ゴルフのキャディバッグの人気商品、初心者におすすめのアイテムを紹介

ゴルフ初心者必見!キャディバッグの選び方と人気商品、おすすめアイテムを紹介

  • 2022/01/27 (木)
  • 2023/05/26 (金)

キャディバッグについて話す山口さん

ゴルフを始め、レッスンや打ちっぱなしにも通い、コースデビューを意識し始めている初心者ゴルファーの方。ウェアやクラブの次に大切なのがキャディバッグ。

タイプや大きさ、保管方法などをゴルフブランドで企画・開発を行うブランドマーケティング部門 エキップメント開発部 カテゴリーマーケティング2課 山口毅氏に話を伺いました。

基準が分かりにくいキャディバッグの選び方

ゴルフキャディバッグのタイプは大きく分けて「スタンド型」と「カート型」

キャディバッグの画像

左:スタンド型キャディバッグ商品はこちら
右:カート型キャディバッグ商品はこちら

――どのようなタイプのキャディバッグがありますか?

バッグのタイプは大きく分けて2つあります。

スタンド型は、2本の脚でバッグを支えるタイプです。

学生のアマチュアゴルファーなど、担いでセルフプレーをする際に使用することが多く、軽量に作られています。練習場に行くときなどにも運びやすく、使い勝手が良いですね。

もちろん乗用カートにも乗せられるので、ゴルフ場にも行けます。ただポケット数はありますが、収納の容量がカート型よりも小さくなっています。

最近は、若い人が“スタイリッシュ”なタイプのキャディバッグを好んでいるため、こちらのタイプが人気です。

カート型は、直立するタイプです。ゴルフ場に行くと、乗用カートにキャディバッグを乗せてプレーするのが一般的で、それを前提に作られています。

特徴は、自立をするということで安定感が求められ、口径が大きいものが多いです。収納スペースが比較的多く、ボールやグローブ、レインウェアなどを入れられるポケットが8ヶ所ほど付いています。

初心者の方で、持っていくものが多く、その荷物をキャディバッグに全部入れて運びたいという方は、こちらが良いですね。

また、カート型で少し特徴的な形状のフード一体型キャディバッグなどもあります。

通常本体と別々のフードをキャディバッグと一体にすることにより、練習場などフードの置き場所に困ってしまうという悩みの解消や、自家用車でゴルフ場に行く方はフードを付けないことも多いので便利な設計。

スタイリッシュさが兼ね備えられたアイテムで、通常のゴルフコースでの使用にも対応しています。

ルコックスポルティフ ゴルフのフード一体型 軽量 コンパクト キャディバッグ(8型)の画像

ルコックスポルティフ ゴルフ フード一体型 軽量 コンパクト キャディバッグ(8型)

容量やサイズ、ゴルフクラブ収納方法の注意点

――初心者におすすめの容量・サイズ・重さを教えてください。

まず重さですが、なるべく軽量なものをおすすめしたいですね。軽さの基準値としては、表示サイズで3kg前後のものを探していただければと思います。

サイズについては、8.5型や9型などと表記されていますが、これは口枠の縦の長さを表したものになります。

例えば、9型は長さが9インチ(約23cm)になります。また口径が20cm以上あれば、フルセット14本のクラブを入れられます。

近年は、アイアンよりもヘッドの容量が大きいユーティリティを使う方が増えてきたため、口径も大きめな9型が主流となってきています。女性は、8.5型がオーソドックスなタイプとして販売されています。

キャディバッグの口径を説明する画像

――初心者でもフルセット14本のクラブがしっかり入るほうが良いのでしょうか?

そうですね。キャディバッグは頻繁に買い替えるものではないので、ゴルフを長く続けたいと考えると、現在持っているクラブの本数が増えていく可能性が高いため、8.5型や9型をおすすめしたいです。

ただ近年、プレースタイルに合わせて7型コンタクトタイプの需要が伸びています。練習場に通うことが多い方や、コンパクトなので車にも積みやすく、電車移動が多いゴルファー、ショートコースに通うことが多い方などに人気が出ています。

ルコックスポルティフ ゴルフの軽量 スタンド コンパクト キャディバッグ(7型)の画像

ルコックスポルティフ ゴルフ 軽量 スタンド コンパクト キャディバッグ(7型)

――収納についてですが、仕切りにどのクラブを入れたら良いのか、このポケットにはこのアイテムを入れるべきというルールはありますか?

仕切りは5分割や6分割などいろいろあり、明確な基準はありませんが、6分割のものが標準になります。

上部にドライバーやフェアウェイウッドを入れ、真ん中にはミドルアイアン、下部にはショートアイアンやピッチング、サンドウェッジを入れるというのが基本です。

もし、長いクラブを下に入れて、短いクラブを上に入れてしまうと、アイアンのヘッドがドライバーのシャフトに当たり、傷付けてしまいます。

乗用カートにキャディバッグを乗せるときには傾かせることが多いので、長いクラブから短いクラブへと順々に入れてください。

なぜ仕切りで分割しているのかというと、クラブの抜き差しをしやすくするためです。セパレーターという布が底まで貼ってあるので、きちんと収まるようになっています。

キャディバッグのポケットの数を解説する画像

またポケットは平均で8ヶ所ほどありますが、どこに何を入れるかというルールはなく、ざっくりとここにはボール、ここはグローブ、大きなポケットにはレインウェアを入れるなどありますが、個人が使いやすいようにアイテムを収納してもらえればOKです。

ただ、ゴルフバッグをカートに乗せるときには、一部のポケットが使用できなくなるので、必要なものは出しやすいポケットに入れておきましょう。

――どのような素材のゴルフバッグがありますか?

素材としては、合成皮革やエナメル、ポリエステルなどが使用されていますが、合成皮革とポリエステルの2つが主な素材になります。

――合成皮革とポリエステルでは、どのような違いがあるのでしょうか?

合成皮革は、高級感や重厚感を出すときに使用するケースが多いです。

作り込みもしっかりしていて、比較的丈夫で、重量は3~4kg程度です。初心者の方でゴルフにハマり、何度もコースに行きたいと考えている人は、一緒に回られる方も目を引くデザインになっているので、合成皮革のものが良いと思います。

一方で、ポリエステル素材を使ったものは、合成皮革に比べると軽くなり、重量は2kg台になるものが多くなります。

また、この素材は比較的に長持ちするので、頻繁にゴルフ場に行けない方で、長期間使用したいと考えている方におすすめです。

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