サイクリングキャップの種類、季節に合った素材や機能性について解説

サイクリングキャップの種類、季節に合った素材や機能性について解説

  • 2021/10/08 (金)
  • 2023/04/12 (水)

ヘルメットの下に着用するサイクリングキャップは、必ずかぶらなければならないものではありませんが、着用することでさまざまなメリットがあります。

そこで今回は、サイクリングキャップに注目し、種類や季節に合った素材・機能性について紹介していきます。

サイクリングキャップと一般的なキャップの違いは?

サイクリングキャップと一般的なキャップの違いは?

サイクリングキャップは、一般的なキャップとは用途や見た目、機能性に違いがあります。

例えば、サイクリングキャップは前傾姿勢で自転車に乗ったときに視界を遮られないように、一般的なキャップと比べてツバが小さいのが特徴です。

紫外線を避けるためにツバが大きく作られた一般的なキャップは、紫外線対策や暑さ対策としては有効ですが、ロードバイクやクロスバイクに乗る場合は、視界を妨げてしまうことがあります。

サイクリングキャップなら視界が開けているため、快適に走行できるでしょう。

また、サイクリングをするときはヘルメットをかぶる人がほとんどですが、夏の暑い時期にヘルメットをかぶると、額から汗が顔につたって不快に感じることがあります。

サイクリングキャップには、そんなサイクリング中にかく汗を吸収して乾かす機能が備わっています。

ヘルメットの下に着用することを目的として小さめに作られているため、ゴワゴワするなどの違和感を覚えることなく快適に着用することができます。

さらに、サイクリングキャップには、風の抵抗を受けにくくするという役割もあります。

より快適にサイクリングを楽しむなら、一般的なキャップではなくサイクリングキャップをそろえておくのがおすすめです。

サイクリングでかぶる帽子の種類

サイクリングでかぶる帽子の種類

サイクリングでかぶるのにおすすめの帽子は、いくつかの種類があります。それぞれ特徴が異なるため、その違いを知って自分に合ったものを選びましょう。

ツバ付きキャップ

サイクリングキャップと言うと、ツバ付きのキャップタイプが一般的です。ツバがあることで、日差しが眩しいときや紫外線の強い時期のサイクリングでも、目を保護することができます。

また、ツバ付きキャップはカラフルなデザインのものが多いので、サイクルウェアやヘルメットのカラー、その日の気分に合わせておしゃれを楽しむこともできます。

ビーニータイプ

ビーニータイプは、ヘルメットの下に着用することを目的として作られたツバのない帽子のことです。

ヘルメットをかぶれば帽子自体は見えなくなりますが、汗止め効果があるほか、冬は保温効果もあるため、そろえておくと活躍します。夏は通気性が高いメッシュ素材などを選ぶと良いでしょう。

バンダナタイプ

サイクリングでかぶる帽子には、バンダナを巻いたような形状のバンダナタイプがあります。

紐の結び具合で締め方を加減することができるため、圧迫感が軽減でき、さらに首元を覆うことができるので首の後ろの紫外線対策や防寒対策になります。

吸汗速乾性の高いものやUVカット機能が備わったもの、見た目のおしゃれさにこだわったものなど、さまざまなバンダナタイプの帽子が販売されています。

ヘルメット

サイクリング中、頭を保護するためにかぶるヘルメットもサイクリングキャップの1種です。ロードバイクのようにスピードが出る自転車の場合は、流線形のヘルメットを着用すると風の抵抗を軽減することができます。

ヘルメットを選ぶときはサイズをしっかりと合わせ、頭の形にフィットするものを選びましょう。

サイクリングキャップは季節ごとに変えるべき?

サイクリングキャップは季節ごとに変えるべき?

サイクリングキャップは、形の違いだけではなく素材にも違いがあります。サイクリングキャップを着用するときは、季節に合った素材のものを使い分けるのがおすすめです。

春夏におすすめのサイクリングキャップ

まずは、春夏におすすめのサイクリングキャップの素材・機能・デザインを紹介します。

素材・機能性

春夏は気温が高く汗をかきやすいので、通気性が高く吸汗速乾性に優れたサイクリングキャップが適しています。ポリエステルやメッシュ素材のものを選ぶと良いでしょう。

デザイン

春夏は紫外線の量が増える季節でもあります。紫外線を避けるために首の後ろをしっかりガードしたいという人や、汗止め効果のあるサイクリングキャップが欲しいという人は、ビーニータイプやバンダナタイプがおすすめです。

額にフィットするタイプは、額から汗が流れにくくしてくれます。

また、普段使いもできるサイクリングキャップが欲しいという人は、種類やデザインが豊富なツバ付きキャップを選びましょう。普段の洋服にも合わせやすいデザインのものを選べば、サイクリング以外でも活躍します。

秋冬におすすめのサイクリングキャップ

秋冬のサイクリングキャップは、防寒対策ができる保温性の高いサイクリングキャップがおすすめです。

素材・機能性

秋冬のサイクリングキャップは、保温性の高いフリース素材や裏起毛素材が適しています。また、ビーニータイプであれば、ニット素材もおすすめです。

また、ロードバイクなどで本格的なサイクリングをする場合、秋冬でも汗をかくことがあります。

保温性だけを重視して選ぶとキャップ内に熱がこもってしまうため、通気性や透湿性、吸湿速乾性にも注目して、秋冬のサイクリングに適した機能がバランス良く備わったものを選びましょう。

帽子の内部は吸汗速乾性が高く、帽子の外側は保温性や防寒性に優れている素材で作られているものであれば、秋冬のサイクリングも快適に楽しむことができます。

デザイン

秋冬のサイクリングキャップは、耳がしっかりガードできるタイプのデザインがおすすめです。ビーニータイプやバンダナタイプであれば、耳までしっかりと覆うことができるほか、首元の防寒対策にも有効です。

サイクリングキャップは人気ブランドをチェック

サイクリングキャップは人気ブランドをチェック

ここからは、さまざまな種類のサイクリングキャップを展開する人気のブランドを紹介します。

le coq sportif(ルコックスポルティフ)

ルコックスポルティフ ロゴ

ルコックスポルティフは、フランス生まれのスポーツブランドです。

ルコックスポルティフのサイクリングキャップは、機能性はもちろん、デザイン性も高いキャップが豊富に展開されているため、自分に合ったお気に入りのキャップがきっと見つかるでしょう。

サイクリングキャップは季節に合わせて素材・機能性に注目して選ぼう

サイクリングキャップは季節に合わせて素材・機能性に注目して選ぼう

サイクリングキャップは、視野の確保や汗止め、風の抵抗を受けにくくする効果があり、紫外線対策や防寒対策にもつながるため、サイクリングをより快適に行うためには欠かせないアイテムと言って良いでしょう。

サイクリング用の帽子には、キャップ以外にも、ビーニータイプ・バンダナタイプなどさまざまな種類があるため、素材や機能性に注目して選ぶのがおすすめです。

今回紹介した人気ブランドも参考に、自分に合ったサイクリングキャップを探してみましょう。

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