です。

    カーペットでつまずきにくいように特殊な靴底になっているため、カーペットコート以外のテニスコートで履くのには向いていません。

    関連記事
    おすすめのテニスシューズをコート別に紹介

    テニスシューズはどのタイプのテニスコートを使用するかによって、適するものが変わってきます。日本国内では主にオールコート用、オムニ・クレーコート用、カーペットコート用の3種類のテニスシューズが流通しているので、今回は、テニスコートのタイプ別[…]

    おすすめのテニスシューズをコート別に紹介

    テニスシューズに必要な機能性は?

    テニスシューズに必要な機能性は?

    テニスは前後左右に俊敏な動きが求められるスポーツであるため、テニスシューズにはテニスに欠かせないいくつかの機能性が必要です。

    続いては、テニスシューズにどのような機能が必要なのか見ていきましょう。

    グリップ性

    テニスシューズのグリップ性は、俊敏に動くために必要な機能です。

    踏ん張りやすく、地面をしっかりとつかんで滑りにくくする効果があるため、特に土や砂が多いコートで使用するテニスシューズには必須の機能となります。

    グリップ力の強さは靴底の溝で判断することができるため、グリップ力の強いテニスシューズを探すときは、溝の深さやスタッドの有無をチェックすると良いでしょう。

    クッション性

    テニスシューズのクッション性は、足への負担を軽減してくれる機能です。

    地面が比較的柔らかいコートでは、クッション性よりもグリップ性のほうが求められますが、ハードコートやカーペットコートなど地面の硬いコートではクッション性が高いテニスシューズを選ぶと足への負担を軽減できます。

    軽量性

    テニスは俊敏な動きが必要なうえに、長時間ラリーが続くと持久戦になることもあります。そのため、軽量化されていて足への負担が少ないテニスシューズがおすすめです。

    テニスシューズのなかには、履いていても重さが気にならず、長時間動き続けられる軽いシューズもあるので、足に疲れがたまりやすい人は軽量性に優れたテニスシューズを探してみましょう。

    安定性

    テニスでは前後左右さまざまな方向に、瞬間的に動かなければいけません。また、テニスボールを返球するときには足を踏み込む必要があるため、安定性が求められます。

    無理に急な方向転換をしたり足を踏み込んだりすると、足の関節に負担がかかるため、安定性のあるテニスシューズを選んで関節への負担を軽減するようにしましょう。

    通気性

    足に汗をかくとシューズ内が蒸れたり、シューズの中で足が滑ったりなど、プレーに影響することがあります。通気性の高いテニスシューズであれば、蒸れを軽減し、快適にテニスを楽しむことができます。

    耐久性

    テニスでは踏ん張ったり急ブレーキをかけたり、ダッシュしたりと足をたくさん使うため、耐久性も必要です。必然的にテニスシューズには負担がかかるため、耐久性の低いシューズではすぐに使えなくなってしまいます。

    長く使用できるテニスシューズを選ぶためにも、耐久性に優れているものがおすすめです。

    テニスシューズを選ぶときの注意点

    テニスシューズを選ぶときの注意点

    テニスシューズを選ぶときは、機能性はもちろん、ほかにも気を付けたいポイントがあります。
    ここでは、注意が必要なポイントを紹介します。

    サイズの選び方

    テニスシューズのサイズは、ブランドやモデルによって少しずつ異なります。そのため、普段履いている靴のサイズで選ぶと、きつく感じたり大きかったり、履きにくいと感じてしまうことがあるのです。

    テニスシューズは、普段履いている靴よりも少し大きいものを選ぶようにしましょう。自分の足の幅を確認し、幅広な人は1cm、幅が狭い人なら0.5cm大きいものを選ぶとしっくりきやすいと言われています。

    もし、普段履いている靴が自分の足の長さにフィットしているか不安だという人は、テニスをするときに履く靴下を履いて30cm定規の上に足を置き、かかとからつま先までの長さを測ってみてください。

    オールコート用シューズの使い方

    オールコート用シューズは、その名前の通りどのコートでも使用できます。しかし、使用できるというのは履いても問題ないという意味で、すべてのコートで高いパフォーマンスを発揮できるというシューズではありません。

    オールコート用シューズに向いているテニスコートはハードコートやカーペットコートで、オムニコートやクレーコートでは滑りやすくなったり、思うように動けなかったり、足に負担がかかることもあります。

    オムニコートやクレーコートでプレーすることが多い人はオムニ・クレーコート用のテニスシューズを用意しておきましょう。

    テニスシューズ選びにおすすめのブランド

    テニスシューズ選びにおすすめのブランド

    テニスシューズを取り扱っているブランドはたくさんありますが、なかでもおすすめのブランドを紹介します。

    le coq sportif(ルコックスポルティフ)

    ルコックスポルティフ ロゴ

    ルコックスポルティフはフランス発祥のスポーツブランドで、テニスシューズやテニスバッグなどのテニス用品をはじめ、さまざまなスポーツ用品を手掛けています。

    日本人に適したテニスシューズも販売しているため、履きやすく動きやすいテニスシューズに出会える可能性も高いでしょう。

    男女問わずテニスウェアに合わせやすいテニスシューズがそろっています。

    テニスシューズの特徴や必要な機能性を理解しよう!

    テニスシューズの特徴や必要な機能性を理解しよう!

    テニスシューズを選ぶときは、普段使用するコートの種類に合わせて適したテニスシューズを選ぶと良いでしょう。また、テニスの動きに対応できるさまざまな機能性が求められます。

    今回紹介した人気ブランドは、機能性もデザイン性も兼ね備えたテニスシューズを豊富に取り扱っています。ウェアやラケットだけでなくシューズもチェックしてみてはいかがでしょうか。

    テニスについて詳しくはこちら

    レディーステニスシューズについて詳しくはこちら

    WRITER
    この記事を書いた人

    ABOUT ULLR MAG.
    ULLR MAG.(ウルマグ)とは?

    ULLR MAG.(ウルマグ)は、「カラダから心をデザインする、ライフスタイルマガジン」です。
    身体を動かすと気分が良い、夢中になれる趣味やスポーツがある、おしゃれをすると心が弾む。
    暮らしの中で大切にしたい瞬間は誰にでもあります。

    私たちはそんな日々のちょっとした喜びを、
    一人でも多くの人へ届けたいと考えています。