ダイエット目的で水泳を始めるとき、どれくらいのカロリーが消費できるのか、泳ぎ方によって消費カロリーは変わるのかなど、気になるという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、消費カロリーの計算方法や泳ぎ方による消費カロリーの違い、水泳のダイエット効果について紹介します。
水泳でダイエットを始める人は、ぜひ参考にしてください。
水泳の消費カロリーを計算する方法は?
まずは、水泳の消費カロリーを計算する方法について紹介します。
水泳の運動強度METs(メッツ)値
消費カロリーを計算するうえで、「METs(メッツ)」という単位が出てきます。
METsは運動強度を表す単位で、安静時を1としたときと比べて何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示しています。
運動時間が同じ場合、消費カロリーはMETs値が高いほうが多くなります。水泳の運動強度METsは、以下の通り泳ぎ方やスピードによって異なります。
泳ぎ方 | METs(メッツ) |
---|---|
背泳ぎ | 7.0 |
クロール(ゆっくり) | 8.0 |
平泳ぎ | 10.0 |
クロール | 11.0 |
バタフライ | 11.0 |
(出典:身体活動・運動の単位,厚生労働省)
水泳の消費カロリーが分かる計算式
水泳による消費カロリーは、METsを使用し計算します。消費カロリーの計算式は、以下の通りです。
例えば、ゆっくりのクロール(METs8.0)で1時間泳いだ場合の消費カロリーは、以下の通りです。
体重 | 消費カロリー |
---|---|
50kg | 420kcal |
55kg | 462kcal |
60kg | 504kcal |
65kg | 546kcal |
カロリー消費以外に水泳で得られるダイエット効果とは?
水泳には、カロリーを消費できる以外にもさまざまなダイエット効果があります。
シェイプアップ効果
水泳は、全身の筋肉を使う運動です。体全体を動かして泳ぐことでカロリーを消費できるほか、全身の筋肉をバランス良く鍛えることができ、シェイプアップ効果が期待できます。
血行促進効果
全身の筋肉量がアップすると、血行促進効果が期待できます。血液の流れが良くなることで新陳代謝もアップし、痩せやすい体づくりにもつながります。
脂肪燃焼効果
筋肉量がアップすると、基礎代謝も上がると言われています。
基礎代謝が上がると効率良く脂肪を燃焼できるため、水泳でも効率良くカロリー消費ができるほか、日常生活のなかで消費できるカロリー量もアップします。
消費カロリーやダイエット効果は泳ぎ方によって変わる?
前述の通り、水泳の運動強度METsは泳ぎ方やスピードによって異なるため、消費カロリーも変わってきます。
泳ぎ方別のMETsを基に、体重60kgの人が1時間泳いだ場合の消費カロリーを以下にまとめました。
泳ぎ方 | 消費カロリー |
---|---|
背泳ぎ | 441kcal |
ゆっくりクロール | 504kcal |
平泳ぎ | 630kcal |
バタフライ | 693kcal |
速いクロール | 693kcal |
このように、泳ぎ方が変わることで同じ時間でも消費カロリーを増やすことができるため、ダイエット効果が期待できるでしょう。
しかし、カロリー消費を増やそうといきなり難しい泳ぎ方や運動時間を長くとってしまうと、体に負担がかかり続かなくなってしまうこともあります。
まずは、無理のない泳ぎ方を選んだり、体調によって運動時間を変えたりして習慣化していくのがおすすめです。
水中ウォーキングの消費カロリー・ダイエット効果
泳ぎが得意でない人は、プールで水中ウォーキングをすることでダイエット効果が期待できるためおすすめです。
水中ウォーキングの運動強度は4.5METsあり、体重60kgの人が1時間水中ウォーキングを行った場合、283.5kcalを消費することができます。
消費カロリーだけを見れば水泳よりも少ないですが、水中ウォーキングは全身の筋肉を使用し、水泳よりも続けやすいというメリットがあります。
水中ウォーキングなら初心者でも長く取り組みやすいため、脂肪燃焼効果も期待できるでしょう。
水泳や水中ウォーキングにおすすめのスイムウェアブランド
水泳や水中ウォーキングでダイエットを目指すなら、継続することが大切です。
水泳を長く続けていくためにも、快適な着心地を維持できる機能性やモチベーションが上がるデザイン性に注目し、お気に入りのスイムウェアや小物をそろえてみてはいかがでしょうか。
ここからは、水泳や水中ウォーキングにおすすめのスイムウェアブランドを紹介します。
arena(アリーナ)
アリーナは、フランスで生まれた世界的なスイムウェアブランドです。
日本のアスリートに限らず、世界各国のアスリートが愛用していることで知られています。
アリーナでは、スイムウェアをはじめ、ゴーグルやキャップなどさまざまなアイテムを取り扱っており、幅広い世代に愛されています。
デザイン性に富んだアイテムが多く、カラー展開も豊富なためお気に入りアイテムを見つけられるでしょう。
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水泳はダイエットに効果的!無理のない泳ぎ方でカロリー消費しよう
ダイエット目的で水泳を始めるときは、泳ぎ方別の運動強度と消費カロリーの計算方法を把握しておくことでより効果が得やすくなります。
また、ゆっくりな動きであっても、30分以上続けることで脂肪燃焼効果が期待できるので、初心者や泳ぎに自信がないという人は水中ウォーキングから始めてみるのもおすすめです。
今回紹介したブランドのスイムウェアは水泳を快適に楽しめる機能性が備わっているだけでなく、デザイン性にも優れているので、ぜひチェックしてみてください。