フィット感を高めるゴーグルの正しい着け方をレクチャー
――ゴーグルの正しい着け方を教えてください。
一瀬:ゴーグルは基本的にはキャップの上に装着します。以下の手順で着けると、しっかり顔にフィットするはずです。
1.キャップをかぶる
髪の毛が長い場合は、結んで、前髪などもすべてキャップの中に入れる。
2. ベルトをかける
先にベルトを後頭部に掛けてから、レンズ部をキャップに掛ける。
3.レンズを装着
レンズのサイドを両手で持って目に装着し、フィット感が高い位置に調整する。
4.ベルトの位置を調整
ベルトが曲がっているとズレやすいので、ベルトが真っ直ぐになるように後ろの位置を微調整。
5.ベルトの二股を広げる
ベルトの後ろ部分の二股を少し広げることでフィット感が高まる。髪の長い人は、お団子の出っ張った部分をベルトの間に通すと良い。
6.ゴーグル装着完了!
ゴーグルを正しく着けるとフィット感が高まり、泳いでいる最中にズレにくい。もちろん見た目も◎。
ベルト調整は問題なくまばたきができる程度に!
――ベルトの長さはどれくらいがベストですか?
一瀬:ベルトの調整は痛くない程度に、自身でフィット感が良いところを選びます。
しっかり泳ぐ人は少しきつめにして、きちんと問題なくまばたきができるように。緩いフィットネスなら、ズレない程度でも十分です。
あとは実際にプールで使ってみて、ご自身のちょうど良いベルトの長さに微調整してください。
――一度調整したベルトはズレないものなのでしょうか?
そこまで大きくズレることはありませんが、どうしても使っているうちに少しずつズレてくるので、できれば毎回チェックしてほしいですね。
アリーナでは、顔に装着した状態で、簡単にベルトの長さを調整できるモデルもラインナップしています。こういったモデルを使うのもおすすめです。
――ベルトの長さを調整しても、いまいちフィット感が弱い場合はどうすれば良いですか?
一瀬:その場合は、鼻ベルトの長さが合っていないことが考えられます。フィット感がなかったり、隙間ができたりする場合は鼻ベルトを交換したほうが良いですね。
アリーナのフィットネスモデルには、長さが異なる3種類の鼻ベルトが付属しているものやサイズ調整が可能なモデルがあるので、鼻ベルトの交換や鼻パーツの調整をすることでフィット感が高まるはずです。
意外と知らない!?ゴーグルのメンテナンス方法
――ゴーグルの洗い方など、使用後のお手入れ方法を教えてください。
一瀬:使用後は真水(水道水)で洗って、水をよく切って乾かします。あと、レンズの内側を拭かないように注意してください。
レンズの内側にはくもり止め加工が施されているため、メンテナンスに限らず原則として触るのはNGです。コーティングが剥がれやすくなってしまいます。
ただし、最近はくもり止め加工を指で触ることでくもり止め機能が復活するモデルもあります。説明書やパッケージの説明をよく読んで、正しい使用法を守ってください。
――くもり止め液は使ったほうが良いのでしょうか?
一瀬:アリーナのゴーグルにはくもり止め加工がしてあるので、購入後しばらくは不要です。くもりが発生してきたなと思ったら使ってください。
くもり止め液の使い方は簡単。液体をレンズの内側に1〜2滴垂らして、指でなじませてください。ベタベタに付けると見えにくくなるので控えめに。
その後、レンズの内側に水をくぐらせてから着用するようにしてください。またくもってきたら、その都度使うようにしてください。
――ゴーグルに寿命はあるのでしょうか?買い替えの目安なども教えてください。
一瀬:レンズに傷が付くなど、視界を妨げるようになった場合が寿命です。ゴーグルのレンズは意外と繊細なので、ゴーグルケースに入れて持ち運ぶのがおすすめですよ。
あとはベルトに亀裂が入るなど、パーツが破損した場合も買い替えましょう。
自分に合ったゴーグルでフィットネススイミングを楽しもう!
これでゴーグルの選び方から、正しい着け方、メンテナンス方法までバッチリですね。ゴーグルに対する悩みが解消され、ジムのプールで思い切りスイミングが楽しめるのではないでしょうか。
アリーナでは、フィットネスレンジのゴーグルは全8モデルをラインナップ。デザインもレンズの色もさまざまなので、自分に合ったゴーグルが選べるはず。
ぜひ一度ショップへ足を運んで、フィット感を試してみてください♪
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