小さな子どものいる家庭では、夏になったら家庭用プールを買って遊ばせたいと考えている人もいるでしょう。
この記事では、家庭用プールの選び方やお手入れ方法、楽しみ方について紹介します。
家庭用プールにはどんな種類がある?
家庭用プールといっても、さまざまな種類があります。まずは、家庭用プールにはどんな種類があるのか紹介していきます。
ベランダサイズのプール
初めて家庭用プールを買う人におすすめなのは、ベランダサイズのプールです。
空気を入れて膨らませるタイプのものが多く、しっかりとした深さのあるものを選べば大人も子どもと一緒に中に入って遊ぶことができます。
屋根付きプール
日当たりの良いベランダや庭に家庭用プールを置く場合は、屋根付きプールがおすすめです。
屋根が付いていれば、子どもの目や肌を紫外線から守ることができます。もちろん、プールで遊ぶときは日焼け止めも塗っておきましょう。
空気を入れる必要のないプール
空気を入れる手間を省きたいなら、すでにプールの形になった空気入れがいらないタイプの家庭用プールもおすすめです。
以前は収納するのに場所が必要でしたが、最近は小さく畳んで収納できるプールも増えてきています。
大型の遊具付きプール
子どもにとってうれしいのは、プールの中で楽しく遊べる大型の遊具が付いた家庭用プールでしょう。滑り台やトンネル、シャワーなどの遊具が付いていれば、子どもたちが喜ぶこと間違いなしです。
家庭用プールを選ぶポイント
続いては、夏に向けて家庭用プールの購入を検討している人に向けて、家庭用プールを選ぶポイントを紹介します。
サイズをチェックする
家庭用プールを選ぶ前に確認したいのが、プールを置く場所の広さです。家庭用プールを選ぶときは、置く場所よりも少し小さめのサイズを選ぶようにしましょう。
家庭用プールはビニールで作られているため、置く場所によっては壁などと擦れてしまい、破れるおそれがあります。プールの周囲に子どもが1人通れるくらいのスペースがあるほうが良いでしょう。
デザイン性や機能性をチェックする
家庭用プールのサイズを決めたら、デザイン性や機能性を確認しながら選んでいきましょう。
シンプルなプールもあれば、子どもの好きなキャラクターのイラストが描かれたデザインのものや、屋根付きのプール、滑り台や噴水などの遊び道具が付いているプールもあるため、どんな遊び方をするかをイメージしながら選ぶのがおすすめです。
安全性をチェックする
小さな子どもを家庭用プールで遊ばせるうえで、重視したいのが安全性です。プールの底面部分がクッション素材になったプールであれば、万が一子どもが転んだときでも、クッションが衝撃を軽減してくれます。
対象年齢をチェックする
家庭用プールには対象年齢が設定されていて、プールの深さと比例していることがほとんどです。
対象年齢が実年齢より上のプールを小さな子どもが使ってしまうと、深すぎて溺れてしまうなどの事故につながりやすくなるため年齢にあったプールを選ぶようにしましょう。
家庭用プールの楽しみ方
家庭用プールでも、遊び方を工夫すれば十分楽しむことができます。ここでは、家庭用プールで子どもたちが喜ぶおすすめの楽しみ方について紹介していきます。
滑り台付きプールで遊ぶ
滑り台付きの家庭用プールは、子どもたちに大人気です。小さなサイズの滑り台だったとしても、家で滑り台付きのプールで遊べるというだけで、子どもたちにとってはスペシャルなものです。
手作りのおもちゃで遊ぶ
公共のプールでは、おもちゃの持ち込みが許されていない場合もありますが、家庭用プールであればおもちゃも使い放題です。さらに、親子でおもちゃを手作りすれば、作る段階から一緒に楽しむことができます。
水鉄砲も思い切り使える
公共のプールでは、大半の施設で水鉄砲の使用が禁止されていますが、自宅の家庭用プールであれば水鉄砲も思い切り使うことができます。
シャボン玉や水風船もおすすめ
水鉄砲と同じく、シャボン玉や水風船を使った遊びもおすすめです。
家庭用プールには、レジャー施設のプールのようなアトラクションはありませんが、だからこそ楽しめる遊び方もあるため、工夫して子どもたちを楽しませてあげましょう。
家庭用プールのお手入れ方法
家庭用プールを使った後は、適切にお手入れをして保管する必要があります。ここからは、家庭用プールのお手入れ方法を確認しておきましょう。
家庭用プールのお手入れ手順
家庭用プールは使い終わったらホースなどを使い、軽く水で洗い流してきれいにしましょう。汚れが気になる場合は洗剤を使って汚れを洗い流し、水気を残さないように乾かしてください。
家庭用プールはビニール製となっているため、濡れたまま片付けてしまうとくっついてしまう場合があります。
オフシーズンの正しい保管方法
プールの季節が終わったら、しっかり乾かした状態で畳み、紫外線と高温多湿を避けて保管しましょう。破れや穴などは小さいうちに補修しておくことをおすすめします。
また、家庭用プールは畳む前にベビーパウダーなどをまぶしておくと、くっつきにくくなります。
家庭用プールで遊ぶ際の注意点
家庭用プールで子どもを遊ばせる場合、注意しなければならないことがいくつかあります。
子どもが楽しんで遊べるように、注意点もしっかりと把握しておきましょう。
子どもからは絶対に目を離さない
家庭用プールで遊ばせている間は、子どもから目を離さないようにしましょう。特にプール周りでは足元が滑りやすくなっているため、大人が必ず目を離さないように心掛けましょう。
水を温めておく
子どもは寒さに弱いため、たとえ気温が高くても水温を上げておく必要があります。水は早めに張っておき、太陽の光が当たるように置いて十分に温めましょう。
紫外線に注意する
子どもの紫外線対策は、意外と忘れられがちです。日光に当たりすぎるとやけどのようになってしまうこともあるため、子ども用の日焼け止めクリームを塗ったり、屋根付きプールを活用して紫外線対策をしましょう。
遊び終わったら毎回排水する
家庭用プールは、遊び終わった後は1回ごとに必ず排水するようにしましょう。翌日も遊ぶ予定だから…とそのままにしてしまいがちですが、水を入れたまま放置してしまうとカビの原因となります。
子どもの敏感な肌や体を守るために、毎回排水は忘れないようにしましょう。
家庭用プールで遊ぶのにおすすめのスイムウェア(水着)は?
家庭用プールで遊ぶときには、子どものスイムウェアにも気を遣いたいものです。
子ども用のスイムウェアを選ぶときは、できるだけジャストサイズのものを選ぶようにしましょう。
成長の早い子どものスイムウェアはついつい大きめを選びたくなってしまうかもしれませんが、大きすぎるスイムウェアは遊んでいる途中に脱げてしまったり、動きにくかったりということもあります。
また、女の子のスイムウェアにはセパレートタイプとワンピースタイプがありますが、セパレートタイプは着替えさせやすい半面脱げやすいという点もあるため、3歳以上の動きたい盛りの女の子の場合は、ワンピースタイプがおすすめです。
家庭用プールは種類が豊富!使い勝手や機能性をチェックして選ぼう
家庭用プールにはシンプルなビニールプールだけでなく、滑り台付きや屋根付きなど、さまざまな種類があります。
今回紹介した選び方のポイントを参考に、子どもの遊び方やプールの置き場所に合わせて使い勝手や機能性の高いものを選びましょう。