【GetNaviの語らせて!】本当にムレない?バックパックに一家言どこか十家言ある編集部員がデサント「エアロストリームバックパック」を使い倒す

【GetNaviの語らせて!】本当に蒸れない?バックパックに一家言どころか十家言ある編集部員がデサント「エアロストリームバックパック」を使い倒す

  • 2021/03/30 (火)
  • 2023/12/08 (金)

スーツやセットアップにバックパックを合わせる「リュック通勤」が当たり前になっていますが、春以降、特に梅雨や夏のシーズンに向けて気になるのが「背中の蒸れ感」ではないでしょうか。

バックパックを選ぶ基準と言えば、収納性やデザイン、耐久性などがありますが、意外と見落としがちで、かつ誰でも感じる問題として、デサントも「背中の蒸れ感」に着目。

本稿では、そんな問題を解決した「エアロストリームバックパック for ビジネス」を紹介します。

記事の前半では、製品の構造や機能面について紹介。後半は編集部の「バックパック男・野田」が実際に同製品を丸1日使ったインプレッションをお届け。

ただでさえ、春以降はマスクが蒸れて不快になる時期。バックパックの蒸れによる不快感が軽減できれば、とても2021年的ですよね!

スポーツブランドのデサントがたどり着いたビジネスバッグ

スポーツブランドのデサントがたどり着いたビジネスバッグ

デサント エアロストリームバックパック for ビジネス:17,600円(税込)

まず、スポーツウェア開発に実績とこだわりを持つデサントから登場した「エアロストリームバックパック for ビジネス」とはどのようなものなのでしょう。

同社は、スポーツブランドの強みを活かし、「背中の蒸れ感」を軽減する立体型パーツを新開発。そのパーツを搭載したのが「エアロストリームバックパック for ビジネス」です。

デサント独自の研究開発拠点として2018年に大阪府・茨木市に開設した「DISC(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX )OSAKA」では、背面の立体成型パーツ部の構造や形状、硬度などの比較実験を実施。

その結果、背中部分の温度や湿度、汗量の試験で、同社従来品のリュックよりも温度・湿度の上昇スピードが遅く、汗量も軽減されていることが実証されました。

背面の立体成型パーツ部の構造や形状、硬度などの比較実験

※比較品=デサント社従来品リュック。

蒸れ感軽減パーツのほかにも機能が満載

エアストリームバックパック 背面

エアロストリームパネル

背中の蒸れを軽減するためには、背中とリュックの間に空気を流す空間が必要。

そこで、空間を確保するために高さを持たせた突起を作り、かつ背中との接地面積を少なくするために配置も独自に研究を重ね完成したのが立体成型パーツ「エアロストリームパネル」です。

エアロストリームバックパック・ルコックスポルティフ ポロシャツ

デサント エアロストリームバックパック:17,600円(税込)

しかし、「エアロストリームバックパック for ビジネス」の特徴はこの「エアロストリームパネル」だけにとどまりません。

その一つが多機能ポケット。フロント、サブ、メイン、そしてサイドポケットと、それぞれがビジネスバッグに求められるアイテムを効率良く収納できるようにしています。

エアストリームバックパック 収納ポケット

素早く出し入れが可能なフロントポケットは、ポケット上部の裏地に起毛素材を使用することでスマホなどを入れても傷付きにくい仕様に。

エアストリームバックパック サブポケット

小物や文房具などが入れられる仕切りを配置したサブポケットは、深さもあるのでA4ファイルなどの収納も可能です。

エアストリームバックパック メインポケット

PCやタブレット、A4サイズの雑誌や資料が入れられるメインポケットには、クッション付きポケットや、B5サイズのノートなどが入るポケット、マウスやPCアダプターを収納できるストレッチメッシュポケットなどが搭載されています。

エアストリームバックパック サイドポケット

左側にはペットボトルや折り畳み傘が入る伸縮性のあるポケット、右側にはカードや鍵などの出し入れが頻繁な小物を入れるファスナー付きの便利なサイドポケットを配置。

エアストリームバックパック 付属レインカバー

リュック本体の表面は防水性に優れた素材が採用されていますが、ファスナー部分からの雨の浸入を防ぐためのレインカバーも附属。メインポケット内にレインカバーの収納ポケットも用意されています。

