スキーで着用する帽子は、防寒対策としてはもちろん、頭部を保護する役割があるため必須アイテムです。
今回は、スキー用の帽子の種類や選ぶ際のポイント、正しいかぶり方などを紹介していきます。
スキーでかぶる帽子の種類
スキーでかぶる帽子には、主に4種類あります。まずは、それぞれどのような帽子なのか、特徴について紹介します。
ニット帽
スキー用の帽子でポピュラーなのがニット帽です。スキーウェアと合わせておしゃれなコーディネートを楽しめるデザイン性の高さから人気があります。
耳まですっぽりと覆えるデザインのニット帽をかぶることで、頭部や耳の冷えを軽減し快適にプレーを楽しめるでしょう。
また、雪が降る日にスキーをする場合は、柔らかくほど良い厚みがあるニット帽を選ぶことで保温性だけでなく、雪よけにも役立ちます。
ヘルメット
スキー初心者や、ハードなコースに挑む人は、頭部を保護するためにヘルメットを用意するのがおすすめです。
スキー用のヘルメットは、必ずかぶらなければいけないわけではありませんが、実際スキー場のなかには着用を推奨しているところもあります。
スキー用の帽子のなかには、ヘルメットの中にかぶるインナーキャップもあります。フィット感の調整に着用することをおすすめします。
キャップやハット
春先の暖かい時期になるとキャップやハットにネックチューブ、サングラスのスタイルで春スキーを楽しむ人もいます。
春は雪質が湿っていたり、コブの季節になったりで寒い時期と比べてスピードを出さないということも背景の一つです。
春先は雪はあれど冬と比べると気温は高くなっており、真冬と同じ格好ではさすがに暑いので、服装だけでなく、顔まわりのアイテムもその日の天候や気温に応じて調整できるようにしましょう。
バラクラバ
バラクラバは目元だけを出し、頭部から首元まですっぽりと覆うことができる、いわゆる目出し帽のことで保温性が高いのが特徴です。
バラクラバは口元を覆うため、着けていてもゴーグルが曇りにくく快適にスキーを楽しめるでしょう。
また、バラクラバは無地のものが多いため、バラクラバの上からニット帽やスキーウェアのフードをかぶるなど、ひと味違うコーディネートをするのもおすすめです。
スキー用の帽子を選ぶポイント
スキー用の帽子を選ぶときは、どのようなところに注目すれば良いのでしょうか。
続いては、スキー用の帽子の選び方を紹介します。
機能性
スキー用の帽子に求められる機能性としては、保温性や吸汗速乾性が挙げられます。
フリース素材や裏起毛素材、ウール素材は、保温性が高くかぶりやすいですが、なかでもウール素材は吸湿性に優れているため、スキーでの汗の蒸れを軽減して快適に過ごすことができます。
また、アクリル製の帽子は、雪が降る日にかぶっても水を吸って重くなりにくく、耐久性にも優れているためおすすめです。
バラクラバに求められる機能性としては、保温性、吸汗速乾性に加え、口元の呼吸のしやすさや抗菌防臭性、呼気による曇りや蒸れを軽減できる通気性などが挙げられます。
バラクラバを選ぶときはできれば試着をして、フィット感や呼吸のしやすさ、視界がしっかりと確保できるかなどを確認すると良いでしょう。
デザイン性
スキー用の帽子を選ぶときは、デザイン性も意識したいポイントです。
バラクラバはシンプルなデザインが多いですが、複数のカラーやワンポイントが施されたものもあるため、スキーウェアとのコーディネートを考えながら探してみましょう。
また、バラクラバをかぶりながら、自分好みのおしゃれも楽しみたいという人は、ニット帽やヘルメットなども取り入れてコーディネートするのもおすすめです。
スキー用のニット帽は、カラーや柄などのデザイン性に富んでいるのはもちろん、すっぽりと耳までかぶるタイプや耳当てが付いたタイプ、ツバ付きのタイプなど、さまざまな形状のものがあります。
スキーウェアやゴーグルなどと合わせてコーディネートが楽しめるよう、デザインにもこだわりながら好みのニット帽を探してみましょう。
スキー用帽子のかぶり方
スキー用の帽子はかぶり方によっては、滑降中にズレたり、髪の毛が顔にまとわりついたりして、スキーに集中できなくなることがあります。
ここからは、スキー用の帽子の正しいかぶり方を紹介します。
しっかりと深くかぶる
スキー用の帽子は、深くかぶるのが基本です。
深くかぶることで、首元などの肌の露出が減り保温性を高めるほか、ゴーグルを装着したときにもスタイリッシュにまとまります。
ゴーグルを着用した際、ニット帽とゴーグルの間が空いてしまうと、おでこだけ日焼けをしたり、冷えてしまうので、隙間がなくなるように着用しましょう。
スキー用の帽子を浅くかぶると脱げやすくなったり、ズレて雪焼けしてしまうことがあるため、しっかりと深くかぶるようにしましょう。
前髪や耳は帽子の中に
前髪を出したまま帽子をかぶると、ゴーグルとの間に挟まってしまいゴーグルがしっかりと付けられないことがあります。
また、前髪が雪で濡れると外気によって凍り、傷んでしまうこともあるでしょう。そのため、スキー用の帽子をかぶるときは、前髪を帽子の中に入れておくのがおすすめです。
また、耳から体を冷やすことがないよう、耳は帽子の中にしっかりと入れて、寒さから保護するようにしましょう。
スキー用の帽子を豊富に扱うおすすめのブランド
スキー用の帽子は市場にたくさん出回っているため、目移りしてしまうこともあるでしょう。そんなときは、スキー用品を扱う人気のスポーツブランドから選ぶのもおすすめです。
ここからは、スキー用の帽子を選ぶときにおすすめの人気ブランドを紹介します。
DESCENTE(デサント)
デサントは、日本で生まれたスポーツブランドです。
さまざまなスポーツ用品を取り扱うデサントですが、ブランドロゴにスキーの滑降をモチーフとしているほどスキーにはなじみが深く、多くのプロスキーヤーから愛されています。
デサントが取り扱うスキー用の帽子には、ニット帽はもちろん、バラクラバやヘルメットのインナーキャップもそろっています。
機能性に優れ、デザイン性にも富んでいるため、好みの帽子がきっと見つかるでしょう。
スキーの帽子はウェアとのコーディネートも楽しもう
スキーをするうえで、寒さだけでなく頭部を保護してくれる帽子は、なくてはならないアイテムです。
今回紹介したブランドは、スキー用の帽子はもちろん、ウェアや小物まで、幅広いスキー用品を取り扱っています。
ぜひこの機会にスキー用品を豊富に扱うスポーツブランドで、スキー用の帽子を探してみましょう。