【帽子×ヘアアレンジ】バケハ&キャップに似合う簡単アレンジ術

【帽子×ヘアアレンジ】バケットハット&キャップに似合う簡単アレンジ術

  • 2023/05/29 (月)
  • 2023/12/06 (水)

夏の日よけ対策として帽子は必須アイテムです。顔の日焼けを防ぐとともに、髪の毛の紫外線ダメージも抑えてくれます。

そんな帽子をかぶる際におすすめのヘアアレンジをご紹介。

今回はバケットハットとキャップに似合う簡単ヘアアレンジを、ヘアメイクアーティストの小楠知恵さんに教えていただきました。

脱いでもかぶってもおしゃれでかわいいヘアアレンジから、前髪が潰れにくい帽子のかぶり方まで伝授。夏の帽子コーデがもっと楽しくなりますよ。

 

<プロフィール>

小楠知恵氏のプロフィール画像

ヘアメイクアーティスト
小楠知恵さん

ヘアサロンでの勤務を経てフリーランスに転向。英ロンドンにてSANRIZZ EDUCATION、米ニューヨークにてSylvia PichlerのもとHigh Fashion Trendsに参加。現在、広告やカタログなど数多くの撮影でヘアメイクを担当。また、東京・恵比寿のシェアサロンにて美容師として従事するなど、その活動は多岐にわたる。

https://chieogusu.com/

帽子を脱いでも安心!前髪が潰れないテクニック

帽子は夏の外出の必須アイテム。紫外線対策としてはもちろん、汗や風による髪の乱れを気にしなくて良いのも大きなメリットです。

しかし、「帽子をかぶると、脱いだときに前髪が潰れる」という問題も。そこで、帽子をかぶっても前髪が潰れにくい簡単テクニックを紹介します。

前髪をふんわりキープする方法

前髪にヘアスプレーをを吹きかけている画像

  1. 前髪の根元にハードタイプのヘアスプレーを軽く吹きかける
  2. アイロンでふんわりさせて、熱いうちに横に分ける
  3. これを段階的に3~4回程度繰り返す
  4. 最後は横に流して自分好みに整えて、スプレーでふんわりと固める

これは帽子をかぶる前にぜひ取り入れてほしいテクニックです。スプレーをすると髪の毛がコーティングされ、根本のふんわり感をキープできます。

前髪の薄さにもよりますが、1cmずつ前髪を取って、段階的に3〜4回ほど繰り返すのがポイントです。また、目が細かいコームを使うと前髪を整えやすいのでおすすめ。

前髪の根元に弾力が出るため、この下準備をしておくことで前髪が潰れにくくなり、帽子を脱いでも安心です。

毛量が多い場合はピンで留める

髪をピンで留めている女性の画像

前髪が厚い人は潰れやすい傾向があるので、前髪の上の髪をすくって横に流し、ピンで留め、薄い前髪にしておくのがおすすめ。前髪は薄いほうが潰れにくく、潰れても直しやすいので、毛量が多い人はぜひ取り入れてみてください。

帽子はピンで留めたままかぶればOK。また、ピンで留めた状態で、先ほどご紹介したスプレーテクニックをしておくと、さらに前髪のキープ力が高くなりますよ。

前髪が潰れにくい帽子のかぶり方

ブルーの帽子をかぶっている女性の画像

そして帽子は、ツバなど前部分を引っ張りながらかぶるのがポイント。こうすることで前に少しだけスペースができ、前髪が潰れにくくなります。

帽子を後頭部からかぶり、後ろを手で押さえながら前に引っ張ってかぶるのがコツ。後ろ髪はアレンジするので潰れてもOKです。

これだけでも前髪の潰れ方が変わってきます。帽子を長時間かぶる場合は、たまに帽子の前部分を引っ張ってみるのも良いでしょう。

帽子ヘアアレンジ①:バケットハット×外ハネダウンスタイル

バケットハットと外ハネダウンスタイルを組み合わせたスタイル

まずは、ダウンスタイルの簡単ヘアアレンジを紹介します。髪を下ろすと小顔見せもかなえてくれるのでおすすめです。

なかでもバケットハットは「外ハネダウンスタイル」との相性が抜群。バケットハットはラフなヘアアレンジが似合うため、外ハネにすることでバランス良く見えるのがポイントです。