さらに、ショルダーストラップにはシンプルなデザインを邪魔しない同系色の再帰反射資材を採用。レインカバーの背部にも再帰反射のプリントが配置されています。

デサント「エアロストリームバックパック for ビジネス」を使ってみた

GetNavi web編集部員の野田は20~30代の頃、バックパック1つで新幹線・電車・バス・飛行機とで日本全国に旅に出て、バックパックを背負ったまま1日現場取材することもありました。

そのとき、やはり気になったのが背中の蒸れ。ここからはそんな過去の経験を活かしつつ、「バックパック男」が、最新のテクノロジーを搭載したデサントの「エアロストリームバックパック for ビジネス」を丸1日使ってみました。

当日の天気は曇りで、最高気温は9.9℃。3月上旬だとまだ肌寒いので、いつもより厚着をして春以降の環境に近付けてみました。

エアストリームバックパック 容量チェック

まずは容量をチェック。「エアロストリームバックパック for ビジネス」は20Lと、1日分の荷物を運ぶことができるため日常使いには十分な大きさと言えます。

私は、16インチサイズのノートPCやPCまわりのガジェット類、メモ帳、筆記用具を収納。仕分けが便利な2気室構造なので、例えば仕事用具と財布などプライベートアイテムを分けて収納できますね。

エアストリームバックパック ジップ

そして、電車に乗って移動。奥行き12.5cmと薄型タイプのため、前持ちしたときのボリュームもさほど気になりません。電車に乗ったときも周りの人の邪魔になりにくいです。

それと、ジップの開閉がスムーズな点に感動。途中で財布などを取り出す際、開けづらいというストレスが皆無でした。

電車を乗り継ぎ、原宿駅で降り、表参道へ取材のため徒歩で移動しました。

「エアロストリームバックパック for ビジネス」の色はブラック。ブランドロゴは、ショルダーストラップとサイドポケットだけと主張が少ないから、シンプルなデザインがビジネスバッグには最適ですね。

エアストリームバックパックとPC

取材を終え、気分転換に渋谷のカフェでリモートワーク。バックパックを背負い、1時間ほど都内を歩きましたが、この時点で「背中の蒸れ感」はほとんどありません。

バックパックの上下動が少ないため、バックパックと洋服の摩擦が減る。そして、背中とバックパック背面のタッチポイントも少なく、その隙間のおかげで空気の流れを感じました。

数時間歩き回って多少の蒸れができるとしても、従来のバックパックよりは不快感が少ないことは間違いないでしょう。

仕事に一区切りつけて、カフェを出るとパラパラと小雨が降っていたため急いで駅へ直行。

電車に乗り、バックパックの表面をチェック。防水性が高いため雨をはじき、表面に水滴ができていました。水分が中まで浸食しにくいので、バックパックの中身も安心です。

最後に1日の疲れを癒すため銭湯へ。銭湯のロッカーでよくあるサイズは、縦長のタイプ。「エアロストリームバックパック for ビジネス」はマチが薄めなので、そんなロッカーにも収納しやすいですね。

銭湯に行った後も両肩で背負ってみましたが、実に快適でした。というのも、入浴後は体が温まっているので発せられる熱で蒸れがち。せっかく、銭湯で汗を流したのに、また汗をかいたら元も子もありません。

という意味で、銭湯&サウナファンにもうってつけでしょう!と言うと偏りすぎですが、しっかりと実感を感じられるプロダクトであることには変わりありません。

エアストリームバックパック 使用例

1日使ってみて。どちらかと言うと汗かきの編集部員・野田ですが、エアロストリームパネルが生み出す通気性のおかげで「背中の蒸れ」は、ほぼ感じませんでした。シャツの背中の汗ジミも少ない!

大抵のバックパックだとバッグを下ろしたとき、知らないうちに後ろ姿が “残念な人”になっているビジネスマンも多いでしょう。そんな危険をスマートに回避できますよ。

電車通勤での「密」を避けたり、自粛要請による運動不足の解消のため、歩いて通勤するビジネスマンも増えています。

「エアロストリームバックパック for ビジネス」は、通勤をより快適にしてくれるリュック型のビジネスバッグです。

 

モデル/田村 元(HEADS)
撮影/大田浩樹
スタイリング/宮崎 司
文/マイヒーロー

 

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