ゴルフは雨の日でも決行することが多いので、防水タイプのゴルフシューズがあると便利です。
この記事では、雨の日も履けるゴルフシューズの選び方や人気ブランドのおすすめモデル、雨の日に履いたシューズのお手入れ方法について紹介します。
※この記事での「防水タイプ」とは、素材に対しての加工を施しているものや、4cmの水位の水に2時間浸したテストを行い、浸水のないものとしています。
なお、履き口、靴ひもの穴、アッパー上部からの浸水については避けられないものとしています。
雨の日に履くゴルフシューズの選び方
まずは、雨の日のゴルフ場で履くシューズの選び方を紹介します。
素材や機能性はもちろん、デザイン性にもこだわって、雨の日のゴルフを快適にしてくれる1足を探してみてください。
アッパー素材の防水性・はっ水性
雨の日に履くゴルフシューズを選ぶ際にまず注目したいのは、アッパーに採用されている素材の防水性やはっ水性です。
例えば、丈夫さや足なじみの良さに定評がある天然皮革のゴルフシューズは、水に濡れるとシミになったり傷んだりすることがあるため、雨の日には適していません。
雨に濡れても水がしみ込みにくいゴルフシューズは、アッパーの素材に防水性やはっ水性がある人工皮革や合成繊維が使われたものが多いです。
ソールのグリップ力
雨の日のゴルフ場は、地面が濡れて滑りやすくなっています。
そのため、樹脂製のスパイクが付いたゴルフシューズなど、アウトソールにグリップ力があるものを選ぶと、踏ん張りやすくスイングも安定して行いやすいでしょう。
インソールの通気性
ジメジメとした雨の日は、ゴルフシューズの内部が蒸れやすくなります。
快適にプレーするためには、インソールの素材にも注目し、通気性に優れたものを選ぶのがおすすめです。さらに、通気孔の有無やメッシュ加工が施されているかも、チェックしてみましょう。
タウンユースにも使えるデザイン性
ゴルフシューズのなかには、ゴルフシーンだけではなく、タウンユースで履けるタイプも販売されています。
見た目がスニーカーのようなデザインのゴルフシューズであれば、打ちっぱなし(ゴルフ練習場)やゴルフ場に行った帰りに、ショッピングモールやカフェなどに立ち寄ってもなじみやすいです。
ただし、スパイクレスゴルフシューズはあくまでゴルフコースでの使用を想定しており、比較的硬めの素材を使っています。
スパイク部分は突起になっていることも多く、固い床などではグリップが効かず滑りやすくなるので注意が必要です。特に濡れた床面では滑りやすいです。
ただし、ゴルフ場によっては、ゴルフシューズの着用をロッカールームからと定めている場合もあるため、行く予定のあるゴルフ場のルールを確認しておきましょう。
コースデビューすることになったら、ゴルフシューズの購入&メンテナンスは必須。ゴルフ場は傾斜のある芝生の上を歩いたりするので、想像以上に滑ります。ですので、靴底に滑り止めの付いた専用シューズを履かなければなりません。しかし、ゴルフシューズ[…]
雨用の防水ゴルフシューズを扱う人気ブランド
雨の日にも使える防水タイプのゴルフシューズを選ぶときは、人気ブランドをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ここからは、ゴルフシューズを取り扱う人気ブランドとおすすめモデルを紹介します。
le coq sportif golf(ルコックスポルティフ ゴルフ)
ルコックスポルティフ ゴルフは、雄鶏をモチーフとしたロゴマークが印象的なフランス生まれのブランド「ルコックスポルティフ」のゴルフカテゴリーです。
機能性はもちろん、ファッション性の高いゴルフウェアや小物を展開し、ゴルフシューズの販売も行っています。
例えば、「ダイヤル式ゴルフシューズ(スパイクタイプ/3E相当)」は、ブランドロゴがおしゃれにデザインされたメンズ向けのゴルフシューズです。
アッパーには人工皮革と合成繊維、合成樹脂が使われており、防水設計なので雨の日のゴルフにも活躍します。
アウトソールには合成樹脂のスパイクが付いていることでグリップ力があり、雨の日の滑りやすい地面も捉えやすいでしょう。
また、日本人の足形を元に設計された「3Eアナトミカルラスト」を採用しているため、高いフィット性で足全体を包み込むようなソフトな履き心地が期待できます。
カラーは、ホワイト×ネイビーのほかに、ブラックとホワイト×グレーの全3色が展開されています。
Munsingwear(マンシングウェア)
マンシングウェアは、アメリカ発祥の歴史あるゴルフウェアブランドです。
大人っぽいコーディネートが楽しめるスタイリッシュなデザインのゴルフウェアやシューズ、小物を展開しています。
なかでも「ゴルフシューズダイヤル式スパイク」は、防水タイプのメンズ向けゴルフシューズで、雨の日にもおすすめです。
シューズの側面には、ワイヤーロック式のアジャストシステムを採用しているので、着脱がスムーズに行えるというメリットもあります。
デザインは、シンプルでスタイリッシュなフォルムが特徴的で、ホワイト×レッドとホワイト×ネイビーの2色展開となっています。
雨の日に履いたゴルフシューズのお手入れ方法
防水性やはっ水性があるゴルフシューズでも、雨の日に履くとどうしても水や泥で汚れてしまいがちです。長く愛用するためにも、汚れたら早めにお手入れするようにしましょう。
ここからは、ゴルファーとして覚えておきたい、ゴルフシューズのお手入れ方法を紹介します。
アッパーは絞った布で拭く
まずは、水で濡らして絞った布で、アッパー部分をきれいに拭いていきましょう。
汚れがひどい場合には、シューズ用のクリーナーや中性洗剤を使用するのもOKです。中性洗剤を使用した場合は、すすぎ洗いをして水分をしっかりと拭き取りましょう。
スパイクはブラシでこする
スパイク付きのゴルフシューズは、ブラシを使ってこすり洗いをし、靴底部分の泥汚れもきれいに落としていきます。
泥状になった土はスパイク穴に入り込み、乾燥して固まるとセメントのようになり、スパイクの着脱が困難になることもあります。
できるだけスパイクは外して、穴の中もきれいすると良いでしょう。
防水スプレーを吹きかける
布やブラシで汚れを落とし、きれいになったゴルフシューズには、防水スプレーを吹きかけておきましょう。防水スプレーには、泥汚れを防いでくれる効果も期待できます。
ゴルフシューズから30cmほど離して、シューズ全体に2〜3秒吹きかけましょう。防水スプレーを使用する際は、屋外の風通しが良い環境で行ってください。
消臭スプレーで臭い対策
ゴルフシューズの臭いが気になる場合は、消臭スプレーで対策しましょう。消臭スプレーには、消臭効果だけではなく、臭いの発生を防ぐ効果も期待できます。
お手入れ後のきれいになったゴルフシューズに吹きかけるほか、履く前にもう一度吹きかけるのもおすすめです。
防水タイプのゴルフシューズがあれば雨の日も安心!
雨の日のゴルフ場では、濡れても水がしみ込みにくい、防水タイプのゴルフシューズの着用をおすすめします。
防水設計であること以外にも、グリップ力や通気性などの機能性、雨でもモチベーションを上げてくれるようなデザイン性にも注目して選びたいところです。
また、雨の中でゴルフシューズを使用した際には、早めのお手入れも重要となります。
今回紹介したブランドを参考に、防水タイプで履き心地の良いゴルフシューズを手に入れて、天候に関わらず快適にゴルフを楽しみましょう。