外ハネダウンスタイルのやり方

ヘアアイロンで外ハネダウンスタイルを作っている画像

毛先5cmくらいを残して、アイロンで外に巻いていきます。丸アイロンでも平アイロンでもどちらでもOK。

アイロンでしっかり温めて巻き、その後カール部分を手に乗せて少し冷ますのがポイント。こうすることで巻きが戻りにくくなり、くるんとした外ハネをキープできます。

もみあげは内巻きにするなど、動きを変えるのがおすすめ。もみあげを作ると顔の輪郭に影ができ、小顔効果も期待できます。

前髪は、最初に紹介したスプレーテクニックでふんわり感をキープ。

外ハネダウンスタイルの完成形

外ハネダウンスタイルの完成形を3方向から見た画像

ダウンスタイルは外ハネにすることでアクティブな印象に。簡単にできるヘアアレンジなので、髪を下ろして帽子をかぶる際はぜひ取り入れてみてください。

帽子ヘアレンジ②:バケットハット×三つ編みツインテール

バケットハットと三つ編みツインテールを組み合わせた画像

人気のバケットハットをかぶるときは、ヘアアレンジで周りと差をつけたいところ。そんなバケットハットに似合うおすすめのヘアアレンジが「三つ編みツインテール」です。

三つ編みツインテールは、キュッとタイトに編むとトレンド感があって◎です。おしゃれでかわいいだけでなく、バケットハットを合わせることでストリートっぽいニュアンスも出せます。

三つ編みツインテールのやり方

ヘアアイロンを使って三つ編みを作る画像

もみあげを少し残して、耳の後ろあたりで髪を結びます。顔に近付けるようにギュッと結び、耳より下で縛るのがポイント。

結び目が上にあると子どもっぽく見えるので注意。また、顔の近くでギュッと結ぶとテールが上がらないのでおすすめです。

髪が短い人は、三つ編みをする前にアイロンで内巻きにしておくと編みやすいでしょう。三つ編みをした後も飛び出した毛があれば、アイロンで巻いてスプレーをして飛び出ないように固定すればOKです。

そして三つ編みは、最初の2~3編みをギュッと強く編むのがコツ。三つ編みは上のほうが太くなって下が細くなるので、特に髪が短い人はこうすることでバランスの良い三つ編みができます。

三つ編みツインテールの完成形

三つ編みツインテールの完成形を3方向から見た画像

バケットハット×三つ編みツインテールは、ストリート感のあるヘアアレンジ。カジュアルでかわいく、動きやすいのでおすすめです。

また、首元が涼しいのもうれしいポイント。首元に髪があると体感温度が3℃上がると言われているので、三つ編みツインテールなら夏のお出かけも快適ですね。

前髪が潰れないように、帽子をかぶる前にスプレーでふんわり感をキープするのも忘れずに!

帽子ヘアアレンジ③:キャップ×ツインお団子

キャップとツインお団子を組み合わせたスタイル

キャップをかぶるときにおすすめのヘアアレンジが「ツインお団子」です。お団子を上下に2つ作ることで、トレンド感と遊び心のある印象に。

首元がすっきりするため涼しくて爽やか。幅広いコーディネートに合わせられる夏にぴったりなヘアアレンジです。

ツインお団子のやり方

ツインお団子の作り方画像

お団子を作る前に、最初に髪全体を軽く外に巻いておくのがおすすめ。これによりお団子にニュアンスが生まれ、もしお団子が崩れてしまった場合もサマになります。

そして、まず下に小さいお団子を作り、その上に大きなお団子を作ります。上下のお団子は斜めに少しずらし、できるだけくっつけて作るのがポイントです。

それぞれのお団子はラフにほぐすとかわいさ倍増。お団子の毛先は押さえても広がっていてもお好みでOK。

また、お団子は地肌に近いほどバランス良く見えるので、ピンで留めて調整しましょう。

ツインお団子の完成形

ツインお団子の完成形を3方向から見た画像

キャップをかぶるときは、後ろの穴から上のお団子を出してかぶります。お団子の位置や毛先は、最終的にキャップをかぶった状態で整えましょう。

いつものお団子ヘアにひと手間加えておしゃれ度アップ。お団子を2つ作ることで、今っぽいキャップ×ヘアアレンジがかないます。

帽子×ヘアアレンジでおしゃれでかわいい夏コーデに

ヘアメイクアーティスト・小楠知恵さんおすすめの帽子×ヘアアレンジはいかがでしたか。いずれも慣れれば簡単にできるヘアアレンジなので取り入れやすいのも魅力です。

これで人気のバケットハットもキャップもかわいくおしゃれにかぶることができるはず。紫外線対策もばっちりな帽子×ヘアアレンジで夏のお出かけを楽しんでください♪

\夏の日よけ対策に/
WRITER
この記事を書いた人
ABOUT ULLR MAG.
ULLR MAG.(ウルマグ)とは?

ULLR MAG.(ウルマグ)は、「カラダから心をデザインする、ライフスタイルマガジン」です。
身体を動かすと気分が良い、夢中になれる趣味やスポーツがある、おしゃれをすると心が弾む。
暮らしの中で大切にしたい瞬間は誰にでもあります。

私たちはそんな日々のちょっとした喜びを、
一人でも多くの人へ届けたいと考えています。